「経済学をめぐる巨匠たち」(小室直樹著)
[2004年08月10日] [読書録] [コメント (1)] [トラックバック (0)]
これはブックオフでは売っていませんでした。
私も一応経済学は勉強しましたが、個々の理論を系統だって学んでいませんでしたので、
この本を読んで、それぞれの理論の歴史的な順番を理解できたことは大きな収穫でした。
特に、経済学者でなく政治学者/哲学者と思われるトマス・ホッブズとジョン・ロックの思想から説明が始まっているのはよかったです。
この二人の「自然状態における人間」から社会を考えることが経済学の基盤にあるとの話は納得です(はじめて聞きました)。
また、本著では、
アダム・スミス、デビッド・リカード、ジュレミー・ベンサム、ジョン・メイナード・ケインズ、カール・マルクス、マックス・ヴェーバー、ヨーゼフ・アロイス・シュンペーター、レオン・ワランス、ジョン・リチャード・ヒックス、ポール・アンソニー・サムエルソンなどなど、いわゆる経済学者の理論を分かりやすく?(経済学を学んだ人には分かりいいかも)説明しています。
ただ、経済学は、古典派経済学かケインズ経済学の2種類しか無い、つまり経済の制御の主が、需要か、供給か、の二つしかないとの話はちょっと単純化しすぎのような気がしました(セイの法則を前提とするのか否かが大きな区分であるとしています。私の読みこみが浅いだけかもしれませんが)。
例えば、新古典派は、古典派のただの派生となっています。
兎に角、古典派、ケインズ経済学、マルクス経済学の基本的な考え方が歴史系統的に理解できる本であることは確かだと思います。
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コメント
マルクスを一応支持していますが、ウエブにいいサイトが有りましたのでご覧下さい。できればコメントもあれば尚結構だと思いますが。googleで“景気政策史“で検索してください。
投稿者 : 2008年06月20日 19:59







