本サイトに関してサイトマップ事務所Englishchinese
FUJISUE.NET
ふじすえ健三 画像
「日本の笑顔を作りたい!」 ふじすえ健三は、東京大学助教授を辞して、国会から日本の笑顔を作ります。
民主党参議院議員 ふじすえ健三 公式ウェブサイト

トヨタの金融事業参入について

[2004年08月27日] [「技術立国」再び] [コメント (4)] [トラックバック (1)]

今朝の日経新聞1面にトヨタが証券の販売に参入するとありました。
これを読んでいよいよトヨタもアメリカの自動車会社と同じようなことをしだしたな!と感じました。

下の図は、アメリカの自動車1台が原料から作られ、そして廃棄されるまでの間に、どのようなビジネスでどのくらいの売り上げと利益を出したかを図にしたものです。経営学ではバリュープール(価値の累積)といわれます。

Download file

つまり、図のたては、売り上げを表します(自動車1台ライフサイクルにおける売上高のシェア)また横は、利益率を表します。そうすると「図の各ビジネスをあらわす四角の面積は何を表すか」ご理解いただけたでしょうか?

そうです。各ビジネスにおける「利益」です。

これを見ると、「自動車製造業の営業利益は、自動車ビジネス全体の利益の約15%程度である。つまり、利益の約85%は、自動車が売られた後のサービスによって発生している」のです。特にリースや保険といった金融業の利益は相当な規模となります。

実際、私の記憶によると米フォードの2000年の利益の半分以上が金融サービスからのものでした。ただ、大事なことは、「米国の自動車メーカは、金融に利益を求めだしてから、本業である自動車の製造がおろそかになり、魅力的な自動車や燃料電池自動車などを開発できなくなった」と言われています。
トヨタがそうならないように祈ります。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.fujisue.net/MT3/mt-tb.cgi/3257

このリストは、次のエントリーを参照しています: トヨタの金融事業参入について:

» けんぞうBlog巡り from Kenzo Blog
世界の『けんぞう』さんBlogをご紹介!!友好が深まるといいな♪  ・Kenzoさんの徒然なザツログ…SPAM対策について書かれています。  ・kenzo ログ…サッカーに関しては俺の10倍詳しそうです。  ・KEN-ZONE…日記サイトのようですね。面白いです。  ・kenzoの不定期更 [続きを読む]

トラックバック時刻: 2004年08月28日 16:13

コメント

日本の自動車メーカーは総じて米国の自動車メーカーよりも利益率が高いけどな。

投稿者 せつな : 2004年08月27日 18:53

分析には、ビジネス上(経済的と言う意味)では異論ありません。

ただ、もう少し深く読んで見ると、このニュースは(政治的には)違った意味でも読めるのでは?

たぶん、わかっていらっしゃると思うのですが念のため。

間違いなく?トヨタは銀行への参入を考えています。
しかし、なかなか、(某●●庁の至らなさから)銀行を作れない。

これ(証券参入)はいわばそのため(銀行業務参入)への布石では?

そしてなぜトヨタは銀行へ参入したいのか?

これは国際問題絡みですよね。たぶん。
銀行の一部国有化問題などを含め外交(いや!国防か?!)問題でもあるのでは?

国が守ってくれないから、(トヨタは)自分で防御するしかない。
しかし、●●庁は簡単には許さない?(許せない?)

だからまずは、一歩目から着実に・・・

証券参入の表向きの理由(オフィシャルな理由)はいくらでもあると考えますが、真意は別だと考えるのは深読みでしょうか?

蛇足ですが、個人的には、トヨタを守る事は国益に資すると考えますが。

投稿者 新田 : 2004年08月28日 22:06

すごいおもしろいです。議員さんのPageとはおもいませんでした!

投稿者 Vob : 2005年05月18日 16:02

Vobさん  お褒めのことば、ありがとうございます。

投稿者 ふじすえ : 2005年05月23日 15:20

コメントしてください




保存しますか?


民主党参議院議員藤末健三事務所