第3回 リベラルの会(民主党の憲法勉強会)
[2004年10月08日] [政策 | 外交 | 日記] [コメント (2)] [トラックバック (0)]
私が所属しています議員連盟の1つ、「リベラルの会」が開催されました。
そこで、藤末の考えにすごく近い議論をお聞きしました。
本日講演してくださったのは北海道大学教授の棟居快行(むねすえとしゆき)先生です。
講演テーマは「平和主義の構想力」でした。
講演「平和主義の構想力」の概要:
○護憲、改憲というステレオタイプな議論はやめなければならない。
○軍事力により安全を確保するとの考えは滑稽である。
○前文「諸国民の公正と信義に信頼」に基きという考えは正しい。
○創造的な平和戦略がないのが問題。ただ、戦略がない護憲には賛成できない。
○平和外交にODAをもっと活用すべき。安保条約も日米に限定すべきではない。
○日本憲法の平和戦略を総合的に、創造的に考慮する必要があり、9条だけに目を奪われるべきでない。
○国民の自衛権は、9条2項に関わらず残る。9条を全体の平和戦略の中に位置づけることができる
○安保と自衛隊に依存する軍事的手法による平和戦略は憲法の構想に反する。自衛隊の存在そのものよりもその位置づけに問題がある。
○日米安保といった一国との安保は軍事的には有効であっても平和外交としては必ずしも有効ではない。アジアの集団的安全保障体制作りの方が平和外交の延長上として優れている。
藤末も
○現行憲法のコンセプトの上にODA、人の交流、文化の交流、情報・物・金の流通といった総合的な平和戦略を作る、との考えです。
○ただ、問題は、「総合的な平和戦略」をどのように構築し、実現するかにあります。今の外務省を中心とする外交体制では私は実現できないと思います。
○個人的には、平和戦略を進めるための「総合平和貢献基本法」のようなものを作り、首相がトップの平和貢献委員会なるものを作り、自由貿易協定による人・物・お金の交流の促進、ODAの戦略的な利用、留学生の交流、人の交流(観光の促進)、NGO活動の支援などを図るべきだと考えています。
○今すぐできることとしては、今回メキシコと締結するFTA(自由貿易協定)やEPA(経済連携協定)などにより外国との交流を進めるとともに、ODAをもっと戦略的に使うことがあります。
○棟居先生に「総合的な平和戦略を作るにはどうしたらいいか?」と質問したところ。先生から「民主党が政権をとって、きちんとした外交をやるしかない」との回答を頂きました。
○民主党ももっと外交問題を議論・研究する体制をつくらなければならいのではないでしょうか。
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コメント
護憲で国は守れません。領土も中国での地位も無残です。中国に投資した中小企業は中国側から支払いを故意に延期されて呻吟しています。平和主義とは自己中心であり、共に居並ぶものだけの幸せを願い、しかも、共産党に媚態を作っているだけで絶対平和和主義者なのです。
投稿者 草薙陽子 : 2006年03月12日 13:09
>>草薙陽子さん
ご指摘のとおり、単純な護憲を唱えるつもりは、ありません。
必要な防衛力は当然装備すべきだと考えますし、わが国の海外における資本を護ることは国の重要な役割だと思います。
ただ、このための手段がすぐに軍備になるのは短絡的だとかんがえます。やはり、まずは、国際法の枠組みを使い、わが国の資産を護るべきだと考えます。
私は、経済的な相互依存を深めることにより、より政治的にも安定化できると考えています。
投稿者 藤末 : 2006年03月15日 11:12







