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「日本の笑顔を作りたい!」 ふじすえ健三は、東京大学助教授を辞して、国会から日本の笑顔を作ります。
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ルソーとネアンデルタール人

[2004年10月24日] [日記 | 読書録 | 哲学] [コメント (0)] [トラックバック (1)]

「雑学 哲学(貫 成人著)」という本を読んだ。
その中で、ジャン・ジャック・ルソーについて言及しており、ルソーが「人間不平等起源論」の中で「自然に還れ」と言っていると知った。

ルソーによると
「人間は自然状態(原始人の状態)で「哀れみの情(すなわち自分と他者を同一視する能力)」を持ち、人は元来平等であった。
文明が発達し、土地や農具の私有が始まったことが、不平等の起源である。
とのことである。

そこで思い出したのが
「ネアンデルタール人(クロマニヨン人前の原始人)は、若い頃に身体に障害を持った者を集団で助けていた」
という記事です。

ネアンデルタール人の墓を発掘すると、若いことに怪我をして働けない原始人がきちんと老人になって埋葬されていたのです。
つまり、働けない仲間を助けることを原始人がやっていたということです。

私は、ルソーの「自然に還れ」を読み、また、ネアンデルタール人の話を思い出して、最近の日本人は、「原始人の心を失っているのではないか?」と思いました。

今、年金の議論がされていますが、ほとんどの議論が
「自分が払った分を将来もらえるかどうか」
「貯金とどちらがとくか」
といった自分の利益だけの話です。

年金は、そもそも「現役世代が今の社会を作ってくれた先輩に対してお礼をする制度」です。
貯金でもなく、「戦後の焼け野原だった日本をここまで豊かにしてくれた先輩にお礼をする」わけです。

制度の細かい議論をする前に、「制度のそもそも論」をやるべきだと思います。
助け合いの心を忘れた社会はどんどん貧しくなっていくのではないでしょうか!

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