マイクロソフトの方との議論
[2004年10月25日] [日記 | 講演] [コメント (2)] [トラックバック (0)]
今日、マイクロソフトで働かれていた方と昼食を取りました。
彼は、私の講演を聴いていただき、興味を持たれた点があられたので、それを議論しました。
議論した点は、「技術をいかに収益に変えるか」ということです。
講演で、私は以下のような話をしました。
「日本のコンピュータメーカがソリューション(ソフト開発・サービス)ビジネスにシフトしているが、収益率が8%程度。ところがIBMは、収益率が15%くらいある。」
私がIBMの方から聞いたところによると「その差は、IBMは独自の技術から独自の製品を作り、その製品を使ったソルーションを提供することにより収益率を上げている。つまり、IBMしか提供できないソリューション(情報システム)を独自の製品により作り出しているため価格競争力がある。」とのことでした。
下図を参照ください。
マイクロソフトで働かれた方は、まさしくマイクロソフトの目指すところも同じであり、
マイクロソフトもどんどんOSやアプリケーションの販売から、サービスにシフトしていると仰っていました。
(OSやオフィスなどの急激な売り上げ増はもう見込めないと考えているそうです。)
そこで必要な技術を買ってきて、キラープロダクツ(マイクロソフトでなければできない製品)を作り、ソリューションに乗り込もうとしているとのこと。
日本のコンピュータメーカもやはり持っている技術で「他にはできない製品」を是非開発していただきたいと思います。きっと日立のミューチップやNECのカーボンチューブがそうなのでしょう。
是非がんばっていただきたいと思います。
ところでマイクロソフトの業績ですが、すばらしいです。
米Microsoftの2005会計年度第1四半期(2004年7-9月期)決算は、
> 売上高:91億9,000万ドル
> 純利益:29億ドル
> 事業別には、
> Windows製品を含むクライアント事業:売上高29億9,300万ドル、営業利益23億
9,200万ドル!
> サーバーおよびツール事業:売上高22億3,500万ドル
> インフォメーションワーカー事業(MS Officeなど):売上高25億6,000万ドル
> ビジネスソリューションズ:売上高1億6,000万ドル
> MSN:売上高6億9,000万ドル
> ホーム&エンターテインメント:売上高6億3,200万ドル
とのこと。
クライアント事業部はすごいです。
それに対してビジネスソリューションは、厳しいですね。
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コメント
技術を市場に高く評価していただき、正当な対価をいただく ということは、とても難しいことです。今の世の中、かなり高度な技量を要する製品でも、それを作ることができる競合が2者いれば、瞬く間にコスト競争ですから。ですから、日本にしかできない技術を追求することは重要だと思います。日本にしかできない技術とはなんでしょうか?例えば日本刀?1000年以上の古来より、職人気質で精神主義な日本人が極めつくした究極の切れ味。それとも、所謂 ”すりあわせ”の技術、つまり大勢の人間が、価値観を共有する”場”の中から磨き上げてゆく究極の最適解ですかね。いずれにせよ、”極”がキーワードのような気がします。最近、それは”ロボット”かなと思ったりしてます。日本の究極のサブカルチャーである”漫画”が生み出したイメージと、究極のテクノロジーの融合である”ヒューマノイド”が、その一つの解のような気がしてます。
投稿者 黒メガネやっちゃん : 2004年10月29日 22:39
技術を市場に高く評価していただき、正当な対価をいただく ということは、とても難しいことです。今の世の中、かなり高度な技量を要する製品でも、それを作ることができる競合が2者いれば、瞬く間にコスト競争ですから。ですから、日本にしかできない技術を追求することは重要だと思います。日本にしかできない技術とはなんでしょうか?例えば日本刀?1000年以上の古来より、職人気質で精神主義な日本人が極めつくした究極の切れ味。それとも、所謂 ”すりあわせ”の技術、つまり大勢の人間が、価値観を共有する”場”の中から磨き上げてゆく究極の最適解ですかね。いずれにせよ、”極”がキーワードのような気がします。最近、それは”ロボット”かなと思ったりしてます。日本の究極のサブカルチャーである”漫画”が生み出したイメージと、究極のテクノロジーの融合である”ヒューマノイド”が、その一つの解のような気がしてます。
投稿者 黒メガネやっちゃん : 2004年10月29日 22:39







