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「日本の笑顔を作りたい!」 ふじすえ健三は、東京大学助教授を辞して、国会から日本の笑顔を作ります。
民主党参議院議員 ふじすえ健三 公式ウェブサイト

松野頼三氏の講演を聞く

[2004年11月05日] [日記] [コメント (2)] [トラックバック (0)]

今日は民主党の若手議員の勉強会に参加しました。
松野頼三先生は、大正6年生まれの89歳。
私の故郷 熊本選出の代議士をされていました。
労働大臣、防衛庁長官、農林水産大臣、自民党政調会長、同総務会会長を歴任された方です。
息子さんは、熊本1区選出の松野頼久さんです。

松野先生からは、
○岸首相、池田首相、田中首相などの話をお聞きし
○また、民主党がどうすれば政権を取れるかというご高説を頂きました。
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(松野先生と一緒に。いやはや89歳とは思えない、明朗な頭と元気なお体です。)

松野先生のご講演の概要は以下のとおりです。

○吉田茂(安保条約)
当時ソ連が樺太を下ろうとしており、北海道まで入りそうであった。それで慌てて安保条約を結んだ。サンフランシスコ条約を結んだその後、吉田茂首相が一人で条約にサインした。それほど危機感があった。

○田中首相が日本を間違えた
田中角栄氏が福田氏を追い抜いたことがおかしくなった。お茶碗を逆さにした状況になった(すごい表現ですね)。松野先生が二人が争ったころに田中氏に「福田さんにゆずるべき」と話をしに行ったが聞き入れられなかった。

○池田勇人
所得倍増計画を出した。国債も出せない状況で、政府銀行をたくさん作り、政府系銀行が社債を発行して資金を集めた。輸出入銀行は、輸出したものに輸入権(輸入は利益が異常に高かった)を与え、輸出を振興した。(戦時国債は、公務員の給与として使われた。海軍に勤務した頃に給与の2割くらいが国債だった。)

○岸信介
A級戦犯であるが、非常に無私な人間だった。サイパンが落ちた時、戦争を止めるよう東条首相に進言した。当時の大臣は天皇が罷免することになっており、岸を辞めさせることができずに東条内閣が瓦解した。安保の頃、松野氏は労働大臣をしていた。安保は有力3大臣(池田、三木、灘尾)が反対して辞めた。それでも安保を通した。これだけの覚悟があった。
2年半の巣鴨刑務所の話を聞いた。「米軍は栄養基準だけは守った。ヤシ油などが入っていてまずいがカロリーだけは高かった。本は、良かったが、新聞と雑誌はだめだった。」といった。すごく飾り気がない人だった。素直な人だった。それは安倍信三につながっているのではないか。

○自民党
自民党は過渡期になっている。西武、ダイエーなど古い型が崩れている。今、自民党も古い型が崩れだしている感じがする。

○民主党へ
民主党は区切りが必要。年金の三党合意も自民党が強行採決をした時に破棄しなければならない。政策の区切りをしなければ民主党の存在価値が出てこない。失敗を恐れてはいけない。民主党は今装甲車くらい、戦車になってほしい。自民党の弱点は、古い殻がんこっている。民主党の強さは古いからがないこと、次の選挙が一番大きな戦い。

○農政がカギ
農村をとりに行くべき、生産制限を全廃する。そうすればいい米が出てくる。量でなく、質の競争が始まる。戦争時代の統制農政をやっている。農村の若い人は自民党の政治に飽きている。
あと60名を増やすには、農業を取りに行くしかない。

○迂回献金
昔から迂回献金の話はあった。法律の禁止はなかったが、道義的におかしくてやらなかった。今は、なし崩しになっている。

○政治家とは
出る時に父から「やくざな商売。薦めはしない。」と言われた。自分の息子(頼久氏)にも同じことを言った。2世や3世はゆったりしている。それはそれでいいところがある。2,3世が悪いとは言えない。これは有権者が決めること。

松野先生、有意義な話をありがとうございます。是非、長生きしていただき、引き続きご指導ください。

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コメント

先日、朝日ニュースのテレビ番組で松野先生のお話を聞きました本当に驚いたことは高齢ながら歴史の生き字引のようにお話をされたことでした素晴らしい方と尊敬いたしました
私は当年74歳になり戦時中はまだ子供でしたが、戦時を体験した人間としてなんとなく戦後の整理をしないままで今日にいたり現在の社会悪を招いているように思います
過去になにがあったのか先生のようによく知る立場の方が国民によく分る話をすることは人々が正しい考えを持つ判断材料になり大変大事なことに思います松野先生のホームページを拝見したいと思いますので宜しくお願いいたします

投稿者 中上秀子 : 2006年04月27日 18:53

>>中上秀子さん
現在の若者などは戦争を教科書の中でしか知らない人が多くなっているように思います。
是非、戦争を体験した方から直接話をして頂きたいと思います。
特に身内の方へしっかりとつたえていただきたいと思います。私も両親の戦争体験を聞き、戦争の怖さを感じました。
また、松野先生のような方がHPを作り、情報を発信して頂けると非常にありがたいと思いますが、残念ながら現在のところ公式なHPはなさそうです。

投稿者 藤末 : 2006年05月08日 16:38

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