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「日本の笑顔を作りたい!」 ふじすえ健三は、東京大学助教授を辞して、国会から日本の笑顔を作ります。
民主党参議院議員 ふじすえ健三 公式ウェブサイト

官僚の海外留学

[2005年06月21日] [日記] [コメント (4)] [トラックバック (0)]

新聞記者から『留学した官僚が役所を辞めることをどう思うか?』というインタビューを受けました。

この5月から人事院が「留学した役人が帰国後5年内に辞めた場合授業料を返さなければならない」との制度ができたので、調査しているとのことです。

私は、
①税金で行かせて頂いたので、当然留学してすぐにやめる場合はお金を返すべき、と思う。
(ちなみに私は、1996年4月に帰国し、2004年1月に辞めています。東大は文部省の下部機関で、役人を続けていたことになります。)
問題は、留学した役人が辞めることでなく、役所が「目的もなく留学させ、帰国後も留学で得た能力を使いこなせないこと」にある、と指摘しました。

今でも同じだと思いますが、役所が留学させるかどうかを決めるのは「英語の成績」です。
そのような能力が役所に必要で、誰にどこで勉強させようかなど全く考えていませんでした(10年前は)。

留学し、海外で知識を得た人が、帰国後全くその知識を使わないところに平気で配置されます。
そんなときに、高い給料で誘われたら、転職したくなるのはしょうがないと思います(当然、転職する時は、授業料などは返すべきですが)。

私の数えたところでは、経済産業省の官僚といわれる若い人たちは、2年前で年間15人くらい辞めています。年間40数人の採用ですから、単純計算で1/3が辞めることになります。やめる人の多くが留学経験者です。
私も役人時代にヘッドハンティング会社(人材引っこ抜き会社)から当時の給与の3倍で来ないかといわれたことがあります。なんと3倍です。正直迷いました。
これでは、どんどん辞めていくのもしょうがないと思います。

問題は、やはり役所がきちんとした人材養成計画を持たないことだと思います。
これから中央官庁は、「国内で内弁慶で威張るのではなく。国際社会で他の国に日本のわがままを押し付ける」ことにあります。
皆さん、BISの銀行資本比率規制、時価・連結税制、通信の標準、ISO標準などなど見てください。ほとんど海外の規制を押し付けられ、わが国の産業競争力は相当そがれています。

役所が、きちんと「国際舞台で活躍する人材を育て、活用する」ようになれば、役所を辞める留学帰りも減りますし、なによりも「大きく国益に貢献できる」と考えます。
今こそ、きちんと国際交渉ができる役人を育成すべきです。

国際舞台で活躍できる役人の条件として「博士号」があります。

昔、ロシアの核科学技術者の海外流出をどうやって止めるかの国際会議をした時、

ヨーロッパの代表の多くが、「DR(博士).」だったのに驚きました。やはりその道のプロが出てくるわけです。
一方、こちらは、極東の大学を優秀な成績で卒業した「学部卒」です。やはり、深い議論になると負けていると感じました。

この2月に韓国で人事院総裁にお会いしましたが、
韓国の人事院でも博士号の取得を勧めているようです。

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コメント

 私は国際舞台で活躍できる人と博士号は関係ないと思います。
 挙げられている例では、理学系の博士号であり、専門知識と交渉能力は関係ないのではないかと思っています。

 むしろ、留学などで英語が出来るはずなのに、きちんと日本の主張をできないということに問題があると考えています。
 
 率直に言えば、日本では留学経験も博士号も「資格」としか取られず、それにあぐらをかく、その点の問題が大きいと思います。

投稿者 ハーデス : 2005年06月22日 02:22

>>ハーデスさん
 私の経験でしかありませんが、やはり国際会議において専門知識の差は大きく感じました。英語の能力というよりも、会議場でその場で対応できること。そして、コーヒーブレークで根回しできることが重要だと思っています。そのためには、正式の場で発言するだけでなく、会議場以外での雑談が重要で、そのためには深い知識から出る考えが不可欠と思います。あくまでも私の経験ですが。
追加コメントありがとうございます。

投稿者 ふじすえ健三 : 2005年06月30日 14:39

留学した官僚が役所を辞めてしまうということいついて関心があったので、検索していたら先生のブログにきました。
先生の
①税金で行かせて頂いたので、当然留学してすぐにやめる場合はお金を返すべき、と思う。
(ちなみに私は、1996年4月に帰国し、2004年1月に辞めています。東大は文部省の下部機関で、役人を続けていたことになります。)
という回答には疑問を感じます。私には東大の先生が役人だととはとても思いません。おそらく東大の先生で自分のことを役人と思っている人はいないと思います。先生の場合は、明らかに転職ではないでしょうか?。御自身も、当然、転職する時は、授業料などは返すべきですが、と書かれているように私も役所からもらった費用は返還すべきだと思います。先生が留学したために留学できなかった人もいることを考えるべきじゃないでしょうか?
先生のコメントは費用を返還したくないための言い訳にしか読めません。私は、民主党を支持していますが、このような考え方をしている人が所属しているなんて非常に失望しております。

投稿者 クマ : 2007年06月24日 14:34

私の夫は某省のキャリア官僚です。国費で単身で行った留学先で2度浮気されました。
こういう輩もいるということで・・・。

投稿者 プチ : 2008年02月29日 01:43

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