サマワ駐留自衛隊の車列付近での爆発
[2005年06月24日] [外交 | 日記] [コメント (2)] [トラックバック (0)]
イラクのサマワ市内で陸上自衛隊の車列が通過中に爆発がありました。
隊員の方々には、けががなかったようで、一安心です。
しかしながら、このイラク駐留をいつまで続けるか、本当に不安になります。
九二年、自衛隊は国連平和維持活動(PKO)協力法に基づき、カンボジアへと出動しました。ここから外国領土での活動が始まったのです。
九六年の日米安保共同宣言に基づいて、周辺事態法が制定されました。これは日本周辺地域での米軍の後方支援を可能にするものでした。
ところが、二〇〇一年には、アメリカによるアフガニスタンでのテロ掃討作戦支援のため、テロ特措法を制定し、インド洋に海上自衛隊を派遣することになり、自衛隊の海外活動は「戦時」に広がっていったのです。
そして、自衛隊の海外活動をついに「戦地」まで広げたのが、〇三年のイラク特措法です。政府は活動地域を非戦闘地域に限定しましたが、小泉首相は非戦闘地域の定義について「自衛隊が活動している地域は非戦闘地域」と答弁をしたことは、記憶に新しいところです。
今回の爆発で「サマワが戦闘地域であること」が明確になりました。小泉首相はどう対応されるのでしょうか
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コメント
なぜこういった事件が起こるとすぐ戦闘地域とするコメントが多くの方から出るのは理解できません。
例えば、ロンドン。
IRAがよくテロを行っており、実際私が出張したときも自動車爆弾でテロがあった記憶を思い出します。
また、被害者数では地下鉄サリン事件。政治的思想を持った集団による公権力との銃弾の撃ち合いという点ではあさま山荘なども記憶されている方も多いでしょう。
もし、爆弾などテロ行為が全て戦闘行為だとしたら、日本も戦闘地域になってしまいます。
小泉総理の答弁は私は否定しますが、だからといって爆弾テロや迫撃砲が撃ち込まれたことで、「戦闘地域」と鬼の首を取ったようにいう姿勢では、現実的な政権は執れないのではないでしょうか。
私は米国は嫌いです。
しかし、自衛隊はイラク支援を行っているはずであり、もっと言えば、米軍が撤退しても、ある程度治安が確保できれば、引き続き支援しても良いのではないかと思います。
安全なところから金しか出さない日本では絶対に外交でなめられるのですから。
もちろん、ある程度危険だという議論はあるでしょうし、危険を最小限にすべきだと思います。
しかし、自衛隊員や消防士、警察官というのはある程度の危険を覚悟で尊い職に就かれているに他なりません。
このあたり、「では新生イラクのためにどう汗をかくのか」を明確にした上での議論でないと、単なる言葉遊びになると思います。
投稿者 ハーデス : 2005年06月27日 00:08
>>ハーデスさん
御指摘の通り爆発があったからそのまま戦闘地域というのは、論理がとびすぎていました。ただ、自衛隊の方々のサマワでの活動などについてほとんど全く情報がない状況ということが問題かもしれません。
きちんとした正しい情報が入手できれば、自衛隊のイラン派遣についてももっと納得がいくと思います。
投稿者 ふじすえ健三 : 2005年06月30日 14:34








