石油市場の構造変化
[2005年06月25日] [日記 | エネルギー] [コメント (1)] [トラックバック (0)]
1バーレル60ドルを越えた石油ですが、長期的に見ると市場の構造が変わっています。
石油公団がなくなり、石油の安定供給への関心も低下していると感じますが、エネルギー安全保障の重要性がどんどん増してくると感じます。
一次石油危機~1980年代前半
●第一次石油危機以前はバレル当たり1~2ドルであった原油価格は二度の石油危機等を経て35ドルまで上昇し、その後も30ドル前後で推移。
●供給面では、北海油田やアラスカ油田など非OPEC産油国の原油生産が増加し、世界の石油供給構造が多様化。
●需要面では、我が国を含む先進消費国において原子力、天然ガス等の石油代替エネルギーの開発や省エネルギーが進展。
1980年代後半~
●1986年以降、1990年代後半
サウジが需給調整役を果たしきれなくなったため原油価格は大幅に下落し、概ね13~19ドルの範囲で安定的に推移。
●供給面では、上流部門に対する投資のペースが鈍化し、その後の需要増に十分対応しうる程には上流の開発は進捗せず。
●需要面では、先進消費国等を中心にエネルギー消費の伸びが再び増加傾向に。
●80年代後半以降の需給構造の変化を背景に、世界的な需要の拡大に対し、OPEC等の生産余力が低下。
昨今の動向
●中国等アジアやアメリカを中心とした需要の拡大等、こうした傾向は、中長期的にも、更に継続・進展が見込まれる。
●近時の原油価格の急上昇は、こうした構造的な問題を背景として、供給面のリスク(中東情勢、国際テロ懸念等)、投機等が原因。
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コメント
こんにちは。トラックバックしていただきましてどうもありがとうございました。私は、藤末先生のように経済に精通してらっしゃる方に、経済大国日本の政治を担っていただきたいと思っております。私のブログでは度々、政治家、マスコミ、一般国民みんな
が、もっともっと経済的視点を大切にすべきとの主張をしております。今後も、藤末先生のサイトで勉強させて頂きたいと思っておりますので、よろしくお願い致します。
投稿者 為替王 : 2005年06月29日 11:23







