イギリスの政党の機能について話を聞きました
[2005年08月04日] [日記] [コメント (0)] [トラックバック (0)]
駐日英国公使 マーティン・ハットフル氏から
「イギリスの政治における政党の役割」について講演を頂きました。
○党の政策の決定過程
地方の党組織が政策に対する党員の意見を収集する
それを中央に持ち寄り、議論・調整し、年1回の党の総会(National Policy Forum)で決定する
意見を調整する仕組みが出来上がっている
それでも数年に1回、議員が党の政策に従わないことが生じることがある(ほとんどゼロであるが)
例えば、今年、IDカードの法案については、労働党の議員22名が反対した
(党の決定に従わない場合の措置)
党の決定に従わない場合は、停職など党からペナルティが課せられる
○議員立法は少ない
議員立法はPrivate members' billというが非常に少ない(2004年は5本)
議員立法を行うだけの組織がないのが大きな理由
なお、議員立法の権利はくじ引きで決める(20名の枠となる)
注:日本は、参議院10名又は衆議院20名の賛成で議員立法ができます。
藤末からの質問
○党内に政策を研究する組織はないのか
党の政策をとりまとめるための、党内のシンクタンクはある。
なお、議員当たりの秘書は2,3人とのことです。やはり2大政党制の長い歴史が政党組織をきちんと作り上げていると感じました
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