読書感想「靖国問題」 高橋 哲哉 (著)
[2005年09月04日] [日記 | 読書録] [コメント (0)] [トラックバック (1)]
このBLOGへのコメントで推薦いただきましたので、読ませていただきました。
さすが大学の先生が書いた本だけあって、情報がよく整理されており、偏っていないと感じました。
評論家の方が書く本は自分の理屈を通すために都合がいい情報を使っている傾向を感じますが、この本にはそれが少ないようです。
本書における
1.遺族をはじめとする、靖国神社に関係する人々の「感情」の問題の分析
2.「国立追悼施設」の問題の分析
は、非常に印象的です。
民主党は、マニフェストに「国立の戦没者追悼施設の建立」を掲げましたが、この実現にも多くの課題があることが分かります。
靖国の誕生とその後の経緯を見ると、「靖国問題を含め新しい東アジアの外交のあり方」を見つけなければ、というかパラダイムを完全に転換しなければ、小手先の対応ではこの問題は解決できない、と強く感じます。
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