総人口 初の減少
[2005年12月28日] [「技術立国」再び | 日記] [コメント (10)] [トラックバック (2)]
2005年国勢調査の人口速報値によると
2005年10月1日現在の総人口は1億2775万6815人
2004年10月時点の推計人口に比べ約2万人減少したとのこと。
新聞には統計が始まって以来の初の人口減少と書いてありますが、
もっと長期的な視点で見ますと「日本有史以来初の本格的人口減少」となります。
これは前にも書きましたが、
鎌倉時代はなんと人口700~800万人しかいないのです。
そして、明治維新後に人口が急激に増えています。(100年で倍増)
これからの政策は、「日本の人口が有史以来初めて減少しはじめていること」を前提に考えなければなりません。
都市政策、福祉政策、移民政策、すべてが根本から変えていかなえければなりません。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.fujisue.net/MT3/mt-tb.cgi/4187
このリストは、次のエントリーを参照しています: 総人口 初の減少:
» 移民問題を問う③ ~歴史の変化に気づかない「茹で蛙」~ from カトラー:katolerのマーケティング言論
前回の移民問題に関するエントリー記事に30件を超えるコメントやトラックバックを [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年06月03日 00:51
» 激怒:「出産手当金」の改悪(☆) from ぼちぼち「お得」でプチリッチ
少子化対策が必要って言われて久しいなか、健康保険法がとんでもない改悪をしていて、2007年5月過ぎから「出産手当金」を貰える人が大幅に減るということに気付きまし... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年10月24日 00:28
コメント
人口減の問題って往々にして人口をこれ以上増やさなければならないと言う強迫観念の上に成り立っているんですよね。人口増=善・人口減=悪と言う前提を何の論証も無く置いていて、ホントに人口が減るのが問題なのか?と言う議論が抜け落ちている気がするんですよ。
そんな問題意識で書かれた好著として「子どもが減って何が悪いか!」を挙げておきます。いわゆる"少子化対策"の前提となっているデータが実は恣意的な操作に基づいているものだと言う議論の一方で、いわゆる"反ジェンダーフリー"の主張についても時代錯誤的と批判していますので、バランスの取れている本だと思いますよ。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480062114/mtcedarcom-22/503-0018860-2314364?%5Fencoding=UTF8&camp=247&link%5Fcode=xm2
投稿者 杉山真大 : 2005年12月28日 19:07
ふじすえ先生
人口減少問題を考えるに当たっては,ぜひ,専門家の
間で以下の議論をして頂けないでしょうか。
①そもそも人口減少は,一人当たりの労働生産性
の上昇(=高等教育の拡充)でカバーできないのか
②人口減少によって本当に経済成長が止まるのか
日本は明治以来,「質」を問わずに「量」でごまかして
きてしまった感があります。
労働生産性を問わず,決められたルールのもと,「とりあえず」,「やってやってやりまくって」結果を出す,スポ根
式の社会なのではないかと思う時がしばしばあります。
「量」ではなく,成熟したクオリティの高い「質」重視の
社会は目指せないものでしょうか。
投稿者 法律家 : 2005年12月28日 22:09
杉山真大さん
ありがとうございます。買いたい本が溜まったらAMAZONで買ってみます。
私も少子化=マイナスだけとは思いません。ただ、一般的に考えて、今後高齢者の方々をどう支えるかは真剣に考えないといけません。
法律家さん
ご指摘の点、ありがとうございます。専門的なことをいうと、生産性の向上で成長は可能です。現在の日本は、90年代に研究開発への投資を増やし、生産性向上を目指しましたが、その結果がでていないと思ってあきらめている感じがあります。
やはり生産性の向上で、3,4%の成長を実現するくらいの政策を創りたいですね。WTOコード(補助規制)との関係など壁は多そうですが、やらなければならないと思います。
投稿者 藤末 : 2005年12月30日 13:22
ふじすえ先生
お忙しい中ごへんしんありがとうございます。
「とりあえず出たら通った」という専門性ゼロの議員
も少なからずいる中,ふじすえ先生のような専門性の
ある議論のできる国会議員にシンパシーを感じている
人は,弁護士や医師,経営者の中には多いと思います。
本当にこの国にとって必要なのは,常識論や
思い込みをそのまま述べただけのデータ抜きの議論ではなく,
この国を代表する専門家を結集したクオリティの高い
議論だと思います。
留学経験者の数から言っても,アメリカや大陸系の
先進国(ドイツ,フランス,イタリア)の情報は
入ってきやすいと思うのですが,小国ながら経済的には
大変高いパフォーマンスを誇っているフィンランドや
スウェーデンの情報は国会には十分伝わっていないように
思います。
(法学の世界でも,北欧の法を研究している人は
非常に少ないです)
普通の人には出来ない質の高い議論を,ふじすえ先生には
期待しています。
投稿者 法律家 : 2005年12月30日 16:21
お褒め頂き光栄です。がんばります。
ただ、国会にきて思うのは、あまりにも政策スタッフが少なすぎるということです。
公設秘書2名(会計や名簿管理、事務所の運営をやったら手一杯)で政策秘書が1名という状況で、思ったような活動はできません。がんばって私設秘書に来ていただいていますが、政策系の人を雇うと人件費はバカにできません。
今年は、きちんと政策を発信し、ある程度資金を回収して、それでまた政策をつくるという企業ならばあたりまえの、事業循環を作ろうと思っています。
また、政策を大学(早稲田の客員教授しています)で作るという分業体制も検討していきたいと思います。
自分自身、他の政治家との違いは、おそらく政策力だけで、地元廻りや後援会活動などは著しく劣っていると自覚しています。
ただ、できるところをきちんとしていきたいと思いますので、応援ください。
投稿者 藤末 : 2006年01月04日 13:51
ふじすえさんがお作りになった総人口のグラブを小生のブログで引用させていただきました。事後承諾になって恐縮ですが、引用方法等について問題があればご連絡ください。
投稿者 カトラー : 2006年06月07日 00:55
>>カトラーさん
とんでもありません、引用、大歓迎です。
投稿者 藤末 : 2006年06月17日 12:03
少子化はマイナスにならない
少子化でも成長は可能
に反論です。
企業において、「採用を年々減らし従業員規模を縮小させる。製品性能を高めれば企業としての成長は持続可能だ」という方針が出された場合、その企業に将来性を感じますか?
社会通念はもとより、各種制度等は高度経済成長期に土台を築いたこもあり、「ピラミッド構造」「ゆるやかなインフレ」を基調としています。
「逆ピラミッド構造」における制度設計、そこへの意識改革プランはあるのでしょうか?
現状のまま、GDPは持続、労働者人口半減のシミュレーションプランを教えて下さい。
労働者給与倍増も税率高騰で税引き所得は変わらず。でさえ夢物語では?
少子化を許容するのならば、実現可能で納得のいく政策提示をお願いします。
投稿者 自衛官 : 2006年06月21日 01:44
>>自衛官さん
ご指摘をありがとうございます。
ご指摘の点、マクロで考えると、人口が減る中、労働人口も減少し、経済が成長するためには、大きくは、生産性の向上(技術革新など)、資本投下の拡大しか道がありません。その点のシミュレーションは見たことがありますが、ほとんと架空の仮定を設けており、どこまで達成できるかは不明です。(電子データを入手できたら掲載します)
また、人口減少で社会制度自体の変更が必要だという点はごもっともだと思います。
この人口減少は、わが国の有史以来初めての現象であり、小手先の制度変更だけではなく、抜本的な考え方を変えなければならないと考えます。例えば、徳川幕府の鎖国みたいな転換、逆に外国人を大量に受け入れる制度を作ることなどが必要と思います(暴論をお許しください)
投稿者 藤末 : 2006年07月03日 09:22
>逆に外国人を大量に受け入れる制度を作ることなどが必要と思います
外国人の大量に受け入れは、応急処置的考えであって、根本の原因
を解決するものではないのではないでしょうか?
現政権(自民党)の以下のような流れも同様です。
自民、外国人定住へ基本法・「移民庁」設置など検討
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080505AT3S0201E04052008.html
日本の持続的な安定を前提として、必要な経済成長を維持するために
小手先の外国人受け入れなどは、日本人にとって本当にプラスに働く
のか疑問でなりません。
技術立国として、イノベーションによる生産性向上を考えていない
ように思えます。サンフランシスコで見られるように本当に優秀な
人材が海外から集まるような制度であれば良いのですが、単に人口不足
を補うための外国人の大量受け入れには賛同できません。
小手先の制度変更とならないよう、技術、経営にもお詳しい先生のような
方により良い策を提案していただき、現政権の暴走を止めていただければ
幸いです。
ぜひ最近の少子化問題についてのお考えなどお聞かせいただければと
思います。
これからも応援させていただきます。
投稿者 後輩エンジニア : 2008年05月06日 03:36







