武器貿易条約(ATT: Arm Trade Treaty)についての議論
[2006年01月30日] [外交 | 日記] [コメント (10)] [トラックバック (2)]
羽田元総理も参加し、標記の会議が行なわれました。
oxfamという非営利組織の日本支部の方々とガーナのメンバー、そしてドイツの国際武器転換センターの小型武器管理部門のトップとの話し合いになりました。
ガーナのメンバーからアフリカにおける武器貿易の状況の説明がありました。
様々な武器が先進国から持ち込まれている。軍事援助として持ち込まれるものなどが多いが、管理の悪さから非合法分野に抽出して、犯罪などに使われるようになる。西アフリカ諸国では集まって武器管理を行なおうとしているが、武器輸出元などが参加していないため実効性が低い。
より国際的な規制の枠組みが必要となる。
日本の武器貿易管理に関する期待が大きい。1995年長崎において小型武器の拡散管理についてのパネルを国連に設置すること決めたことが大きい。今後とも日本の役割は大きいと考える。
ドイツの武器管理部門リーダーは、
ドイツは40年前まで世界最高のライフル(G3)を作っていた。ドイツは武器輸出国である。日本は、先進国の中で唯一武器を輸出していない国である。
武器管理について大きな貢献ができる立場にある。
日本にとって、海賊問題など直接関係するものである。
ドイツでは、政治家や政府役人とNGOが集まり、小型武器に関する議論を行なう会合がある。(政治家が政府からだけでなくNGOからも情報を入手できるため、議論が進む。)
わが国の国際貢献において、武器管理や大量破壊兵器の不拡散への取り組みは、わが国のポジションを明確に示しやすいと思います。
具体的な取り組み・政策について、より深めて行きたいと考えます。
質問主意書で外務省にATT(Arm Trade Treaty)への対応について質問してみます。
NGOと政府と政治家の連携は、今後日本でも必要になってくるかも知れません。
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「もはや避けられない悪夢か 中国による日本併合を防ぐ道は真の独立国になること」
他方、中国は、十分な軍事力を保有する。過去17年間、一度の例外もなく、軍事予算... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年01月31日 00:54
» control arms seminar-3 from SASAPY's WORLD
昨日はOxfamによる「武器の規制と人間の安全保障」のセミナーの最終回である,第三回目に参加してきた. ( click -> 第一回,第二回 )
今回はA... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年01月31日 10:59
コメント
ふじすえ健三様,
SASAPY's WORLDへのトラックバックどうもありがとうございます.
私も8月から9月にかけてのOxfamのセミナーを受けてcontrol armsのキャンペーンを知り,その後どのように広がっていったのか興味を持っていたので,政治家の方が参加した会議に関するこのような報告を読むことができてとても嬉しいです.
政治家とNGOの連携だけでなく,あらゆる分野の人たちがお互いを知り協力しあう体制というのは今後ますます大切なことになっていくのではないでしょうか?
私はまだ学生ですが,工学分野の専門家が国際協力の現場でどのようなアプローチをしていけるか,私なりに考えていきたいと思っています.
今後のご活躍,楽しみにしています.
投稿者 sasapy : 2006年01月31日 11:10
>> sasapy
こちらこそ、よろしくお願いします。
まずは、質問趣意書という政府への質問状を出して、ATTへの取り組みに関心を高めてみようと考えています。息が長い取り組みになると思いますが、是非ご指導ください!!
投稿者 藤末 : 2006年02月03日 14:26
ふじすえ様,
質問状というのは本当に質問事項が書いてあるのでしょうか?
それとも政府に取り組んでもらいたいことを述べるためのものなのでしょうか?
政治なんかは高校のときに少し勉強しただけで,お恥ずかしいことに政府の仕組みや仕事などほとんどわかっていません.
でもほとんどの若い人は私と同じレベルだと思います.
こちらのサイトを見ていて「なるほど」とか「へえっ」と思うことがいろいろあります.
このような媒体を通して,政治を一般市民にも親しみやすいものへと変えていってほしいと思います.
投稿者 sasapy : 2006年02月05日 12:36
>>sasapyさん
質問主意書とは、国会議員が会期中に内閣に対し文書で行う質問です。
主意書は参議院議長に提出された後、内閣に転送されます。
そして、質問に対する政府(総理大臣)の回答は内閣法制局の審査と閣議の了承を経て行われ、国会での答弁と同じ効力を持っています。
つまり、相当な効力を持ちます。
国会では委員会に所属し、自分の所属する委員会以外の質問は、基本的に質問主意書にたよることになります。
ただ、委員の差し替えという制度があり、例えば、昨年私は、郵政特別委員会や国土交通委員会で国会質問を行いました。正直、国会質問の方が迫力があります!
投稿者 藤末 : 2006年02月08日 09:12
ふじすえ様,
ご親切な回答をどうもありがとうございました.
内閣は国会でのみ答弁するのではなく,質問主意書という媒体を通してもしっかり国民の意見を聞き考えるバックグラウンドがあるということですね.
国会答弁はときどきラジオで聞きますが,質問と回答がどこかチグハグな印象を持つことが時々あります.
どうかATTへの関心が高まり,世界中で小型武器の輸出が規制されるように日本国民の代表として頑張ってください!!!
投稿者 sasapy : 2006年02月10日 16:05
>>sasapyさん
今、質問主意書を作成中です。
外務省で頑張っておられる方々がもっと頑張っていただけるような回答をうまく引き出して行こうと思っています。
出しましたらBLOGで議論させていただきます。(出す前ですかね?)
お願いします。
投稿者 藤末 : 2006年02月13日 17:51
いつもお返事ありがとうございます.
とても誠実な対応をしていただいて嬉しくなりました.
これからも国民の一人として国の行方に関心を持ちながら,
こちらのブログを拝見させていただきます.
そして,ふじすえさんを応援します!
投稿者 sasapy : 2006年02月16日 14:08
>>sasapyさん
今、軍縮外交をプッシュするような意見書(質問趣意書)を書いています。
色々とやりすぎといわれることもありますが、できることを着々と進めていきます。
応援ください。
投稿者 藤末 : 2006年02月20日 11:41
小型武器については、ゆうじんでミリオンフェイスキャンペーンに関わった人や、「ロードオブウオー」などをみて、ぜひ、武器貿易条約の一刻も早い締結をと願っておりました。
ぼくの家族も、ミリオンフェイスキャンペーンには顔写真入り署名送っています。
羽田元総理も参加ということで、たいへんうれしいです。
とっても非常にありがたいです。
投稿者 いけだごう : 2006年03月25日 20:57
>>いけだごうさん
私の羽田先生のような影響力がある方が動かれていますので、ありがたいです。ただ、ATTの締結までの道のりは長いものになります。国際合意、締結、そして発効までどのくらいかかるか見えませんが、地道にやってみます。
投稿者 藤末 : 2006年03月28日 09:38







