科学倫理
[2006年01月04日] [日記] [コメント (1)] [トラックバック (0)]
先日、コメントで科学倫理の話を頂きました。
私は、科学倫理が科学技術の進歩についていけていないような感じを持っています。
先日読んだ本で「遺伝子操作で頭がよくなったねずみ」の話がありました。
内容を読むと、どうも人間にも応用できそうな技術です。
*研究者はアルツハイマーに役立つとしています。
この技術ができたのが1999年ですから、臨床実験が終わっていてもおかしくないと思います。
もし、この頭がよくなる遺伝子操作が市場に出たらどうなるか?
相当SFの世界に近くなります。
ご指摘があったように科学倫理ももっと研究を加速しなければならないですね。
頭がよくなったねずみの研究は、1999年、プリンストン大学の銭卓教授のグループで行なわれました。
科学の回廊によると
マウス(1匹ではなく遺伝子操作を受けた一群のマウスたち)は、記憶と学習の能力が通常よりもかなり優れていることが、いくつかの実験から確かめられた。例えば、彼らは通常の4~5倍の時間にわたって記憶を維持することができる。2個の物体をケージに入れて探索させた後、数日経ってから1個を別の物体に変えて再び提示したところ、普通のマウスが両方とも「初めて見るもの」として探索行動を開始したのに対して、ドギーたちは、以前に見た方は覚えていて、新しい物体にだけ興味を示した。また、学習速度も速い。ある部屋にそれまで流されていた電流が切られたことを学習するのに、通常のマウスでは5回以上の試行が必要なのに対して、ドギーたちは2回程度で電気ショックがないことを学んでしまった。さらに、白く濁った水の中に隠された台の場所を周囲の視覚的な手がかりをもとに探し出させる(ネズミにとってはかなり難しい)課題でも、ドギーたちは高い成績を収めた。
ドギーの系統を作り出した遺伝子操作は、シナプス結合の強化に関与するNMDA受容体の機能を高めるというものである。
とあります。
また、日経サイエンスには銭卓教授のコメントが出ています。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.fujisue.net/MT3/mt-tb.cgi/4209
コメント
イチョウ葉エキスやバレリアン抽出液など既に「頭が良くなる」と銘打ったサプリメントは世に好評を博しています。一方で昨年に発売の Nintendo DS ソフト「頭の良くなる・・・」シリーズ(東北大学K教授監修)が大きな売れ行きだったことも見逃せません。間違いなく「頭が良くなる」ことにニーズは存在します。そして同じくらいに「自分の子供の頭を良くしよう」というニーズも埋もれていると考えます。既にお隣C国では「四柱推命」等の「占い」を用いて、○月◎日の何時何分に生まれると知的な子供が生まれる・・・⇒帝王切開という動きが事実として存在しますし、知的な名前(例えば☆☆子とかいう感じ)という民間伝承だって日本に残っていたりします。そのような中で「科学」が出現したときに、資本主義はその科学に由来した技術を如何に迎えるのでしょうか?非常に興味深く、かつ重要な問いかけと存じます。
投稿者 マトスン : 2006年01月04日 18:45







