本サイトに関してサイトマップ事務所Englishchinese
FUJISUE.NET
ふじすえ健三 画像
「日本の笑顔を作りたい!」 ふじすえ健三は、東京大学助教授を辞して、国会から日本の笑顔を作ります。
民主党参議院議員 ふじすえ健三 公式ウェブサイト

日中ビジネスネットワークで講演「経済vs安全保障」

[2006年01月14日] [外交 | 日記 | 経済 | 講演] [コメント (42)] [トラックバック (1)]

昨夕、日中のビジネスパーソンが集まる会合で講演しました。

今、党内で議論しているネタなので張り切りました。
中国との外交問題を「経済と安全保障」に分けて議論すべきとの論調です。
*安全保障だけの議論の人が多いので、私はパッケージで話をしようと頑張っています。
051226chinapowervstradehyousi.jpg

経済面での特長は、中国から見た最大の貿易相手が、日本でなくなった、ということです。
欧州、米国の次、3位になっています。
政冷経熱といいますが、実は経済も冷であるということです。
051226chinatrade.jpg
この図以外にもデータはてんこ盛りです。

また、安全保障を見ると以下のようになります。
この図を見て、中国のひとが
「中国は、海への出口がほしくて台湾問題にこだわっている。日本を侵略できるような装備にはなっていないはず。中国の考えをもっと洞察してはどうか。」と教えてくれました。
なるほどご指摘のとおりです。
05122chinapower.jpg

そして、前原代表が脅威という中国の軍事費です。
確かに急上昇です。ちなみに日本の自衛隊予算は約5兆円弱です。
*ここには装備を載せていませんが、日本領土を攻撃できる兵器は中距離ミサイルしなかいと思われます(資料はあります)。
051226chinapowersuii.jpg

今年は事務所の活動費を講演で稼ごうとしています。
大学の先生をしていましたので、そこそこの講演/講義をする自信はあります。
是非、事務所にご連絡ください。

このブログをもっとPRするためにランキングに登録しました。
是非、クリックしてください!
banner2.gif

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.fujisue.net/MT3/mt-tb.cgi/4232

このリストは、次のエントリーを参照しています: 日中ビジネスネットワークで講演「経済vs安全保障」:

» 民主党に安全保障を任せられるのか? from 時事を考える
民主党参議院議員・藤末さんのブログの日中ビジネスネットワークで講演「経済vs安全 [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年01月14日 16:22

コメント

ふじすえ先生

ふじすえ先生のようにデータを見てから議論して
くださる議員の先生は,本当に貴重な,この国の
宝だと思います。

霞ヶ関の友人と飲み会でいつもボヤキネタとして
出るのですが,

・子供を対象にした凶悪な事件が起こる
→バブル崩壊以後,「治安の悪化」が急速に
進行していると『データを見ずに』役所に
怒鳴り込んでくる(電話ですが)

・メディアを巻き込んだ敵対的買収が起こる
→『データも見ずに』,あるいは,M&A先進国で
あるアメリカの実証分析も『一切調べずに』,直感で

「大買収時代の到来」と決め付け,怒鳴り込んでくる。

などなど,一つ一つの出来事に認識が左右されて
しまう方が残念ながら国会議員や大新聞の編集委員の
方々にさえいることが,悲しくてありません。

ふじすえ先生のような定量的な議論が出来る方こそが
この国のリーダーになるべきだと私は思っております。

投稿者 法律家 : 2006年01月14日 09:42

ふじすえ健三さん

初めまして。
トラクバックありがとうございます。

昨日の「日中ビジネスネットワーク」での講演会に参加させていただきたかったのですが、どうしても時間がとれず、やむなく断念しました。
次回、機会があれば、是非、ふじすえ健三さんの講演を聞きにいければと思っています。

投稿者 MLOS : 2006年01月14日 12:47

>この図を見て、中国のひとが
>「中国は、海への出口がほしくて台湾問題にこだわって
>いる。日本を侵略できるような装備にはなっていないはず
>なるほどご指摘のとおりで

本当にそんな主張に納得されたのですか?
 台湾を制圧できる装備=日本(沖縄)を制圧できる装備
ではないですか。
それこそ地図を見れば一目瞭然でしょう。どんな兵装なら台湾侵略と沖縄侵略とに違いが出るというのですか?

そもそも、台湾を越えて海に出て中国は何をしようというのですか?その先にあるのは、他ならない我が国の領域や貿易航路でしょう。

上の発言は、侵略意図を吐露したものではあっても侵略能力を否定できるようなものではありません。納得されたうえ、もし同意の返事までされたのなら脳天気としか言いようがありません。

>日本領土を攻撃できる兵器は中距離ミサイルしなかいと

核兵器搭載ミサイルですか?

投稿者 あおい : 2006年01月14日 15:33

日本は中国・南北朝鮮と"冷戦"状態になっていても東南アジアがあるインドがあるとタカをくくっているみたいですけど、実際には東南アジアやインドにしても中国との関係を重視しているんですよね(もっとも外交や安全保障での利害は一致していない面もあるけれど・・・・・)。兎角に中国や南北朝鮮の「反日」を非難している面々はその点を理解しているのか疑問に思います。

>中国の国防費
中国の場合、日本と言うよりアジアに展開している米軍への対抗と言う問題がある訳ですよね。このまま日本も中国も軍備拡張に走っても何の利益も無いのではないでしょうか?少し前に中村敦夫氏が全アジアと米・露・豪を巻き込んだ軍縮協定を提唱していましたけど、今こそ民主党はアジア全体での軍縮構想をまとめるべきではないかと思うのですが、前原代表にそれを求めるのは期待し過ぎというものですかねぇ・・・・・

投稿者 杉山真大 : 2006年01月14日 17:31

>>法律家さん
この国のためにきちんとした議論をすべきだといつもいもってやっています。
学者と官僚の経験がある私にはその役目があると思っています。
ただ、国会で感じますのは、役所がデータを公開していない(特に悪いデータ)ではないかという危惧です。
例えば、年金の計算に使う出生率を出さなかったり、上海領事館の事件を隠したりと、情報の隠蔽ができなくなるような制度の必要性を感じます。
また、わが国に必要なものはシンクタンクです。データに基づく政策の作成が中央官庁に独占されています。これを絶対変えて行きます。
すでに学者出身の政治家の方とはその話をしています。ちょっと先方が忙しすぎて、一時具体化は難しいかもしれませんが、アイディアはすでにあります。
あと、「先生」はやめていたらければと思います。
またコメントください。菅原君も元気に色々と助けてくれます。

投稿者 藤末 : 2006年01月16日 12:14

馬鹿かあんたは?
直接日本を侵略できる装備が今はないから日本は安全なのか?

仮定ではあるが、台湾が中国に陥落させられたら、日本のシーレーンがどうなるかは想像さえもできないのか?

脳みそに何が詰まっているんだ?
その程度の想像もできないならば、国費で養う意味も無い。
即刻辞職すべし。

やはり民主党には軍事関係に明らかな者はほとんど居ないのだと良くわかった。
それよりなにより、中国人に聞いた屁理屈でキッチリ納得してしまえる所が凄い。痛い、痛すぎる。

投稿者 三輪の何某 : 2006年01月16日 23:25

>>MLOSさん
是非、事務局の催促ください!
気合を入れて資料を作っていますので!

>>あおいさん
中国の貿易、ほとんどが港から出ています(手もとにデータがなくてすみません)。
貿易の海上ルートの確保は、食料もエネルギーも輸入国になった中国には大きな意味があると思います。
ちなみに沖縄攻撃と書かれていますが、「中国が沖縄を攻撃する意味」をお教えください。
中距離ミサイルは、核ミサイルです。

>>杉山真大さん
中国で現地の日本人や研究者の話をお聞きしていると、兵力は減らすが、兵器の近代化を進める、という路線は変わりにくいと思っています。経済が成長しており、軍備をまかなえるだけの経済があると思われます。
軍縮をやることも大きな課題ですが、その前に大量破壊兵器のアジアでの拡散を止める枠組みを作るなどのイニシアティブを日本、米国、中国などでおこなうことができればと思います。六ヶ国協議も仕切れない状況ではあまり理想を言っても唇が寒いですが。

投稿者 藤末 : 2006年01月17日 10:19

>中国は、海への出口がほしくて台湾問題にこだわっている。

そうでしょうね。ロシアが海への出口が欲しくて、不凍港が欲しくて南下政策という侵攻戦略を国是としたのと同様です。

>日本を侵略できるような装備にはなっていないはず。

台湾を侵略できる装備があれば日本も侵略できますよ。どちらも渡洋侵攻になるのですから。

>中国の考えをもっと洞察してはどうか。

海洋覇権を目指していると思われます。

>そして、前原代表が脅威という中国の軍事費です。
>確かに急上昇です。ちなみに日本の自衛隊予算は約5兆円弱です。

その図には、実質的には中国の軍事費は900億ドル相当とあります。つまり10兆円を超えているわけです。

>ここには装備を載せていませんが、日本領土を攻撃できる兵器は中距離ミサイルしなかいと思われます

その認識は間違いです。空軍の戦闘機と爆撃機で日本まで到達できるものがありますし、更に空中給油機の導入まで始まりました。

旧式ですが戦略爆撃機、轟炸6型(Tu-16)が120機。
一線級の性能を持つロシア製戦闘機Su-27、Su-30が合わせて200機。

空軍作戦機300機近くが対日戦に投入可能です。Su-30は今後500機近くに増大する購入計画があり、轟炸6型の後継にTu-22MとTu-95を購入する計画も持ち上がっています。

また近年、海軍戦力の増強も甚だしく、大連にはウクライナから購入した空母ワリヤーグがあります。13日の朝日新聞には「中国、悲願の空母獲得か」と報じられていました。

>「中国が沖縄を攻撃する意味」

1.領土的野心
2.海底資源
3.海洋への出口確保
4.台湾武力侵攻時の後方遮断
5.日本海洋ルートへの直接的遮断

>経済が成長しており、軍備をまかなえるだけの経済があると思われます。

中国は経済成長率以上の伸び幅で軍事費が拡大しています。
韓国も同様に、軍拡を始めました。

>兵力は減らすが、兵器の近代化を進める、という路線は変わりにくいと思っています。

「兵力」は増えています。単純に数×質が兵力と考えてください。

「兵数」は減っています。「兵器の近代化」で質が向上しました。

数を減らしてもそれ以上に個々の質が向上すれば全体の兵力は増すのです。

投稿者 SLOC : 2006年01月17日 17:08

http://www.strategypage.com/htmw/htiw/articles/20060112.aspx
China Tries to Hide the Truth About Japan
January 12, 2006:

ストラテジー・ページ:中国政府がその人民に、日本について隠していること

中国政府は、中国人民に、日本というのは軍国主義の国で、中国に対する脅威であると信じさせよう
としている。その口実のひとつは、日本の軍事予算が$42Bにのぼり、$26Bの中国の軍事予算より大
きい、というものである。そのほかに日本の近代的な軍部が強調され、(1945年に終わっているのだ
が)日本の中国への侵略意図などが(中国のメディアでは)指摘されている。

日本に言わせると、中国は日本の10倍の軍隊を抱え、軍事予算は$30Bを超えている。中国の軍事予算
はR&D経費を含まないなど計算方法が他の国と異なる。日本の軍事予算の45%は人件費であるが、10
倍の軍隊を持つ中国の軍事費の人件費は20%以下である。日本の自衛隊の軍備はコストが矢鱈に高くて
その上、軍事予算の5~10%は騒音対策の民家の防音ガラス窓などの支援に使われている。

さらに大きなポイントは、中国は核武装しているが、日本はそうではない。日本の軍事予算は1990年
以降、毎年少しずつ減ってきているのだが、中国は軍事予算が毎年大幅に増加している。どうみても
中国の軍事力は飛躍的に増大しているのだが、日本のそれは増大してはいない。そうした事実は中国
のメディアには書かれていない。

投稿者 foo : 2006年01月17日 17:22

藤末先生、はじめまして。興味深く読ませていただきました。
感想を書かせていただきます。先生がお読みになられた後は
消していただいても構いません。

> 経済面での特長は、中国から見た最大の貿易相手が、日本でなくなった、
> ということです。欧州、米国の次、3位になっています。
> 政冷経熱といいますが、実は経済も冷であるということです。

「貿易額」との括りのため、品目と輸出入の内訳が無いと
読み誤るグラフになっていると思います。近年は中国経済の伸びに
よる人件費の高騰から中国製品のコスト高が発生、対中輸入の伸び率は
足踏み状態ですが、反面、対中輸出の伸び率は輸入伸び率を逆転しました。
「経済も冷」というのはそういう視点を欠いた評価であり、
現状は対中輸出の増加により日本製品を売り込む時期、対中貿易赤字を
減少させる時期に来ているものと考えます。日本の問題としては
中国に代わるコスト安な生産国を見つける必要がある、という事でしょう。

また、欧州の伸びも中国の購買力の伸びによるものですね。
更に言えば、この中対欧州貿易額のうち5~10億ドルは軍事転換可能な物資が
含まれています。


> この図を見て、中国のひとが
> 「中国は、海への出口がほしくて台湾問題にこだわっている。
> 日本を侵略できるような装備にはなっていないはず。中国の考えを
> もっと洞察してはどうか。」と教えてくれました。
> なるほどご指摘のとおりです。

「中国のひと」がどの位置におられる方か解りませんので、
その辺りを明らかにしていただけると嬉しいと思いました。

ところで、中国の方に「日本の考えをもっと洞察してはどうか。」
と言うと、何と傲慢なことかと中国の方にも一部の日本人にも
怒られますね。(笑)


> そして、前原代表が脅威という中国の軍事費です。
> 確かに急上昇です。ちなみに日本の自衛隊予算は約5兆円弱です。

中国と日本とでは物価、人件費ともに違いすぎますので、金額での
両者の比較は意味をなしません。比較するなら武装、兵力が妥当です。
それを「ちなみに日本の自衛隊予算は約5兆円弱です。」
と付け加えるのは、いかがなものかと思われます。

投稿者 岩魚 : 2006年01月17日 18:32

感激しました。
先生のような頭がお花畑の人が民主党を万年野党にしてくれて
います。
これからも、自説を曲げることなく突っ走ってください。
前原のような現実派は民主党には必要ありません。
民主党に必要なのは先生のような空想平和主義者です。

投稿者 小泉 : 2006年01月17日 18:48

何とおめでたい。これが国会議員とは、あまりの危機感のなさに呆れました。
日本の領空・領海を侵犯し、日本の潜水艦の情報を盗み、情報ほしさに上海領事館を自殺に追い込む。
自国の国民の命は紙のように軽く、人権意識もなく、前近代的な覇権主義の中共の一党独裁の国家の言い分を疑いもせず信じているとはw
民主党の議員さんは、チベットや東トルキスタンやウイグルの民族弾圧も知らないんでしょうね。
もう笑うしかありません。
>沖縄侵攻の意味を教えて?
あははははは・・・。これが国政を預かる人間のいう言葉ですか?あなたは日本の国民の生命・財産を守る立場にあるのですよ?民主党に投票しなくて正解でした。

投稿者 さらw : 2006年01月17日 21:41

あおいさんへの答えで核ミサイルと答えられていますが、核ミサイルが脅威でないと考えているのでしょうか。

まさか昔のサヨクの様に中国様の核はきれいな核、それ以外は悪の汚い核だから無問題とか、それとも金出さなきゃミサイルぶっ放すぞと脅されて、ODAを払いつずけてきたのだから状況は今も昔も変わらないとか。

要するに人間の頭の中(考え)はわかりません、だますつもりなら始めからだますつもりですと言って、近づいてきません。
はじめは友好のつもりでも、状況が変われば敵にもなります。

その能力があれば脅威になります。
沖縄を侵略する理由をとのことですが、海路を支配し日本の海運を
コントロルし日本を実質支配するためです。

沖縄が中国領とならなくても脅迫されて日本として自由な政策決定や自由な通行ができなくなるだけでも、大変な影響を受けます。
通産省で働いていらっしゃったら、わざわざ言う必要がないと思いますが。
あまりにも善意のみで国家の行動を解釈するのは危険です。
中国や南北朝鮮については善意のみで解釈し、アメリカについては
悪意を持ってその行動を解釈する人が、民主党には多いみたいですが、残念です。

まだまだ言いたいことがありますが長くなりますのでこれで終わります。

投稿者 nanasi : 2006年01月17日 23:49

>*ここには装備を載せていませんが、日本領土を攻撃できる兵器は中距離ミサイルしかないと思われます

上記MOLS氏も言っていますが、核弾頭積む可能性があっても「しかない」と言える平和ボケした考えに呆れるを通り越して感動まで覚えます。
「最悪の事態を想定して最善の手段を講じる」のが政治家の役目だと私は思っていたのですが、お花畑の住人でも政治家になれるようですね。

それと、民間の経済活動に政治家が口出ししてうまくいったことがありますか?所詮政治家は経済に関しては素人。いらんことしないで政治に専念してくださいな。

投稿者 カラム : 2006年01月18日 02:00

藤末様
>貿易の海上ルートの確保は、… 中国には大きな意味があると思います

現状も、またこれまでも中国の海上貿易ルートが妨害されたことはありません。平和的な貿易船はすでに何の問題もなく中国から”海に出ている”のです。上の見解は見当外れです。

これ以上の「ルートの確保」とは、いったい何を意味しているのでしょうか?
常識的に考えればそれは軍事上の制海権の拡張であり、それが台湾の先ということになれば直近の目標は我が国の航路、経済水域でしょう。(これこそ、地図を見れば一目瞭然のことです。)
事実、中国海軍の資源探査船が我が国の水域を無断で航行を繰り返している現実もあります。

これらのことを考えれば、少なくとも件の中国人の発言を聞いて安心と納得するのはおかしなことでしょう。

>ちなみに沖縄攻撃と書かれていますが、「中国が沖縄を攻撃する意味」を

その部分では「意味」は問題にしていません。「能力(装備)」の話をしています。元の、中国の方の発言を読み直して下さい。台湾向けの攻撃装備と日本(沖縄)向けの攻撃装備は違う、だから日本は心配しなくてもいいのだと主張していますが、その論がおかしいことを示しているのです。

しかし前述のように”海への出口”発言の意図を考察してみると、沖縄攻撃の意味も現実味を生みますね。
ひとつは、中国軍の(短期的)目標が台湾の先=沖縄を始めとする日本だという意図が明白になったわけです。目的が資源の奪取にあるのか航路妨害あるいは威嚇にとどまるのかはさておき、軍事目標と考えていることは間違いないでしょう。
もうひとつ、台湾占領が制海権確立を企図したものならば、占領目標は沖縄でも良いということもいえます。これも、地図を見れば一目瞭然のことですね。

以上、”台湾向け装備論”は、論としても論理を成していないし、軍事的野心が露骨に含まれているという点で中国の脅威を示すものであれ、安心を呼ぶようなものでは決してないのです。

投稿者 あおい : 2006年01月18日 05:47

単なる「海への出口」でしたら周辺諸国と友好関係にある限り何の問題もありません。通過させてもらうだけです。その理論が通じるのは国が海に面していないか、不凍港を欲する場合だと思います。実際、日本の生命線であるタンカーは他国の領海であるマラッカ海峡やロンボク海峡を通過していますが、別に何の不自由もしていません。中国の「海上ルートを確保するために台湾侵略も辞さない」を正当化するのならば、日本もインドネシア・マレーシア・シンガポールを侵略しても良いのでしょうか? 太平洋戦争に逆戻りですが。
台湾に関しては「1つの中国」という面子の問題と「黄海の聖域化」が目標であると思われます。今最も確実な核戦力はSLBM(潜水艦発射弾道弾)です。衛星から丸見えの陸上配備とは異なり、何処に潜んでいるかわからない潜水艦は非常に有利です。
ところが現状では港のすぐそばまで他国の潜水艦が来て出港と同時に監視されていますし、深く広い太平洋に隠れようにも、以前あった領海侵犯事件のように台湾―沖縄―九州の海底にある探知網で容易に補足されてしまいます。
しかし台湾を手に入れれば、太平洋への安全な道が開けます。西海岸に接近して弾道弾を撃てばアメリカがMDを配備しても対処時間が限られ迎撃はかなり困難になります。ただ出口はある程度限られますし、他国の潜水艦が黄海に入り込んで来ます。
ここであおいさんが言われるように沖縄を手に入れたらどうなるでしょうか? 黄海ははほぼ完全に中国がイニシアチブを取ります。進入しようとした他国潜水艦は逆に探知され、中国の潜水艦は安全な海域から何処でも狙う事ができます。

投稿者 赤松 : 2006年01月18日 09:51

>ちなみに沖縄攻撃と書かれていますが、「中国が沖縄を攻撃する意味」をお教えください。

内心では沖縄を「本来自国領」と思っている中共幹部もいますけどね。
中国にとって米国におけるイラク程度には「攻撃する意味」はあるでしょう。在日米軍が撤退し日中の軍事バランスが米イラクほど開いたら侵攻の可能性は0ではありませんよ。

こういう↓分析にはどうお考えでしょうか。
>http://www.rips.or.jp/Institute/rips_eye_no55.html
またあおいさんが延べているのは「意味」ではなくて「装備」の話しでは?
沖縄(=日本)を攻撃できる装備があるのに「ない」というのは、そこに侵略的意図があるのでは、ということだと思います。
(それとも中国にとって沖縄はやはり日本ではない?)

批判的なコメントとなりましたが、現職の議員さんがコメントを開放したブログを維持するのは勇気がある行為と敬服いたします。


投稿者 ふへ : 2006年01月18日 11:10

匿名掲示板でさらし者になっています。

投稿者 藤村 : 2006年01月20日 17:00

>>三輪の何某さん
台湾陥落の仮定はちょっといきすぎでは?
安保については、新たにエントリーを書いて見ます。
是非コメントください。
最近議論されませんが、ロシアの軍事力もまだまだ巨大です。

投稿者 藤末 : 2006年01月22日 09:49

>>藤村さん
ご連絡をありがとうございます。
まとまった意見があったら是非こちらにも書き込んでください。

投稿者 藤末 : 2006年01月22日 18:15

>>赤松さん
中国の沖縄侵攻については、別途議論させてください。
コメントをありがとうございます。
中国軍の公表した資料なども洗って見ます。


>>ふへさん
村井 友秀先生と是非お話させていただこうと思っています。
沖縄侵攻の件は、もう少し勉強させてください。
また、批判的なコメントも、国益を考えられてのものですから、ありがたく思います。
色々な考えがあって当然であり、議論する中から合理性と統合性が生まれるのではないでしょうか。

投稿者 藤末 : 2006年01月22日 18:23

>>SLOCさん
ご指摘の通りです。ありがとうございます。中国の軍備についての使用をアップさせていただきました。
また、空母の件、私も書かせていただきましたが、空母の戦略的な意味は非常に大きいと考えます。
安全保障については、もう少し突っ込んだ勉強をしてみます。まだ、本を4,5冊読んだだけですので、薄いですね。
あと、資料などを読んで感じたのは、「わが国には、政府から独立した安全保障を研究する専門機関がない」ということです。名目上はいくつかありますが、米ランド研究所などと比較することはできないと思いました。
大学などに中立な外交・安全保障の研究機関を早く作りたいと思います。


>>fooさん
ご指摘の通りです。本当にありがとうございます。
私も中国の方々と話をして感じましたのは、「日本を軍事大国」だと思っていることです。
そして、清華大学の教授でさえ「わが国の自衛隊が爆撃機などの攻撃型兵器を有していない」ことを知りませんでした。正直びっくりしました。
このサイトにあるようにおそらく情報が流通していないと思います。
ただ、日本政府は、なんとかしてわが国が攻撃兵器を有していないことなどをアジア諸国に伝えるべきでないでしょうか。
私も当然、会う中国人に話をします。
ただ、日本のマスメディア(政府?)も中国の正しい姿を伝えていないと思います。
私は、現在の中国のリスクは経済面にあると思っています。当然ながら長期的には軍事面がありますが、まずは経済面で危機が起きないかを心配しています。


>>岩魚さん
冷静な批判をありがとうございます。
ご指摘の通り、金額での軍備比較は意味がないです。
また、品目については、3年前くらいのデータだと、日本と中国の輸出入品目はきれに済み分けていました。日本が電子部品など高付加価値であり、アセンブル後の製品が日本にはいるという感じです。
産業の立地を変える政策が必要だと私も思っています。
私が知る範囲でしかありありませんが、中国にしか工場を持たない日系企業が多く、中国というカントリーリスクを持っている企業が相当数あると感じます。
実際、大企業は、中国からインドやベトナムに拡大しているところもあるようです(昨年末北京で聞いた話ですが)。
あと、「さん」でおねがいします。
ご意見は、ギャンブルなど変なコメントでない限り掲載させていただいています。
色々な意見を頂くと自分の考えも練れて来ます。
格好付けるなとまた批判のコメントをもらうかもしれませんが、がんばります!

投稿者 藤末 : 2006年01月22日 18:53

>>小泉さん
ご期待の通り自説を曲げずに走ります。
ただ、きちんと有権者の方々を説得できないと無意味です。
きちんとした考えの下、皆さんに納得していただくように考えを打ち出して行きますので、宜しくお願いします。
根拠なき平和主義にはならないつもりです。がんばります!


>>さらwさん
人権問題と安全保障の議論は混在させないほうがいいと思います。
基本的に中国政府が正しいことを言っているとは思っていません。
侵略が行なわれるかどうかは、それにより得られるものと、それにかかるコストの見合いで判断されるといいます。防衛力を高めることは相手の侵略コストを上げ、侵略の判断を止めることにあります。
沖縄を侵略するメリットを私は理解できませんが。


>>nanasiさん
当然のことながら核は大きな脅威です。
沖縄支配=日本の海運のコントロールは暴論だと思いますよ。
その論理でいくとマラッカ海峡において日本の海運はコントロールされているとなります。

投稿者 藤末 : 2006年01月22日 19:08

>>カラムさん
ご指摘の点はそのとおりです。
最悪を考えるべきでしょう。ただ、最悪のシナリオ全てに対応していたらいくらでもコストがかかってしまいます。
私は、現実的に行くべきだと思います。それには相互軍備抑制も選択肢にあると思います


>>あおいさん
もう少し調べてコメントします。
時間ください。
別途エントリーを立てましょう。

投稿者 藤末 : 2006年01月22日 19:11

中国社会科学院の主張を切り抜いたような論調で、
やや首を傾げる部分はあるものの、
経済と安全保障に目を向けている議員さんが民主党にもいる、ということが驚きであります。

当然のことながら、今後とも多くの資料に目を通して下さい。
また、このような場で発言することによって、
少しでも民主党サポーター(?)にも現実を理解・浸透できるよう頑張って下さい。

投稿者 mju : 2006年01月24日 18:36

SLOCの意味も知らない人なのだ。民主党に入れないで良かった。

投稿者 たぶん。 : 2006年01月24日 19:26

>>mjuさん
中国社会科学院というのは、するどいですね。
実際、社会科学院の研究者ともお付き合いしています。きちんとした情報を入手できるようアメリカの研究者とのネットワークを今年は強化したいと思います。やはり英語でそれなりの小論を書きたいですね。FATについては一応書きましたが、安保についてはまだかけるレベルに達していませんん。
がんばって勉強して、発信していきます。

投稿者 藤末 : 2006年01月25日 09:05

>>たぶん。さん
SLOC、Sea Lines of Communicationのことをご指摘だと思います。
そして、推察するに、SLOCの安全を維持することは、世界的に関心が低下してきている、と仰りたかったのではないかと思います。
ご指摘のようにわが国のSLOC防衛を考えた場合、ホルムズ海峡、マラッカ海峡、台湾海峡が焦点になり、それらの防衛を行なうコストは膨大になるとの指摘でしょうか?
私も同感です。
中国政府・軍がSLOCどう考えているかは調査してみます。

投稿者 藤末 : 2006年01月25日 12:42

藤末様
別エントリーのご用意がまだのようですのでこちらにコメントさせて頂きます。

この記事の論点は以下の2つだと思います。

一つは、台湾侵略のための装備と日本侵略のための装備とに違いがあるのか、です。違いがあり、かつ、件の中国人の主張通り中国が前者の装備のみを有するならば直接侵攻の脅威は低い、ということになります。(制海権の問題は二点目で。)

二つ目は、”海に出る”という中国人の発言の意図です。文字通り中国の港から出航することを意味しているなら特段問題にすることでもないですが、制海権の確立を意味しているのであれば、将来日本の脅威となる意思の表明と考えられます。

以上、論点についていかがでしょうか。
これらについて、特に一点目についてはまだ全く触れられていないように思いますので、ぜひ見解を聞かせて頂きたいと思います。

投稿者 あおい : 2006年01月27日 05:57

>>あおいさん
対応遅れてすみません。
実は、まだ資料を集めきっていません。
1. 沖縄を攻撃/侵略する力があるかについては、航空機の航続距離、揚陸艦(確か3席あるはずです)の能力などを調べています。
2. は、中国の軍事戦略を調べないと解りません。
少々時間をください。

投稿者 藤末 : 2006年01月29日 11:31

藤末先生は中国共産党が台湾へ攻め入ることには反対しないんですか?そこが知りたいです。

投稿者 おおた : 2006年01月30日 05:07

>>おおたさん
中国が台湾に攻め込むことは大反対です。
そういうことがおきないような外交が必要です。
外交は、外交の最終延長線上にある戦争を止めるためにあると思っています。

投稿者 藤末 : 2006年02月01日 12:56

侵攻、戦争、権利、支配。。。何でこういう架空な議論ばっかりか?連中は、結局何も貢献できないたちか、イディオロギーに頭のいかれた右翼か、暇人だ!。。。現実脅威???鳥インフルエンザの脅威はもっと現実的じゃないか?SARS、O157、BSE。。。は、もう忘れた?!。。。砂漠でも行って、少し樹でも植えてきたら、いかが?

投稿者 砂漠 : 2006年02月02日 18:49

色々とご批判を頂いていますが、中国は危機的な状況にあると思っています。
緩急問題、水・食料問題、エネルギー問題、わが国は、中国に力を貸せると思っています。そのためには、先方から力を貸して欲しいと言ってもらう必要がありますが、今の日中関係は、お互いに大人の対応をしていないことが不幸だと感じています。
環境問題、エネルギー問題などの分野で中国を助けることはわが国のメリットにもなります。当然、今までのODAではだめですが、もっとビジネスを主体に対応できるはずでdす。中国の沙漠に木を植えるのも日中両国にプラスになると考えます。

投稿者 藤末 : 2006年02月06日 09:13

さすが冷静に見ている藤末さん!コメントありがとうございます。ぜひ、両国にプラスになる方向、いや、普遍性と発展性の方向で、政策を考えていってください。。。現在の関係では、お互い大人の態度取れていなくても、これからことを考えると(環境・エネルギー等の問題は必ず共通な課題になっていきますから)、先駆けて始められればいいではないかと思います。いかがでしょうか?環境などの諸問題について、具体的に始められそうな取り組みは、何かありそうでしょうか?

投稿者 砂漠 : 2006年02月07日 00:07

>>砂漠さん
北京で話をしていますと、日本の「省エネ技術」と「公害対策技術」に大きな関心を持っていました。製造技術は、もうおいついたとの自信でしょうか(私はそうは思っていませんが)。
私は、特に燃焼炉の技術の移転、移転と言うより日本の技術の売り込み、が必要に感じます。石炭炉が数多くありますが、脱硫もできていませんし、炉自体の技術が古く効率も悪くなっています。中国の大気汚染のデータを見ていると石炭の影響が大ですので、この点で日本は貢献できると思っています。
ただ、中国側がきちんとわが国に対して、技術の保護などをきちんとすることを約束してもらわなければなりませんが。
あと、西部で沙漠の緑化も一緒にやれるのではないでしょうか?こちらは技術もありますが、人と人がつながるいい機会を作ってくれると思います。

投稿者 藤末 : 2006年02月08日 11:22

藤末様、具体性のあるコメントありがとうございます。もう一つ教えていただきたいですが、”今までのODAではだめ”との前記コメントがありますが、何故だめだったでしょうか?。。。つまり、共通なメリットになるはずなのに、成果は出なかったでしょうか、或いは、体制・取り組み・技術が不十分だったでしょうか?

投稿者 砂漠 : 2006年02月08日 17:24

>>砂漠さん
一番大きなポイントは、相手国の申請をベースに行なうことにあると思います。
私が一番驚いたのは、エジプトで見たオペラハウスです。すごいビルがあると思っていたら、なんと日本のODAでたったとのこと。
エジプトの上流階級しか行かないようなものに「申請されたからODAを出す」というのでは、あまり有効な使い方だとはいえません。相手国の国民には全く日本の顔が見えないと思います。
同様なことは上海空港にもいえます。24時間、上海とはリニアモーターカーで結ばれた最新国際空港。これが日本のODAでできたと聞いたときには唖然としました。
ついでに上海空港には、A4くらいの「日本のODAでできた」という標示しかないと聞いています。
わが国の国際貢献として、哲学を持ったODAを再構築する必要性を感じます。例えば、核武装国には出さないなど。
いつかもっと細かく書きます!!

投稿者 藤末 : 2006年02月10日 19:16

>>藤末様 

確かに、相手申請ベースの問題、認知度向上の問題などは、ODAの見直しに考えていく必要だが、

① 一つ素朴なの考え: 経済と安全保障は表裏の関係。経済発展策は、一種のソフトな安全保障策。中に、一つ具体的な政策として、ODA支援+日本の「省エネ技術」「公害対策技術」がある。成果に結びつけた場合、真の意味で日本が尊敬される国になり、同時に、日本の技術の売り込み・保護、とも有利な方向へ。

② 都合の良すぎる考えでしょうか?

③ 過去の取り組みで具体的な事例に、例えば中国西部の砂漠緑化を例に、日本からODA+他の支援をしているはずだが、うまくいっていないでしょうか? ぜひ、具体的なデータをもとに、議論していただきたいと思います。 

投稿者 砂漠 : 2006年02月11日 21:23

>>砂漠さん
御意見をありがとうございます。
ODAを安全保障に組み込む考えは、大平首相が「総合安全保障」の概念で実行されています。私は、この総合安全保障の概念をもっと徹底的にFTAなども組み込んで行なうべきだと考えます。
沙漠緑化については、私の東大時代の助手の方が取り組んでいますが、やはり中国側の受け手が政府機関であり、なかなか動きがよくないと言っていました。
中国側も企業やNPOが受け入れるようにできれば変わるのではないかとのことです。
これは一人の経験に基づく意見ですので、ご参考までにお伝えします。

投稿者 藤末 : 2006年02月13日 17:53

航海士便り>スエズ運河の姿>大陸をむすぶ架け橋
http://homepage2.nifty.com/go_tokyo/311f_lif.htm

投稿者 msx : 2006年08月01日 14:02

>「中国は、海への出口がほしくて台湾問題にこだわっている。日本を侵略できるような装備にはなっていないはず。中国の考えをもっと洞察してはどうか。」と教えてくれました。
なるほどご指摘のとおりです。


明らかな台湾侵略宣言に、「な・る・ほ・ど」とはwww
先生、もっと洞察力を持ってくださいね♪

投稿者 : 2007年01月19日 21:46

コメントしてください




保存しますか?


民主党参議院議員藤末健三事務所