2006年03月31日
民主党両院総会で「前原代表辞任」発表
[2006年03月31日] [日記] [コメント (2)] [トラックバック (0)]
本日、午後3:00から民主党の参議院議員と衆議院議員が集まる総会がありました。
その場において、前原代表から「偽メール問題の責任を取り、辞任する」との発言があり、総会は騒然となりました。(併せて永田議員も議員辞職です。)
来週金曜日には新しい代表を決めることになります。
正直、「なぜ今か!」と言いたい。
色々な意見はあるにしても、多くの議員は、この9月の任期までは前原代表を支えて行こうと考えていたはずです。辞めるのであれば、もっと早く辞めるべきでした。
民主党のマネジメントの見直しや基本政策などを5月末くらいまでにまとめようと仲間内で議論を始めていましたが、全く間に合わなくなりました。
わが国政府の財政赤字
[2006年03月31日] [日記] [コメント (5)] [トラックバック (0)]
うちのインターン 杉山さんがレスキュージャパン(財政問題の若手政治家研究会)の資料としてまとめてくれた資料をご報告します。
下の図は、みなさまご存知の財政赤字の増加歴史です。
小泉首相が国債発行30兆円以下を微妙に達成されましたが、まだまだ赤字は増加傾向にあります。
それを家計と比較したのが下の図です。
普通だったら自己破産ではないか?と思われます(国と家計を同じレベルで議論できませんが、分かり易いので)。
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財政再建計画や外交政策を創り、この9月予定の民主党代表選候補のうち誰かにもっともらおうと準備を始めています。
この機会に民主党の外交政策や医療福祉政策などを統合化できないかと思っています。(実は、この機会を野逃すともうできないと思っています。)
国会審議も本格化し、また、色々と国会外でやる仕事も増えていますが、病気しないようにがんばっていきます!!また、コメントの返しが遅くなってすみません。週末には必ずやります。
がんばれ、藤末と言う方は、クリックください。
2006年03月30日
花見に行きました
[2006年03月30日] [日記] [コメント (0)] [トラックバック (0)]
事務所スタッフの皆さんと、昼休みに千鳥ヶ淵へ花見に行きました。
7~8分咲きといったところでしたが、非常に綺麗に咲いていました。
意匠法・商標法の改正
[2006年03月30日] [日記] [コメント (2)] [トラックバック (0)]
この国会で、意匠法と商標法の改正が審議されます。
法改正のポイントは二つあり、
1.デザインの保護(意匠法の改正)
・意匠利用期間の延長:登録後15年→20年
・画面デザインの保護:操作画面デザインを保護
・部分意匠の保護:部分のデザイン(車のヘッドライトのデザインを車の部分意匠として登録)
2.ブランド保護強化(商標法)
・役務に関する商標の保護
現行法では、商品に付いた商標しかほごされないが、胸章、買い物袋などに付いた商標も保護の対象とする(今まで保護に対象になっていないことが不思議ですが)
・団体商標:業界団体、NPOなども商標を取れるようにする
があります。
また同時に「海外模倣品対策の強化」として知財権侵害に対する罰則が強化されます。
法案では懲役刑の上限が10年、罰金刑の上限が1000万円となります。
国内の制度の整備とともに、中国における知財権保護制度の整備と実施体制の整備を要求しなければなりません。
2006年03月29日
公共サービス効率化法(市場化テスト法)
[2006年03月29日] [日記] [コメント (0)] [トラックバック (0)]
公共サービス効率化法(市場化テスト法)案が国会にかかります。
今日は、党内で本法案の議論を行いました。
この法案は、行政改革に非常に大きなインパクトがあると考えます。
ハローワーク窓口事業、社会保険庁の年金収納事業、住民票の引渡し事業など役所がやっているサービスが民間が参入できるようになります。
市場化テストは、公共サービスに「官と民の競争を導入して、効率化とサービスの向上」を図るものです。私はどんどん前向きに進めるべきだと考えます。特に地方自治体の支出削減には効果が大きいでしょう(続きにアメリカ インディアナポリス市の事例を載せています)。
ただ、現状の法案ですと、まずひとつ
内閣府に設置される「官民競争入札等監理委員会」の権限が不足していると考えます。
・民主党マニフェスト(2005年)は、「強力かつ中立的な第三者機関を設立し、その下で対象事業者の選定と落札者の決定を行う」としているが、法案では、入札実施要項の策定(入札書類の評価基準を含む)、入札書類の評価、落札者の決定等を行うのは行政機関等である。「委員会の議を経る」としているが実際上どれだけの影響力を持ち得るのか疑問。
・委員会による報告徴収等(「報告又は資料の提出」のみ)は、必要な限度において、官民競争入札等を実施する国の行政機関等に対して、行うことができる(45条)とされ、また、勧告権は付与されている(38条2項)ものの、行政機関等に直接意見できること等は明確に規定されていない。勧告権は「抜かずの宝刀」になりがちな実態に鑑みれば、意見することができる等との規定も置くべきではないか。
・規制改革・民間開放推進会議等においては、各省のお手盛りを回避するために、徹底した情報公開のための官業の内部調査を含めて、強い権限を第三者機関に与えることが必要だとされていたが、法案ではその担保措置が明確でない。
また、市場化テスト対象となる業務の担当公務員の身分もこの政府法案では明確になっていません。
市場化テスト法がきちんと機能するように国会審議の中で、運用の担保も含め、議論を行っていきます。
インディアナポリス市(米国)の市場化テストは有名です。確かNHKスペシャルで流れていたと記憶していますが。
導入効果市場化テストを導入したゴールドスミス市長の任期中(1992年~1999年の8年間)の主な実績①政権8年間で累計4億2000万ドルの財政負担軽減~1年当たりに換算すると1992年の予算規模(約4億5000万ドル)の約9分の1に相当
②4回にわたる固定資産税の引き下げ
③10億ドルのインフラ投資を実施。都市問題に対応。
④財政の健全化~米国大都市で唯一、市債の格付け最上級(AAA)取得
⑤組織、職員の活性化~待遇改善、サービス水準向上
⑥地域経済の活性化~1999年には失業率が2.3%に低下
・。・小規模な事業から実験的実施し、空港の運営等など大規模なものへも展開。・財政縮小均衡、職員の解雇及び待遇引き下げというマイナスイメージを払拭し、サービス向上、コスト削減及び待遇改善を同時に達
2006年03月28日
ハーバードの学生との議論(不発)
[2006年03月28日] [日記] [コメント (4)] [トラックバック (0)]
今日の夕方は、ハーバードの学生がアジア修学旅行で日本に着ており、それの対応でした。
前原代表から民主党の政策を紹介し、議員が応えるという予定でしたが、
学生たちが遅れ、また、お互いのスピーチが長くなり、私が期待していた議論の時間がなくなりました。
折角、日米外交をアメリカの学生などがどう見ているかを話したいと思っていましたが、残念でした。
色々な国の学生が一緒にいる様子を見て、留学時代が懐かしくなりました。
科学技術政策委員会
[2006年03月28日] [日記 | 政治] [コメント (2)] [トラックバック (2)]
民主党の科学技術政策を創る委員会を動かし始めました。
昨年の総選挙の時のマニフェストにある科学技術政策は、経団連の評価で「D」だったため(確か自民はA)、書き直すことになり、私の事務所が事務局となって動き出しました。
私は、科学技術政策の目的を「世界トップクラスの科学技術力の維持と発展」において、以下のような政策を整理して行きたいと思っております。
○企業・大学・個人の創造活動の推進
・大学、研究機関の評価・予算配分による競争力の強化
・競争的研究費の増額
・より使い易い予算制度の整備
・税制による民間研究開発の推進
・ハイテクベンチャー企業に研究開発資金を提供する株式市場の整備 など
○社会・市場での活用
・新しい知見が活用できる法制度の整備(規制などの緩和、整備)
・政府サービスにおける新しい知見の採用(新製品・サービスの政府調達)
・規制のロードマップ(将来の規制の提示)の提示
○基盤整備
・大学における人財の育成の強化(評価の徹底)
・海外の頭脳の誘致
・科学技術データベース、DNAデータベース、標準物質等の整備
・学会など機能強化・国際化 など
まだまだ動き出したばかりです。
色々と議論をいただきたいと思います。
駅前の桜がもうすぐ満開です!
[2006年03月28日] [日記] [コメント (0)] [トラックバック (0)]
駅前の桜がきれいに咲いています。
桜は本当に美しい!
さて、
「両手に花」の花は、なんの花かご存知でしょうか?
なんと、「桜と梅」なのです。
平安時代の「後拾遺和歌集」の
「梅が香を 桜 の花に にほわせて 柳が枝に さかせてしがな」に由来しているとのこと。
週末、天気がいいといいですね!
2006年03月27日
平成18年度予算成立
[2006年03月27日] [日記] [コメント (2)] [トラックバック (0)]
本日午後の参議院本会議で、18年度予算案が可決されました。
18年度政府予算の一般会計総額は79兆6860億円。
前年度予算比3.0%減。
新規国債発行額は5年ぶりに30兆円未満。
となっています。
小泉首相の力をもってしても、予算の枠組みの大きな変更は難しいようです。
なかなか財政再建への道筋は見えてきません。
早く我々(レスキュー・ジャパン)の財政再建計画をまとめたいものです。
映画「3丁目の夕日」
[2006年03月27日] [日記 | 映画録] [コメント (2)] [トラックバック (2)]
帰りのフライトで「三丁目の夕日」が上映されていました。
正直、泣きました。隣にいた中国人のおじさん、泣いている私を見てちょっととまどっていました。
この映画を見て思ったのは、
〇昭和30年代は色がなかった、ということです。持っている写真は全て白黒で、なぜ私の記憶の中も白黒です。なぜかな?と思っていましたが、世の中自体がほとんど色がなかったんだな、と分かりました。この点は、現在の方が世の中がカラフルになっていいですね。
〇あと、30年代の勢いを感じました。スズキオートの社長が1名しかいない社員のろくさんに「自動車は成長産業だ。いつかビルも建つ」と言っていたのが印象的でした。今の自分にこれだけ人に言えるだけの「思いと夢」がなるだろうか?と反省しきりです。
DVDもそろそろレンタルが始まりそうですので、きちんとした画面で妻と見ようと思います。
2006年03月26日
中国から帰国
[2006年03月26日] [日記] [コメント (0)] [トラックバック (0)]
午前中に講義をして、昼を先生たちと一緒に頂き、そのまま飛行場に移動して、夜10時に帰宅です。
本当にへとへとに疲れました。
自主創新=独自のイノベーションどう起こすか!という内容の講演会です。
文化が近い国が、新しいビジネスシステム(経済制度、技術標準など)を創るべきではないか!
と訴えました。
日本と中国、そして韓国をくわえると、世界人口の1/4を占めます。
新しい国際商品(私はインターネットテレビセットを考えています)をアジアから打ち出すことができるはずです。
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米国の外国人科学技術者
[2006年03月26日] [「技術立国」再び | 日記] [コメント (0)] [トラックバック (1)]
アメリカの科学技術に関するレポートNational Science Foundation, Science and Engineering Indicators, 2006.を読んでみると中々面白いことが書いてありました。
特に外国人の科学者・技術者が米国の科学技術に占める割合は高いものがあります。
2003年時点で
〇大卒の科学技術者の25%が米国外生まれである。
〇科学技術分野の博士号取得者の40%が米国が生まれである。特にコンピュータ科学は57%が米国外生まれである。
とのこと。
しかしながら、2001年のテロ以降、留学生数、スキルが高い外国人の受け入れは減少しています。
また、日本も教育レベルが高い外国人の受け入れを増やしているとのデータが本レポートに掲載されていました。やはり日本は科学技術面で米国のライバルと見られているのでしょう。
わが国も技術力が高い科学者や技術者の受け入れを増やす努力が必要になってきていると痛感します。米国が門を狭くしている今こそ、中国とインドから優秀な人材を誘致することが必要です。
そのためには、わが国が完全に遅れている外国人労働者の管理体制を整備しなければなりません。この点については、また、詳細を書かせていただきます。
2006年03月25日
我が町ももうすぐ桜が咲きます
[2006年03月25日] [日記] [コメント (0)] [トラックバック (0)]
もうすぐ咲きますね。
来週末は、花見祭りです。私は父親PTAの方と風船屋をする予定です。
娘の入学式と重なりますが、なんとか風船を安く大量にうりたいものです。
今(18:00現在)成田空港です。
これから中国へ行ってきます。
明日の午前中に講演をして、その後14時のフライトで帰国します。
相当ハードスケジュールですが、頑張ります!
「職業としての政治」その1 マクス・ウェーバー著
[2006年03月25日] [日記 | 読書録] [コメント (2)] [トラックバック (0)]
またもや教科書ノート的になりますが、いくつか整理してみました。
気合を入れた感想文は別途書きます。
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〇ウェーバーの「政治」の定義
政治とは、国家間であれ、一国家内の、国家に含まれる人間集団間であれ、権力の分け前に与ろうとする努力であり、権力の分配に影響を及ぼそうとする努力である。
〇よく引用する人がいますが、「政治家の資質」について以下のように指摘しています。
情熱Leidenschaft
責任感Verantwortungsgefuehl
判断力・見識Augenmass
>>なんとか自分自身を政治家の資質を持った人間にしなければなりませんし、また、
ウェーバーがいう政治家の資質を持った人間をわが国の国会に増やさなければなりません。
そうしないとわが国はおかしくなってしまうのではないかと政治家として感じています。
〇ウェーバーの権力と支配の概念
Macht:「権力」
「ある社会関係の中で、抵抗を排除してまで自己の意志を貫徹させる可能性」
Herrschaft:「支配」
「一定の内容を持つ命令に、ある所与の人々が服従する可能性」
>>可能性は英語のcapabilityではないかと推察しています。万が一私が正しいとすると、訳は可能性ではないですね。いつか英語で読んで確認してみたいです(原文でないところがなさけないですが)。
本書、読んでいると「100年前と政治は変わっていない」と痛感します。
読書感想その2をまた書きます。
今日は、北京に移動です。明日の午前中、清華大で講義して、昼の飛行機で帰国します。
朝3時に起きて講義資料を作っています。
2006年03月24日
「起き上がり小法師」
[2006年03月24日] [日記] [コメント (6)] [トラックバック (1)]
渡部恒三国会対策委員長から、
「起き上がり小法師」を頂きました。
私のはきちんと起き上がりました。
ほっとしております!
民主党NGO海外活動推進議連設立総会
[2006年03月24日] [日記] [コメント (5)] [トラックバック (0)]
昨日のことですが、海外のNGO(非政府組織)の活動を推進するための民主党内の議員連盟が設立されました。
私も、アフリカの視察、ODA委員会への参加などもあり、海外協力におけるNGOの大切さを痛感しています。
今後、「わが国の顔が見える途上国支援」を進めるためには、より一層NGOの活動を進めるべきだと考えております(予算のばら撒きにならないように気をつけることが必要ですが)。
議連の規約と役員選出が行われ、岡田さんが会長に就任されました。
これから実のある議論を進めていかなければなりません。
2006年03月23日
市場の失敗と政府の役割
[2006年03月23日] [日記] [コメント (5)] [トラックバック (3)]
最近、「規制緩和が正しい」との大きな流れがありますが、
「市場の失敗」まで市場で解決しようとしているように感じます。
規制緩和の流れは
①政府主導から民間自立へ、
②中央支配から地方主権へ
というふたつの流れがあると考えられます。
中央官僚にコントロールから現場で国民ニーズに効率的に対応していこうとの流れです。
ただ、規制緩和が万能薬ではなく、ここには「市場の失敗」が生じます。
市場の失敗とは、
・所得や資産の格差拡大、
・地域格差拡大
・失業の発生
・環境破壊
・不公正取引など となります。
従って、規制緩和による競争促進政策を進めるときには、その際に生じる「市場の失敗」に対応する政策、社会保障政策、所得再分配政策、失業対策、不公正取引を防ぐ政策が必要となります。
「市場の失敗」を補う政策は、市場を基盤とする民間には対応出来きません。政府が対応すべき分野です。
民主党は、この点を踏まえて体系的な政策を打ち出す必要があると思います。
所得格差の拡大、ライブドア事件、偽装事件など規制緩和の副作用が段々と見えてきた中、単に与党の政策への批判や時代の流れに逆行する規制強化的なことはいうべきでないと考えています。
ODA特別委員会
[2006年03月23日] [日記] [コメント (2)] [トラックバック (0)]
連日、委員会です。
今日は、ODA特別委員会と経済産業委員会が開催されます。
時間が一部重なったりして、走って移動している状況です。
さて、午前中のODA特別委員会で印象に残ったことがありますのでご紹介します。
田村耕太郎委員が「インドへのODAで造られたデリーメトロ(地下鉄)」について麻生外務大臣に質問を行いました。
麻生大臣も1月に現地に行かれたようで、
デリーメトロのプロジェクトについて、
インドの地下鉄公団の総裁の発言に言及していました。
総裁は、このプロジェクトは、Best Ambasaderだと言っていた。それは二つの理由による。
①地下鉄自体が大きく都市の発展に貢献していること(駅に大きく日本の貢献でできたと書いてあるようです。日本の貢献量まで明示されているとのこと)
②日本の勤勉さが現地人に伝わった。朝8時に集合ということで背広でいったら日本側の参加者は、既に作業着だった。また、納期を徹底的に守った。その勤勉な姿がインド人に伝わった。よいしょかもしれませんが。
とのことです。
わが国もODAのうまくいっている事例だと私も思いました。
ただ、ODAの使い方にはまだまだ効果的でないところもあると見ています。
逐次、ODA委員会や決算委員会で是正を提言しようと考えています。
2006年03月22日
経済産業委員会
[2006年03月22日] [日記 | 国会] [コメント (0)] [トラックバック (0)]
今日は、一日、経済産業委員会です。
1時間、頂きましたので、ある程度指摘したい政策を述べることができたと思います。
1.中小企業問題については、今までの継続のような政策でなく。抜本的に政策を転換して欲しいとお伝えしました。
下の図は、中小企業に対する融資額の減少です。
やはり、早急に中小企業に対しても、「株式市場を通じた資金調達」である直接金融制度を確立すべきだと述べました。
2.また、エネルギー政策については、二階大臣が中国との間で東シナ海ガス田開発交渉を進められましたが、ガス田以外にも
「石油の海上輸送の安全確保」
日本は約8割、中国は約7割の輸入石油をこのルートに頼っています。
石油輸送ルートの安全と石油の備蓄なども中国と交渉を図るべきだと指摘しました。
また、中国の原子力発電所も大きな課題です。
国内の原子炉新規設置がなくなるなか、如何に原子力技術を維持するか、また、図にあるように中国の臨海部に原子力発電所の設置が計画されています。もし事故があれば偏西風で汚染がわが国にも広がる可能性があります。
この点も中国とのエネルギー政策における交渉の重要な課題です。
中国と敵対的な議論を行うのではなく、日中両国にプラスとなるエネルギー政策の協調を行うべきだと申し上げました。
2006年03月21日
お彼岸
[2006年03月21日] [日記] [コメント (0)] [トラックバック (0)]
お彼岸(おひがん)とは何か?
仏教では、仏の世界へ行くことを指し、「かの岸に至る」として「到彼岸」となり、それが略されて「彼岸」となったようです。つまり、仏の世界に行かれたご先祖様をご供養するということでしょうか。
また、ある説では、春に「豊作になるように」と祈り、また、秋には「豊作になりました」と、お日様に願い、また、感謝する慣わしがあり。それが、春と秋、年二回、お日様に願う「日願(ひがん)」となったそうです。
何はともあれ、数多くのご先祖様が生きておられたからこそ、私の命、そして家族の命があるわけです。
ご先祖様に感謝です。
私自身のことを考えると、両親は2人、祖父祖母は4人、その前代は8人、と10代さかのぼると1000人の血を受けていることになります。本当に多くのご先祖様の存在がそのまま自分の存在につながっていると思うと、ご先祖様に大感謝です!
うちは、妻が次女で私が次男ですので家にご位牌がありません。
代わりに祖母・祖父などの写真などを置かせていただいています。
やったぞ! 王ジャパン
[2006年03月21日] [日記] [コメント (4)] [トラックバック (0)]
今日は自宅でゆっくりしています。
昼寝して、起きたらちょうどWBCの決勝戦があっていたので、資料作成をしながら、久しぶりに野球の試合を見ています。
はじめは、なんとなく見ていましたが、段々と盛り上がってきました。
折角なので実況中継風にリアルタイムでBLOGに書くことにします。
7回裏で6対3でまだまだ日本がリード
日本側にエラーが出てきており、日本選手にプレッシャーがかかっているようです。
8回裏で6対5、1点差です。 がんばれ!大塚投手、抑えてください。
9回表 6対5 日本の攻撃で、走者一二塁、打者イチローです。ここで点が欲しい。
イチローが打ちました。日本、一点追加です!すごい。
その後、四球で満塁(キューバの満塁策)となり、バッター福留です。
期待が高まります。
福留 打ちました~!
これで9対5 期待が高まります。
そして、また満塁、もっと点が欲しいところです。
犠打で10点となりました。
いよいよ9回の裏 二塁打を打たれ、ノーアウト二塁。
次にライトフライで、ワン・アウト三塁。
ヒットで1点返されました。でもショートの守備はすばらしい。
4点差でも、キューバの迫力は落ちません。がんばれ、大塚
やった、三振です。あと、ひとり!
やりました!三振!
世界の頂点です。うれしいぃぃ~!
やったね!という方、クリックください。
2006年03月20日
夜のお菓子 うなぎパイ
[2006年03月20日] [日記 | フード] [コメント (1)] [トラックバック (2)]
「夜のお菓子 うなぎパイ」をお土産に頂きました。
すごい名前です。
名前もすごいが味もいい!
さて、質問です。
質問:なぜ、うなぎパイという名前か?
質問:なぜ、夜のお菓子と呼ぶのか?
答えは続きでどうぞ。
事務所のメンバーでおいしく頂きました。ありがとうございます!!
質問:なぜ、うなぎパイか?
答え:うなぎの粉が入っているから!
質問:なぜ、夜のお菓子か?
答:夜の調味料ガーリック(にんにく)が入っているから!
中小企業の問題
[2006年03月20日] [「技術立国」再び | 日記 | 国会] [コメント (4)] [トラックバック (0)]
水曜日に経済産業委員会で質問をすることになりました。
今、まさに役所と調整中ですが、私は
1.中小企業の問題:中小企業事業者及び雇用者の減少をどう捉えるか。
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2.エネルギーの安全保障:今まで何回かblogに書きましたが、中国との関係をどうするか。
を議論しようと考えております。
2006年03月19日
官僚の政策立案の独占を止める!
[2006年03月19日] [日記] [コメント (5)] [トラックバック (0)]
杉山真大さんから、役所の留学制度についてコメントをいただきました。
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人材の活用云々と言いますけど、留学した人材が充分に能力を発揮できると言うことは、裏を返せば政策の立案や遂行に至る全てを官僚が取り仕切ると言うことにもなってしまうんですよね。
所謂天下りの是非とか政治家と官僚との関係の見直し(政務官の増員とか政治的任用の拡大とか)をも含めて考えないと、エリート官僚だけが結局得をするだけになってしまうと思いますよ。
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この問題的について、
私は、きちんと専門性を持った人材を養成すれば、彼らが役所を辞めて、大学や研究所に移ることができると考えます。
そうなれば役所以外に政策立案機能ができてくるのではないでしょうか。
私はここ数年で大学に政策の研究センターを作りたいと思っています。これは超党派で行うつもりで準備しています(既に企画書はあります)。与党にも賛同してくださる議員がいます。
研究機関を作るには、器を作るだけでなく、人材が必要です。
役所がまずきちんとした専門家を作れば、その専門家が流動化することによって、官僚による政策立案の独占体制を変えることができると考えます。
がんばって、政策の脱官に挑みます!
米国の増大する医療コスト
[2006年03月19日] [日記] [コメント (2)] [トラックバック (0)]
福祉政策関係は深くやっていませんが、面白いレポートを知人から教えていただきましたのでここに紹介します。
アメリカの公的医療保険を管理するCenters for Medicare &Medicaid Services(CMS)が先月末に公表したレポート「 米国の医療支出の見通しに関する報告書」によると
〇米国の医療支出は、2015年までに総額でほぼ倍増し、GDPの20%を占めるものと予想。過去10年間において米国民一人あたりの医療支出は実質で44%上昇 。
医療支出がGDPに占める割合は、1960年には5%、医療費の高騰が進み、2004年には16%(2.1兆ドル)。この比率は日本や主要EU諸国の約2倍。
日本では、この割合が2025年までに22%に達すると予想。
〇増大する医療コストが家計、企業、政府の財政を圧迫している。これを、「メディカル・クラウディングアウト」と呼ぶ。
米国では、約3割の人が保険に入っていません。
私が米国にいた時に、風邪の診察で約1万円かかりました。
保険に入れない人は、病院になかなか行けないのが現状です。
わが国の医療にも色々と問題がありますが、日本の誰でも病院に行ける仕組みは維持すべきだと思っています。
2006年03月18日
中国の海軍力とシーレーン
[2006年03月18日] [外交 | 日記 | エネルギー] [コメント (2)] [トラックバック (0)]
今、民主党で「中国脅威論」の議論が行われています。
政党が特定の国を「脅威」と定義すること自体がおかしいのではないかと思って、
もっと慎重に議論すべきだと、党内の会合では発言しています。
ただ、中国の軍事力で留意すべき点はあります。
個人的にポイントはこのBLOGでも指摘があった「シーレーン」だと思っています。
現在、わが国の石油の約7割が以下のような海上輸送で行われており、この状況は中国もほぼ同じです。つまりお互いに中東の石油に依存しています。
また、中国は、シーレーン防衛を意識した軍備を始めていると私は思っています。
つまり原子力潜水艦の配置です。
![]()
出典:防衛庁資料に基づき作成
しかしながら、
わが国は、他国を脅威とみなし、交渉するのではなく。
お互いの立場を認め、win-win関係を築くような交渉を行うべきだと思っています。
例えば、東アジアの石油の安定化を図るための、中国の石油備蓄基地への円借款、省エネ協力なども検討すべきではないでしょうか?
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中国外交政策、党内でどんどん議論をしていきます!
2006年03月17日
子供ビール
[2006年03月17日] [日記] [コメント (3)] [トラックバック (1)]
今日は、娘の卒業式でした。
夕食は、卒業祝いです。
子供ビールを買ってきました。(昨年、空港で子供ビールを発見して、いつか飲んでみたいと思っていました。)
ジュース味かと思っていましたが、あまり甘くなく、なんともいえない味でした。
子供がどんどん大きくなります。
これからどんどん教育費がかかり出します。
恩人のお通夜
[2006年03月17日] [日記] [コメント (0)] [トラックバック (0)]
昨晩は、参議院になるときに本当にお世話頂いた恩人のお通夜でした。
還暦の直前に病気で亡くなられました。残念です。
お通夜で、お写真を見ていると、つい最近まで色々と相談のっていただいた時の故人のお顔が頭に浮かび、涙が止まりませんでした。
ご冥福を祈ります。
また、故人の、「人様を救い、世の中をよく変えて行きたい」という意志を引き継いで行きたいと誓います。
2006年03月16日
経済産業委員会
[2006年03月16日] [日記 | 国会] [コメント (2)] [トラックバック (0)]
今日は午前午後と終日、経済産業委員会でした。
二階経済産業大臣の所信に対する質疑で色々な議題が出ました。
その中でも「中国関係」に関する二階大臣の話は、なかなか感じるところがありました。
二階大臣は、先月、中国の温家宝首相と会談し、また、東シナ海ガス田の共同開発の指揮を執っています。
二階大臣は、「経済的に交流が深い中国との外交をきちんとやらなければならない。そのためには、与野党関係なく議員ががんばるべきである。外交は最終的には個人と個人のつながりである」という趣旨を述べられていました。
私は、委員会後、大臣を話をさせていただきましたが、「聞くべきことは聞く、言うべきことは言う」とのお考えに非常に自分に近いものを感じました。
貿易、投資保護、知的財産権保護など経済外交の重要性はどんどん増して行きます。
今の力がない私には、経済外交から政治面での外交に影響を与えるくらいの発想が必要かもしれません。
来週は、私も打順がきます。
次回は、エネルギー安全保障と中小企業対策について集中的に質疑を行います。応援ください。
豪華な国会議員宿舎
[2006年03月16日] [日記] [コメント (6)] [トラックバック (0)]
知り合いに「藤末さんもいい議員宿舎に住んでるの?」と聞かれました。
国会議員が豪華な議員宿舎に住んでいることが問題だとのことです。
ちなみに、私は、元々住んでいた公務員住宅の前にアパート(一応鉄筋、67平米)を借りて住んでいます。当然、家賃の補助などありません。
聞くところによると、高級マンションの仮宿舎(議員宿舎を建て替え中)には補助が出ているようですね。
議員年金も廃止されますが、これだけ財政危機が叫ばれる中、議員宿舎も見直しが必要です。
そもそも議員数も減らさなければなりませんが。
金融商品取引(投資サービス)法案
[2006年03月16日] [日記] [コメント (0)] [トラックバック (0)]
今日は、「金融商品取引(投資サービス)法案」の説明を受けました。
正直、個別の問題に対応したパッチワークのような印象があります。
外国為替証拠金取引への規制、見せ玉対策、TOB(株式公開買い付け)制度、株式の大量保有報告制度の見直し、インサイダー取引や虚偽記載などの罰則を強化といった投資者/消費者保護といういみのでは、進歩ではありますが、
1.銀行預金、保険商品、商品先物取引、不動産投資ファンドなどが対象からもれており、横断的な投資者保護とは言いがたい。経済産業省、農林水産省、国土交通省といった縦割り行政の弊害が見えます。
2.株式市場、先物市場などの国際競争力と言った観点がない。金融商品のイノベーション推進という法改正の目的がありますが、具体的に欠けています。
3.様々な制度は改正されますが、それを運用する証券取引等監視委員会が実施できるか疑問です。金融庁から独立した組織にして、金融庁以外の省庁の金融商品も監視できるようにしなければなりません。
今後、資金が市場を通じて配分されるようになる中で、「透明で公正で健全な市場を創る」ことをやらなければなりません。今の法案では役所の縄張り争いの影が見え隠れしており、国益を損ねるように思います。
是非、この点を国会で指摘していきます。
藤末、がんばれと言う方はクリックください。
2006年03月15日
民主党の謝罪広告
[2006年03月15日] [日記] [コメント (3)] [トラックバック (1)]
今朝の朝刊に民主党の謝罪広告が掲載されました。
聞くところによると昨日突然決まったそうです。
謝罪も必要ですが、
「偽メール事件に関して事実関係をきちんと整理して皆様に報告すること」も至急やる必要があります。
党本部の運営に全く関与できない自分がなさけなくてたまりません。
PSEにおける中古電気用品問題
[2006年03月15日] [日記] [コメント (7)] [トラックバック (0)]
このBLOGにもコメントを頂いていますPSEの問題。
朝から議論を行い、段々と政府と民主党としての対応策がまとまりつつあります。
今、資料を作成していますので、午後には掲載いたします。
2006年03月14日
「グローバル化と人口減少時代の農政改革」民主党シンクタンク研究会
[2006年03月14日] [「技術立国」再び | 日記] [コメント (2)] [トラックバック (0)]
民主党シンクタンク「公共政策プラットフォーム:プラトン」において経済産業研究所の山下一仁研究員の話をお聞きしました。山下氏とは、民主党のFTA戦略を議論する中で色々とご意見を頂き、また、民主党のFTAの研究会で講演を頂いたりしていました。
本日は、国際化といった観点だけでなく、人口減少といった観点からも意見を頂きました。
非常に興味深い内容でしたので詳細をご報告します。
〇我が国のカロリーベースの食料自給率は
1960年の79%から2000年には40%に低下(先進国中最低:フランス 99%>>132%)
穀物の自給率は82%から28%にまで低下
〇農業の衰退
GDPに占める農業の割合 1960年の9%から現在1%に一方65歳以上の農業従事者比率 1割から6割へ
〇人口減少と米の消費減
過去40年で一人当たりの米消費量は半減(1人1年当たりの米消費量はピーク時の62年118キログラムから半分の62キログラムへ)
2050年までに米の消費量は900万トンから350万トンに減少すると言う推計
わが国農政の問題点
1.価格保持政策:関税(米490%)による価格維持により、競争力低下。国際的な批判(他国は農業従事者への直接支払い)
2.米中心の政策:高い米価に惹かれ、米作が農業の中心となった。その結果、米は生産過剰となった。(現在では270万ヘクタールの水田の4割に相当する100万ヘクタールで米を作らないようにしている)
3.零細農業事業者の維持:わが国は過去40年で0.9haが1.2haになっただけ、フランスは17haが42haへ。大規模化しないことにより生産性が向上せず。
農政の改革
関税による価格支持の農業保護ではなく、直接支払いによる農業の競争力の強化
1.農業の効率化を図るための直接支払いの実施:欧米は直接支払いによる農業支援(農業予算3兆円のうち1.7兆円を直接支払いに)を実施
2.米等農産物価格維持政策の廃止:農業の効率化の推進。結果として米の価格低下>米の飼料化による食料自給率の改善(家畜のエサ用に輸入している穀物は1600万トン/年)。
経済外交を進めるためにも農業政策の転換が必要です。
民主党の農業政策とFTA政策をパッケージ化して提言していきたいと思います。
Q.飢え死にしないレベルは?
A.農水省は、農地を全部芋にすれば餓死しないレベルであると言っている。ただ、座ってPCを打つだけのカロリーで足りるかどうかは検証されていない。
食料安全保障の基盤は農地面積の維持である。710万haから470万 240万haへった。半分転用(ショッピングセンターへ)、半分放棄。>>街づくり法の問題点
Q。農業予算の有効性は?
A.GDP5.5兆円(生産額は10兆円)と予算3兆円(実質5兆円)。農業はGDPに全く貢献できていない。農業事業者よりも農協にメリットがある制度となっている。
「国家の品格」 藤原正彦 著
[2006年03月14日] [日記 | 読書録] [コメント (12)] [トラックバック (3)]
藤原正彦教授の「国家の品格」が3月13日に発行部数100万に達しました。
養老孟司教授の「バカの壁」(03年刊)よりも100万部到達が8日早いそうです。
新書サイズは売れるのでしょうか?私も次は新書で本を出したいです。
「国家の品格」は、妻が買っているのを読んだのですが、なぜか読書感想を書きませんでしたが、折角なので書かせていただきます。
私が面白いと思ったのは、
論理を構築するためには、論理の起点が必要だ、との点です。
それは、個人の信じるところであり、それがなければ理論は方向だけになる。
ということは、うなずかされました。
また、グローバリゼーションという名のアメリカ化に対する反感も、共感します。
ただ、武士道というのは、言葉として格好良いとは思いますが、あまり具体的ではないように感じました。私が大学の先生をした経験だと、武士道といった精神論ではなく。
高校や大学で哲学、特に東洋哲学が軽視されていることに問題があるように感じています。
人から聞いた話ですが、本は、関心がある人の1%、つまり100人に一人が購入するそうです。
そうするとこの本は、ほぼ全日本人が関心を持つことになります。
政治家はあまり本を書くものではないと友人から言われたことがありますが、本の力もすてたものではありません。
本書のようにメッセージがあり、売れる本を近い将来書きたいと思います。
2006年03月13日
「拒否できない日本」 関岡 英之著
[2006年03月13日] [日記 | 読書録] [コメント (25)] [トラックバック (5)]
論調は、米国陰謀説で、90年代当初の日米スパコン交渉を経験した経験からも、うなづけるところが数多くありました。
しかしながら、米国批判だけでなく、わが国がこのような国際社会の中でどうすべきかということの議論も必要です。
BIS規制(金融機関の自己資本比率規制)や企業会計、建築基準などの国際基準をわが国は押し付けられ、それがこの10年の不況の根底にあるとの議論も理解できます。
ただ、根本的な問題を直さなければこの状況は続くと思います。
私は、
まずは、「内弁慶な官僚を外に向けさせること」が必要だと感じます。
なるほど、と思う方はクリックください。
80年代半ばから、BIS規制や会計基準の国際規格が出来つつあったものを放置した大蔵官僚、国内の農業保護に汲々とする農水官僚、日米半導体協定をつくりわが国半導体産業の凋落の一因を作ってしまった通産官僚など、わが国の官僚は、高度経済成長の上に乗っかり、国内産業・経済だけを見てきました。そして、国外を見ていない間に、わが国の競争力はどんどんと落ちていきます。
農業、医薬品産業、運輸産業など国際競争力がない産業の問題は、所管官庁の国際化のレベルの低さが根底にあります。
私の経験だけでいうと、この最たる例が「文部省(科学分野は除く)」です。
私から見て、その実力の比べ国際競争力が低く見られているのが「わが国の大学」だと思っています。この責任の一端は内弁慶の文部省にあります。
文部省は、監督権限を持っている国立大学には横柄に対応し(一度、私がいた大学の工学部長を文部省の課長補佐が1時間近く待たすということを目の当たりにしました)、一方で国際会議では発言できない、という状況を私は通産省の役人として、また、国立大学の助教授として見てきました。
文部省では、海外経験者の比率が極めて低いのです(私と同時期に文部省に入った人は、一人しか留学していないはずです)。また、海外経験がある人は、教育政策のメインストリームには乗れないという形になっていました。
大学だけでなく、初等教育でも同様な状況です。
ゆとりの教育など「国内問題だけを見た」教育政策を出しているうちに、米国などには逆にわが国教育制度のいい点を真似されてしまっています。
さて、
私の狭い経験ですが、欧米及び途上国の役人と会って思うことは、政府が「きちんとした専門家」を育成しているということです。
国際交渉の場に行くと、ヨーロッパの担当者の多くは、博士号を持っていました。(ドイツと科学技術協力の交渉をしたときなど、ドイツ政府の局長クラスの代表4名のうち、博士号を持っていないのは1名だったことを覚えています。)
大学を出て、国会公務員1種に何番で受かったかなど、国際的には全く意味がありませんが、未だに官僚社会では、そのような基準が残っています。
私は、「官僚の今後の役目は、国内政策の調整でなく、国際政策(特に国際基準)にどれだけわが国のわがままを入れ込めるか」になると確信します。
わが国が国際社会でポジションを取るためには、「国際的に通用する人材を役人の中に作ること」が緊急の課題です。
きちんと人材を育成するとともに、足りない分はそとから中途採用で対応すべきだと感じます。特に、これから交渉数が増大するFTA交渉の分野では人材の強化が必要です。
参議院予算委員会
[2006年03月13日] [外交 | 日記 | 国会] [コメント (0)] [トラックバック (3)]
今日の午前中は、同僚参議院 浅尾慶一郎さんの差し替え(代理)で決算委員会に出席です。
猪口大臣が質疑に遅刻するなどのハプニングがありましたが、山本一太議員(自)、大仁田厚議員(自)、小林正夫議員(民)が質疑に立ちました。
山本議員が外交政策は、「NEW REALIST」が行わなければならない、と指摘し、
NEW REALISTの条件として
①戦略的であること、②交渉と圧力を使えること、③脱外務省をできること、④多様な情報源を持つこと、の4点を挙げていました。
安倍官房長は、これに肯定的なことを仰り、麻生外務大臣は、あまり肯定的ではない発言をされていました。
私も大筋は正しいと思いますが、③脱外務省、というのではなく、「外務省の活性化」を図るべきだと思います。
近年、たたかれている外務省ですが、わが国の外交のために一生懸命仕事をされている方がたくさんいます。そういった方々がもっと国のために力を振るえるような体制を作ることが、わが国の外交には求められると考えます。
2006年03月12日
息子にバタフライ(泳ぎ)を習う
[2006年03月12日] [日記 | スポーツ] [コメント (0)] [トラックバック (0)]
今日は、自宅です。
そこで息子(小3)とプールに行きました。
息子は、ここ数年水泳教室に通っていて、バタフライができます。
私はバタフライができませんので、息子に教えてもらったら、なんと泳げるようになりました。
昨年、オリンピックの最終予選まで残った小池さん(事務所の政策スタッフ)にバタフライを習いましたが、習得できませんでした。(昨年夏は、国会の水泳大会メドレーリレーで優勝です。)
しかし、息子に習ったら、なんと泳げるようになりました。
子供は、教えるのが上手です。いうことがすごく簡単。きっと政治家にもこれが求められていると感じました。難しいことを簡単に言えるようにならなければと感じました。
泳いだ後は、昼寝です。2時間くらい寝てしまいました(泳いだ後はよく寝れます)。
よかったね藤末という方はクリックください。
ひつまぶしを初めて頂く
[2006年03月12日] [日記 | フード] [コメント (4)] [トラックバック (0)]
昨日は、山梨に活動報告に伺いました。
また、国会における憲法や国民投票法の議論がどうなっているかなども話させていただきました。
さて、
お昼にうなぎに出汁をかけてお茶漬けのように食べるご飯を頂きました。
たしか「ひつまぶし」と言ったと思います。生まれて初めてです。
飯びつから自分でまかない
まず、ご飯だけで
そして、うなぎと一緒に
最後に、出汁を入れて
と3種類の食べ方を楽しめるというすぐれものです。
とってもおいしく、感動して写真を撮ってしまいました。
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なかなかの分量です。
ご馳走様でした!
2006年03月11日
民主党の水戸黄門 渡部国対委員長
[2006年03月11日] [日記] [コメント (0)] [トラックバック (0)]
金曜日に渡辺国対委員長が
民主党参議院議員総会に来られ、話をされました。
私は、渡部先生の
「国民(有権者)の皆さんに政権の選択肢を提供できなければ、わが国の議会政治はおかしくなる」との言葉が心に残りました。
私も民主党の役割は、「自民党を批判することでなく。政権を担えるだけの実力と評価を創ること」だと考えます。
渡部先生、水戸黄門の印籠を貰らわれたようです。
長い経験に基づき民主党再生のためにがんばっていただきたいです。
私も新人としてやれることをやります!
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WTO交渉とFTA交渉の現状について
[2006年03月11日] [「技術立国」再び | 外交 | 日記] [コメント (2)] [トラックバック (0)]
先日、外務省、経済産業省及び農林水産省の国際貿易関係者から、標記の件をお聞きしました。
この国会では、マレーシアとの経済連携協定の締結に伴い「原産地証明」のための法律の改正が審議されます。
ただ、現在、WTO交渉もFTA交渉も先行きが見えない状況です。
韓国はアメリカとのFTA(自由貿易協定:国際的な一般呼称)の共同研究を始めますが、わが国は、議論さえも行われていません。
また、最大の貿易相手国となった中国とのFTAや投資協定の交渉も十分には進んでいない状況です。
そして、当初2005年内に合意予定だった韓国、フィリピン、タイとの交渉は遅れています。特に韓国との交渉は、実質決裂したとも言える状況です。
問題点としては
1.わが国の交渉体制の不備
経済産業省ではひとつの課だけで交渉を進めています。今でも80人くらいでは?また、FTAの効果などを分析する研究機関がありません。もっと任期付採用などで外部の方を活用すべきです(現在22人)。
2.省庁を統合する機能の不備
今日の説明でも分かりますが、3省庁が担当しています。窓口の統合化が必要です。内閣官房が担当する方向のようですが、専門家がいないところが担当省庁を仕切れるか疑問です。
3.農業保護の問題
関税で国内農業を保護する仕組みは国際的に維持できないと見ています。農業者への直接支援への切り替えが必要です。
FTAは国際政策との関係がある重要課題です。
より政治の関与が必要であると感じます。特に省庁のセクショナリズムを超えるためには政治のイニシアティブが必要だと感じます。
2006年03月10日
「活憲」に関するコメントへの返事
[2006年03月10日] [日記] [コメント (3)] [トラックバック (0)]
「あおいさん」から以下のようなご指摘を頂きました。(いつもコメントをありがとうございます。)
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過去にも何度か書かせて頂きましたが、9条と、”領土外での武力行使の禁止”とは論理的に全くつながりがありません。9条は目的(紛争の解決かどうか)を基準に武力行使を禁じたもので、場所(領土外かどうか)を基準にする概念は含まれていないからです。
現実問題としても、兵器の射程が大幅に延びた現代で、領海内に閉じこもっていては国土の防衛は不可能です。我が国も弾道ミサイルを保有し、「発射したのは領土内だから国外での武力行使ではない」と言い張るつもりなら話は別ですが…。
また、”9条を武器にする”という主張は国際貢献(?)のみを見て防衛という最重要事項を無視しています。いくら奇麗事を言って他国に愛想を振りまいても、自国の領土を守れなければ本末転倒というものでしょう。
不戦主義では領土は守れません。ことに、中国が外洋進出とそのための領土獲得の意思を公然と表明している現状では、です。中国海軍による南沙諸島での既成事実の積み上げなどは非常に参考になるでしょう。
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あおいさん、いつもありがとうございます。
「領土外(外国領土)での武力行使の禁止」については、
9条の解釈として、「場所」の概念はあります。
例えば、
政府答弁書 昭56.4.16では、
「他方、我が国は、自衛権の行使に当たっては、我が国を防衛するため必要最小限度の実力を行使することが当然に認められているのであって、その行使として相手国兵力の殺傷及び破壊等を行うことは、交戦権の








