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「日本の笑顔を作りたい!」 ふじすえ健三は、東京大学助教授を辞して、国会から日本の笑顔を作ります。
民主党参議院議員 ふじすえ健三 公式ウェブサイト

「グローバル化と人口減少時代の農政改革」民主党シンクタンク研究会

[2006年03月14日] [「技術立国」再び | 日記] [コメント (2)] [トラックバック (0)]

民主党シンクタンク「公共政策プラットフォーム:プラトン」において経済産業研究所の山下一仁研究員の話をお聞きしました。山下氏とは、民主党のFTA戦略を議論する中で色々とご意見を頂き、また、民主党のFTAの研究会で講演を頂いたりしていました。

本日は、国際化といった観点だけでなく、人口減少といった観点からも意見を頂きました。

非常に興味深い内容でしたので詳細をご報告します。

〇我が国のカロリーベースの食料自給率は
1960年の79%から2000年には40%に低下(先進国中最低:フランス 99%>>132%)
穀物の自給率は82%から28%にまで低下

〇農業の衰退
GDPに占める農業の割合 1960年の9%から現在1%に一方65歳以上の農業従事者比率 1割から6割へ

〇人口減少と米の消費減
過去40年で一人当たりの米消費量は半減(1人1年当たりの米消費量はピーク時の62年118キログラムから半分の62キログラムへ)
2050年までに米の消費量は900万トンから350万トンに減少すると言う推計

わが国農政の問題点
1.価格保持政策:関税(米490%)による価格維持により、競争力低下。国際的な批判(他国は農業従事者への直接支払い)
2.米中心の政策:高い米価に惹かれ、米作が農業の中心となった。その結果、米は生産過剰となった。(現在では270万ヘクタールの水田の4割に相当する100万ヘクタールで米を作らないようにしている)
3.零細農業事業者の維持:わが国は過去40年で0.9haが1.2haになっただけ、フランスは17haが42haへ。大規模化しないことにより生産性が向上せず。

農政の改革
関税による価格支持の農業保護ではなく、直接支払いによる農業の競争力の強化
1.農業の効率化を図るための直接支払いの実施:欧米は直接支払いによる農業支援(農業予算3兆円のうち1.7兆円を直接支払いに)を実施
2.米等農産物価格維持政策の廃止:農業の効率化の推進。結果として米の価格低下>米の飼料化による食料自給率の改善(家畜のエサ用に輸入している穀物は1600万トン/年)。

経済外交を進めるためにも農業政策の転換が必要です。
民主党の農業政策とFTA政策をパッケージ化して提言していきたいと思います。

Q.飢え死にしないレベルは? 
A.農水省は、農地を全部芋にすれば餓死しないレベルであると言っている。ただ、座ってPCを打つだけのカロリーで足りるかどうかは検証されていない。
食料安全保障の基盤は農地面積の維持である。710万haから470万 240万haへった。半分転用(ショッピングセンターへ)、半分放棄。>>街づくり法の問題点

Q。農業予算の有効性は?
A.GDP5.5兆円(生産額は10兆円)と予算3兆円(実質5兆円)。農業はGDPに全く貢献できていない。農業事業者よりも農協にメリットがある制度となっている。

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コメント

エントリーとは関係ないコメントですが、
明日の謝罪広告、費用はどこから出てるのですか?
まさか党費(税金)からってことはないですよね。

藤末氏から明確な回答が出ることをお待ちしています。

投稿者 カラム : 2006年03月14日 16:35

>>カラム
謝罪広告は、党に対する寄付と永田さん個人から出ています。
党の役員会では、今回の問題を起こした人、個人が負担すべきではないかとの意見も出たそうです。

投稿者 藤末 : 2006年03月20日 09:46

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