米国経済の先行きへの不安
[2006年05月06日] [日記 | 経済] [コメント (0)] [トラックバック (0)]
2005年のアメリカの家計貯蓄率は1934年以来始めてマイナスとなりました。
上院財政委員会も今月この問題を取り上げたようです。
2005年の個人貯蓄もゼロを割る水準に低下し、この影響で「国民貯蓄率は大恐慌時代の1934年以来初めてGDPの1%を割り込み」ました。
ただ、企業部門の貯蓄率は、1960年代以来の歴史的高水準であるGDP比3.7%にまで上昇しています。
それでも全体の貯蓄率が1%を割ったのは、個人貯蓄と政府の貯蓄が大幅に低下したことを物語ります。
マクロ経済学から見れば、アメリカの貯蓄不足は経常収支赤字問題です。現在アメリカの経常収支赤字はGDP比率で6.5%と過去最高の水準に達しています。
足りないお金を海外から集めて補っています。
ただ、経常収支の赤字は、70年代、80年代後半と戦後2回のドル下落を起しています。
今、アメリカは、日本や中国から資金を吸い上げていますので、当面すぐに問題になることはないかもしれませんが、将来的には問題が顕在化するのではないかと、私は感じます。(経済学者でないので言い切れません)
以上、情報源は、東京三菱UFJ銀行ワシントン事務所レポートです!
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