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「日本の笑顔を作りたい!」 ふじすえ健三は、東京大学助教授を辞して、国会から日本の笑顔を作ります。
民主党参議院議員 ふじすえ健三 公式ウェブサイト

教育問題について

[2006年05月16日] [教育 | 日記] [コメント (2)] [トラックバック (0)]

今、教育基本法案の議論が進んでいます。

私は、愛国心といった個人の心の問題を法律に定義することについては、ネガティブであり、党内ではその意見を提出していますが、最終的には党内の議論の決定に従います。

教育については哲学も重要だと思いますが、それよりも「具体的にどう教育制度を変えるかが私のような子供を持つ親の最大の関心ではないでしょうか」

教育については、「子供の教育の充実だけでなく、一生学べる環境」を創ることが私の一つの政策目標です。

個人が、持てる能力を最大限発揮できるように、従来の「18歳で入学した大学で学歴が決まるような教育ルート」や「社会人が働きながら学べる制度」、「高齢者の方が学べる制度」などを創設し、多様な学び方・働き方を柔軟に支える社会の仕組みを構築するのが夢です。

社会人の教育については、
企業内の社員教育の投資が落ちています。これを改める制度が必要だと考えます。
今まで設備投資の減税を中心に行っていましたが、「人材投資(社員教育など)への減税」を大々的にやるべきだと考えます。

また、大学は、もっと「学生のニーズ」と「社会のニーズ」にあった教育が出来るように
文部科学省の規制を緩め、「政府が大学への補助金をばら撒くのではなく、学生に補助を行い、学生が大学を選び補助金を大学に渡す」ようにすべきだと考えています。

そして大学に、世界から優秀な留学生・研究者が集まる魅力的な環境を整備することが21世紀に日本が生き残る道だと考えています。
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5月1日に党内で教育基本法改正に関する意見交換会が行われ、そこで各議員の意見発表の機会がありました。
私も、以下の点を意見として出しております。

・ 教育基本法改正の議論は、憲法の改正を前提に議論すべきではなく、それぞれについて分けて考えるべきものであると考える
・ 「愛国心」とは、教育により身につけさせる目標とするべきものではなく、日本国民全てにとって、自然的に備わるべきものであるため、教育の根幹法である教育基本法への記述は適当でないと考える
・ 生涯教育については、これからの高齢社会における生活様式の多様化に合わせ、社会教育とともに奨励・振興されるべきであると考える
・ 奨学支援については、家庭の所得格差が広がっている現状を鑑み、保護者の所得によって子どもへの教育の機会不平等が起きることのないよう、規定する必要があると考える

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コメント

以前のエントリ(「『危機を活かす』(堺屋太一著)を読んで」)に対する返事でもあるのですけど、高学歴者のモラトリアムというか就職難は欧州に限らずアメリカや韓国・日本でも顕著な問題、言うなれば万国共通の問題らしいですよ。『Newsweek』日本版が取り上げていたので興味深く読んでみたのですが、研究者が活かせる土壌が無いままに研究者の数ばかりを増やしたりしたツケや、高度専門職を大学院で養成しても会社の方は実務経験を重視したりするミスマッチが問題になっているそうです。

現在の状況で奨学金だけを与えてみても、果たして大学の運営に対するインセンティブとして働くか自分は疑問に思うし、むしろ学生が将来性を見出せない状況がモラトリアムという結果になっていることを鑑みると、奨学金で"縛る"のは状況に何ら寄与しないのではないでしょうか?

もっとも「子供の教育の充実だけでなく、一生学べる環境」という藤末様の持論には大いに共感を覚えます。それで参考になると思うのが、戦前の師範学校制度ではないでしょうか?師範学校制度は全寮制によるシゴキなど色んな問題を残しましたけど、教師の実務経験を積めば学費の負担に煩わせることなく帝国大学に匹敵する教育を受けることが出来たという利点も否定できないと思います。
ここは職業高校を拡充し、高等学校~短期大学・専門学校(専門課程)まで場合によっては大学程度まで一貫した職業教育を施す高等専門学校を設立し、高等専門学校を卒業した生徒がある程度職業経験を積んだ後に高度専門職を養成する専門職大学院へと進学する、今の高等学校(普通科)~大学~大学院に匹敵する職業教育の体系を作っておけば、『Newsweek』で言われていたような問題の多くは解決できるのでは?と思うのですが、如何でしょうか?

投稿者 杉山真大 : 2006年06月11日 01:31

>>杉山真大さん
ご指摘のようなシステムはドイツにありますね。工専の制度は確かドイツから輸入したと説明をお聞きしたことがあります。
わが国ももっと複線型の教育制度になるよう、文部省の過度の規制を外すべきですね。

投稿者 藤末 : 2006年06月28日 14:59

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