世界的な株式市場の再編
[2006年05月21日] [日記] [コメント (2)] [トラックバック (0)]
ライブドア事件(相当忘れられ始めていますが)の関係で証券市場のあり方の議論を進めていますが、
アメリカの経済誌Wall Street Journalが
"NYSE PLANS to make final this weekend a proposal for a merger with Euronext that it hopes will trump a rival Deutsche Börse offer. The NYSE bid will likely be all stock and offer the European stock-exchange operator much autonomy."
NYSE(ニューヨーク証券取引市場)がとヨーロッパの株式市場「ユーロネクスト(パリやアムステルダムの取引所を所有)」との合併を提案する計画を立てているとのことです。
既に米ナスダック(マイクロソフトなどが上場する新興企業株式市場)がロンドン証券取引所に出資しており、米欧間の株式市場再編が進みます。
今、金融商品法改正の中で東京証券取引所を中心に証券市場の見直しの議論が出ていますが、市場の独占ができないよう「出資の20%制限」などを盛り込んでいます。
証券市場の国際的な動きをほとんど忘れている議論に「株式市場など金融インフラの国際競争力」という観点を持ち込みたいと考えています。
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コメント
うーん。東証の国際競争力ばかりを重視するのも大切なのかも知れませんけど、しかし東証がコケたら何もできない現状と言うのも変える必要があるんではないでしょうかね?
「首都機能移転の掲示板」でも話題になっていていましたけど、実際の株取引においては東証が全国区で殆ど全てを取り仕切っている状況なんですよね。だから過日のライブドアショックで、たかだか一銘柄の取引が集中しただけで日本全体の証券取引が麻痺するという事態に陥っちゃう。地方の証券取引所は地方企業の資金調達に特化すれば良いじゃないかと藤末様は仰りましたけど、実際には地方の企業でさえ東京の金融インフラばかりか経営やマーケティングでの中枢機能に依存しているのですから、地方の企業に地方の証券取引所で上場すれば済むじゃないかと言うのは押し付けがましく聞こえるのですよ。
東証は東証なりに国際競争力をつけるのは構わないでしょう。しかし、東証と対抗できるような「アナザー東証」や「オルタネイティブ東証」みたいな市場機構が無いとリスク分散やプレーヤーの選択肢という観点からは望ましいものとは言えないし、日本全体が東京の経済力に依存し東京がコケればみなコケると言う現状を変える意味でもそうした対抗手段を作る必要はあるのではないかと思うのですが、如何ですか?
投稿者 杉山真大 : 2006年05月21日 23:00
>>杉山真大さん
御指摘のとおりです。東証独り勝ちでは、東証の自己改革も進まないと感じます。ただ地方の証取所のシェアはどんどん落ちており、再編して、国内の競争の環境が必要かもしれません。
投稿者 藤末 : 2006年06月02日 11:30







