「叡智国家論」 天谷直弘著
[2006年05月28日] [日記] [コメント (0)] [トラックバック (0)]
12年前の1994年に発刊された本です。
湾岸戦争後のわが国の国際貢献のあり方などが書かれています。
著者の天谷直弘氏は、通産省(現、経済産業省)で仕事をしておられましたので、上司などから話は伺っていました。
高度経済成長期における「知的集約産業」という言葉を生み出されたのも天谷氏であり、上司は、「本当に勉強家で色々なアイディアを生み出す人だった」と言っていました。
本を読んで、思うところは多々あります。
「紋次郎型平和主義ではだめだ(「あっしには、かかわりのねいことでござんす」とばっかりは言っておられない)
「国家としての理念を国際社会に示す必要があるが、憲法(前文)がその理念になるのではないか」などなどです。
私自身、憲法前文の理念に基づき、非軍備による国際貢献をもっと進め、非軍事面での米国との連携及び国連への貢献を進めるべきではないか、と考えていすので、
もうすでに10年以上前に同じようなことを考えておられたのだな!と思った次第です。やはり温故知新でしょうか。
本書や同じく通産省ご出身の堺屋太一氏の本が私にとって読み易いところを見ると、通産省で働かせていただいた13年間で相当頭の中が通産省化しているのではないかと考えてしまいました。なんとなくですが。
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