北京の「中関村科技園区」について
[2006年07月31日] [日記] [コメント (0)] [トラックバック (0)]
中国の話ばかり書いてすみません。
先週に引き続き、中国の起業政策(インキュベーション)について書かせていただきます。
先週、日系のベンチャー企業の北京支社やベンチャー支援コンサルティング会社などから話をお聞きするとともに、北京の巨大なインキュベーションを訪問しました。
特にびっくりしたのが、「中関村科技園区」が大きくなっていることです。
5年位前に北京を訪問した際には、また清華大学周辺(北京東北部)ともう一区画くらいしか科技園に指定されていませんでしたが、現在では、
1区5園(海淀園、昌平園、電子城科技園、豊台園、亦庄科技園)に最近(徳胜園、健翔園)が加わって1区7園となっています。巨大なベンチャーエリアが誕生しています。
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青色のところが科技園となります。出典:博鋭創智網絡科技(北京)有限公
このエリアには、北京大学や清華大学等68もの大学と、中国科学院等219の公的研究機関が集中しており、38万人の科学研究員が生活しているそうです。シリコンバレーのエンジニアが30万人と言いますのでそれを凌駕しています。
私が特に感心したのは
1.海淀園の企業は、「定款に業務内容を定めなくともいい(つまりなんでもできる)」ということです。当然、全区に起業に対する優遇税制があります。
2.また、会社登記、税務、労務登録などが会社設立に関する手続きが一箇所できる「起業のワンストップ・オフィス」が設置されています。恐ろしいほど便利ですね!
これらの話を聞きながら、中国政府・北京政府の起業への熱を感じました。
既に、域内ハイテク認定企業は約8,000社となっています。大学時代の教え子(中国人留学生)も帰国し、ベンチャーを立ち上げています。
わが国も欧米だけを見るだけでなくアジア諸国を見て産業政策を立案しなければなりません!
このままでは、どんどん追いつかれてしまいます。
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