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「日本の笑顔を作りたい!」 ふじすえ健三は、東京大学助教授を辞して、国会から日本の笑顔を作ります。
民主党参議院議員 ふじすえ健三 公式ウェブサイト

「人間の安全保障」について勉強会

[2006年10月03日] [外交 | 日記] [コメント (0)] [トラックバック (0)]

PGA(地球規模問題に取り組む国際議員連盟)の勉強会で、国際協力機構の緒方貞子理事長に「人間の安全保障」について講演を戴きました。

緒方理事長は、1991年から2000年にかけ国連難民高等弁務官に就任され、様々な難民問題に対応されました。

理事長の話を概略しますと、
○国家と国家が真正面からぶつかった紛争は、ほとんどない。内戦の延長のような紛争が多い。そこから難民が生まれる。民族の習慣を巡り、宗教を巡り、何でも対立があるところに紛争が発生し、そこに難民が発生する。
○ルワンダ(1962年独立)のケースは典型的なもの。部族対立(植民地支配において武力対立をあおった)があった。国民の90%弱ほどがフツ族で、残りがツチ族であったが、ベルギーが宗主国の時代、ツチが支配層となっていた(ネットで調べると第二次大戦前は、首長職と官職の9割をツチが占めていたようです)。
○難民救済において、難民か、犯罪者か判別がつかないことが起きた。裁判所をつくり審判を行おうとしても証拠検査ができず、また、判決の執行が困難であった、とのことです。(正直どのような状況かを想像できません。)
○人間の安全保障は、国家の安全保障ではなく、個々の人間が窮乏や恐怖から免れ、安全に生活できる環境を確保するとの概念です。
○「人間の安全保障」という概念については、そもそもカナダが提唱したもので、それを受け、わが国がイニシアティブをもって、「人間の安全保障委員会」を国連に設置したとのことです(緒方理事長が共同議長)。

本日、緒方理事長のお話をお聞きし、また、先日、アマルティア・セン博士(ノーベル経済学賞受賞者、上記委員会共同議長)の「人間の安全保障」という本を読みましたが、まだまだ、『シンプルなかつ明確なメッセージにはなっていない』ように感じました。(私が理解できないだけだとも思いますが)

ただ、これから「人間の安全保障」というコンセプトは、わが国の国連外交、特にわが国の国際貢献の看板になる可能性があると思っております。もっと理解を深めていきます。

<以上、藤末の記録です。内容等を完全に理解して書いているわけでありませんので、誤り等はご指摘ください。>

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