PGAで「保護する責任」について議論
[2006年12月06日] [日記] [コメント (0)] [トラックバック (0)]
4、5日と憲政会館で開催された「地球規模問題に取り組む国際議員連盟第28回総会」も無事終わり、
その後に有識者で集まり、今、国連などの新しい機能として唱えられている「保護する責任:Responsibility to Protect」の議論を行いました。
犬塚参議院議員が議長を行い、川口順子参議院議員(元外務大臣)などわが国の議員、ヨーロッパの議員、国連大学の教授、非政府組織スタッフなどさまざまな人が参加して議論を行いました。
保護する責任とは?
ソマリア,ボスニア,コソボに武力を行使した人道的介入行われたが、一方、ルアンダでは安保理が機能せず介入は行われず、何十万もの虐殺が行われたと言われています。
このような中、国家として機能していない国の国民に対して、「他の国が保護する責任」があるとの考え方です。この会議では、北朝鮮やミャンマーをどうするかということも議論されました。
現在の議論では、保護する責任の基本原則として、
A.国家主権は責任を意味し,国民を保護する主要な責任はその国家自体にある。
B.内戦,騒乱,抑圧あるいは国家の破綻の結果,人民が甚大な迫害を受け,かつ,問題の国家がその迫害を止め,または避けさせようとしないか,そうする能力に欠ける場合は,国際的な保護を行う責任が内政不干渉の原則に優先する。
となっています。詳細は、立教大学の堤先生のHPを参照ください。
私は、「保護する責任の議論は、東アジアでも適応できるもの。是非とも東アジアにおけるケーススタディを行うべきではないか」と提案しました。
新しい国連機能をわが国から提言し、国連改革を実行し、東アジアの安全保障の枠組みを作れないかと考えています。国会が落ち着いたら外務省など関係者と議論してみようと思います。
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