サハリン2は、外交問題ではないのか?
[2006年12月23日] [日記 | エネルギー] [コメント (0)] [トラックバック (0)]
新聞情報しかありませんが、サハリン沖の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の経営権をロシア政府の横槍で国営のガスプロム(天然ガスの独占企業)に取られてしまいました。
ロイヤルダッチシェルと三井物産、三菱商事は、事業会社「サハリン・エナジー」株式の50%プラス1株ガスプロムに渡します。
本プロジェクトは、2008年から東京電力、東京ガスなどに天然ガスを提供します。わが国のエネルギー安全保障と環境対策(LNGはCO2排出が少ない)を担うプロジェクトです。天然ガスの約1割を提供する計画でした。
石油単価が安いときは、外資に開発させ、石油と天然ガス単価が上がれば、国営にするというのは、「法の支配」から程遠いことをやっています。
ロシア政府は、パイプライン敷設工事で環境破壊があったかクレームをつけたりして、このプロジェクトに介入していました。
新聞で読んでいると「企業間のビジネスで政府は関与しない」といった発言が見られますが、ここは、共同出資者のロイヤル・ダッチ・シェルのイギリスとオランダと連携して、ロシア政府にクレームをつけるべきではないでしょうか。
イランのアザガデンも含めわが国のエネルギー安全保障が問われます。
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