読書案内 「理念なき外交 パリ講和会議」 NHK取材班
[2007年02月12日] [日記 | 読書録] [コメント (0)] [トラックバック (0)]
もう10年くらいの出版で、偶然古本屋で見つけました。
すごく読み応えのある本です。他にもNHK取材班の戦前の歴史文献を買いましたが、これらも深い取材に基づく本で得した気分です。やはり、歴史は現代を考える上で役に立ちます。
さて、この本は、1919年、第一次大戦後の世界秩序「ベルサイユ体制」を決めるパリ講和会議において、歴史上初めて国際舞台に登場した日本がなにをどのような体制で行ったかを取材しています。
ベルサイユ会議では、わが国は、中国山東半島の権益(旧ドイツ権益)の確保と人種差別撤廃(アメリカの日本人排斥運動への対応)の二つを主張しました。
その外交交渉や国内での意思決定の過程が書かれています。正直ふがいないところが多々ありますが、これは今でも変わらないのだろうと思ってしまいました。
わが国の外交は、あまり戦前とあまり変わっていないように感じ、少々、悲観的になりました。
わが国は、21世紀に外交力で生き残りを図る必要があります。構造的なわが国の外交の変革の必要性を強く感じます。
新しく知ったことに
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