新潟の繊維産業の視察(経済産業委員会) その2
[2007年02月27日] [「技術立国」再び | 日記 | 国会] [コメント (0)] [トラックバック (0)]
布染色工場の視察
布の染色「見附染工株式会社」および「フジニ」を視察させていただきました。
まず、「見附染工株式会社」に伺いました。洪水と地震で大きな被害を被られたが、政府や自治体の支援により、操業が回復できたとのことです。
また、地元で産出される天然ガスを利用したボイラーを導入されており、二酸化炭素排出の大幅削減と、燃料費の大幅削減(投資を1年くらいで回収できる)を実現されているのが非常に印象的でした。
また、人工皮を染色する「フジニ」にも伺い、小さな市場に特化した企業の戦略を教えていただきました。話をお聞きして「国内輸送費の価格の高さ」の問題を感じました。納入先が近畿にあり、コスト負担が大変だとのこと。やはり高速道路の無料化、モーダルシフト(鉄道貨物の多用)などの政策の必要性を感じます。
糸染色の「港屋」の視察
創業136年という超老舗の糸染め企業です。地元の糸染色の65%のシェアを占めておられます。
「多品種小ロット生産」に対応して中国に対抗されています。月間4000種類の色を染めるそうです。このきめ細かさや、3つの特殊な染色ノウハウで付加価値が高い製品を作っておられます。例えば、まだら色に染めた糸は他の製品の3倍の価格で出荷できるそうです。やはり技術で付加価値をつけるしかわが国の産業は生き残るが難しいですね。また、働く方々のすべてが正社員ということを徹底しているとのことです。
建物などへの投資はほとんどしないで、人材や設備に投資され、付加価値が高い製品を生み出されている姿はわが国の中小企業のモデルになるのではないでしょうか!
工場の入り口にある「浄水タンク?」
泉田新潟県知事、森長岡市長、田村長岡商工会議所会頭との会合
長岡市役所において会合です。
県知事からは、「新潟県は、毎年7000人が大都市に人口流出している。産業構造的な問題があるのではないか」との指摘がありました。①地場産業の支援が必要であり、大量の退職者が故郷に帰り地場産業に再就職していただくような制度が必要、②原子力発電所でトラブルがあった。地域が安心できる原子力管理政策が必要、との指摘がありました。
多くの方々のお力で有意義な視察をさせていただきました。教えていただいたことを国会できちんど議論していきます!
原子力発電所の安全の確立を強く訴える泉田知事
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