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「日本の笑顔を作りたい!」 ふじすえ健三は、東京大学助教授を辞して、国会から日本の笑顔を作ります。
民主党参議院議員 ふじすえ健三 公式ウェブサイト

繊維産業について

[2007年02月28日] [「技術立国」再び | 日記] [コメント (0)] [トラックバック (0)]

今回の視察にあわせて、わが国の繊維産業のことを勉強しましたので、簡単にご紹介します。

わが国の繊維産業は、雇用者数約44万人で製造業全体の約5.4%、付加価値額約2.4兆円で製造業全体の約2.4%となっており、現在も大産業です。この点は意外と知られていません。
わが国の戦後の復興を担ったのは繊維産業です。

しかしながら、現在は、中国などからの輸入品が大きな位置を占めています。
2000年頃まで輸入が金額及び量ともに大きく増加しました。わが国の繊維産業を見てみると、今回の視察でも分かるように、中国をはじめとするアジアとの競争にさらされています。
繊維製品全体の出荷額と生産量の推移P1020257senniseisan.JPG

やはり、付加価値を日本内でつける工夫が必要です。
例えば、著名な「木馬のリボン」をJ.P.ゴルチエが使って製作した服は、1200万円。しかしながら、リボン代は12万円(推定)という全体の1%しかなく、付加価値のほぼすべてがヨーロッパのデザイン会社に取られています。

今回の視察でも感じたことですが、繊維の小売段階と製造段階が分断されているため、製造分野では、顧客のニーズが把握できず、それで付加価値をあげることができないのではないかということです。
糸の染色は、布の製造者が顧客であるため、顧客ニーズをつかみ付加価値を高めることができたのではないかと見ています。

また、製造と小売がつながっていないことは、環境面からも問題です。ある記事によると「製造された衣類が売れずに廃棄される率は、4割にもなる」というのです。これは生産性という面だけでなく、環境という意味でも大きな問題があるのではないでしょうか?

繊維産業の再活性化は、新しい産業政策のあり方を問われると考えます。まだまだ繊維産業にも事業革新の余地は大きく残されていると感じました。

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