わが国の宇宙ビジネス
[2007年04月02日] [「技術立国」再び | 日記] [コメント (1)] [トラックバック (0)]
今朝の新聞で「ロケットの打ち上げ事業を国から移管された三菱重工業が一回当たりの打ち上げ費用約100億円のうち20億~30億円の公費負担を国に要請している」との記事がありました。
最近、民主党の科学技術政策を議論する中においても宇宙開発をどう位置づけるかが非常に議論を呼んでいます。
現在、自民党が宇宙基本法案を提出しようと準備しているといわれており、わが党の対応の準備も必要となっているからです。
私は個人的には、政府の補助に賛成です。
とにかく、ロケットビジネスが打ち上げの経験がものを言うと聞いています。
現在のわが国のロケットの成功率は上昇していますが、悲しいかな打ち上げ回数が少ない状況です。
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なんとか価格競争力と打ち上げの質を確保して、わが国の宇宙ビジネスの打ち上げを図る必要があると思っています。
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コメント
ロケットとは、ヒトやモノを宇宙に運ぶための手段に過ぎません。今後の宇宙産業では、ロケットよりも人工衛星のスペックや能力向上の方が重要であると言われています。
また衛星の中でもトレンドがあるようです。
これまでの宇宙産業では、画像系や通信系の衛星が中心になっていましたが、今後は衛星コンステレーション(多数個の人工衛星を軌道に投入し協調した動作を行わせる)による、例えば航空管制や地球シミュレーション、衛星ネットワークといった、より複雑な分野へと発展を遂げていきます。
そういったトレンドの中で、実は日本の航空宇宙技術が世界的に注目されるようになってきています。
これまでの画像系(リモート・センシング)などでは、レンズの焦点距離をとる必要があるなど、どうしても一定以上の大きさになってしまいますが、コンステレーション系では一個あたり50cm以下に大きさを抑えることが可能です。
つまり小型衛星をたくさん打ち上げて協調させるという方向に、求められる技術分野が移っているのですが、その中でも日本の人工衛星小型化の技術は世界でもピカイチで、大学研究室レベルでどんどん作って打ち上げているという状況です。
■Cube Sat
http://ja.wikipedia.org/wiki/CubeSat
更に衛星の小型化が進めば、小さなロケットでも十分になるので、ロケットの打ち上げ技術そのものは、今後はそこまで大きなポイントにはならないのではないかというのが専門家の見方です。
投稿者 -SHUMA- : 2007年04月06日 15:16







