「わかりたいあなたのための現代思想・入門」 小阪 修平, 志賀 隆生 , 竹田 青嗣 (著)
[2007年05月05日] [日記] [コメント (1)] [トラックバック (0)]
大学の哲学の先生が書いた本でないためか、非常に素人にもわかりやすい本でした(平易に解釈しているため、正確でない部分もあると推察しますが)。
ちょっと前に「哲学入門」という大学の先生の本を間違って購入し、もったいないので読んでしまいました。これが、哲学の説明は自分の研究対象だけで、あとは随筆といったものだったので、哲学の入門書はだめだ!と勝手に思っておりましたが、この本は、満足できました。
個々の哲学者に関することは、まだ書けるレベルではないので書きませんが、ただ、この本を西洋的な思想は「客体と主体」という問題に行き着くのではないかと思いました。
あまり東洋を強調しすぎる(ステレオタイプ)のは学術的ではないですが、
やはり「梵我一如」という主体も客体もひとつである、という考え方も必要ではないか?と考えた次第です。
私は、ヘーゲルの弁証法的世界を極めることにより、梵我一如を証明できるのではないか、と思います。
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よくまとまっている本だと思います。
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コメント
今でこそハウツーやヘイトなのばっか連発している別冊宝島も、かつてはこの様なお手軽且つアカデミックなのを出していたんですな。アカデミックの実際と世俗の流行を架橋する様なのがメディアにしてもネットにしても余り見当たらないと言うのが日本の悲しき現実・・・・・(嘆息
>「ヘーゲルの弁証法的世界を極めることにより、梵我一如を証明できるのではないか」
それについて、森嶋通夫が『学校・学歴・人生』で興味深いことを述べているんですよね。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4005000932?ie=UTF8&tag=mtcedarcom-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4005000932
森嶋が京都帝大在学中に、哲学者の田辺元が講演にやって来て、弁証法では死ぬことは即生きること・両者は相通じるものだとかご高説を垂れていたんで、余りのイロジックさに弁証法を詭弁の法として見限ることを決意したんだそうです。
投稿者 杉山真大 : 2007年05月05日 12:32







