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「日本の笑顔を作りたい!」 ふじすえ健三は、東京大学助教授を辞して、国会から日本の笑顔を作ります。
民主党参議院議員 ふじすえ健三 公式ウェブサイト

参議院選結果のEPA交渉への影響

[2007年08月01日] [日記] [コメント (0)] [トラックバック (0)]

標記の件に関して、JETRO(日本貿易機構)のレポートを頂きました。
『アジアと太平洋をボーダーレス』にを合言葉に活動をしている私にとって、なかなか面白いことが書いてありました。
ここに、概略と私の考えを書かせていただきます。

豪、印、ASEANなどでは「民主党が生活重視を打ち出して大勝したことから、日本のFTA推進力が落ちるのではとの懸念も出始めている。」ようです。
特に、豪州はこれまでの日豪EPAが遅々として進んでいない現状を踏まえ、今回の選挙結果から、対日EPAからWTOに視点を移しつつあり、またインド、ベトナムは、中国・韓国との間の関係改善を通じた東アジア地域の安定化や印越両国との経済関係強化の実績を高く評価しており、安倍首相の継続を強く望んでいるとのことです。

しかしながら、我が民主党のマニフェストでは「直接所得補償制度などによる農産物の競争力の強化」と「貿易自由化協議・自由貿易協定(FTA)締結の促進(この政策の作成には藤末も尽力しました)」と謳っていますので、是非とも各国の担当者の方々には安心していただきたいと思いますし、

私個人としては、参議院からEPAの戦略的な推進を打ち出していくつもりです。
できれば党としての政策提案まで持って行きたいと考えています。是非とも、党内の経済外交戦略プロジェクトチームを再度立ち上げて、詳細な政策の詰めを行いたいと思っています。

経済外交でアジア諸国からの民主党への信頼を獲得することが政権奪取に不可欠です!

JETROレポートの抜粋

参議院選挙結果を受けたEPA締結交渉への影響
・ 海外から政局流動化に対する懸念の声が聞かれる。ジェトロは日本がEPA締結交渉を進めている豪州、インド、ベトナムの有識者に対しヒアリングを行った。全体的に見れば、「生活重視」を掲げている民主党が参議院選に勝利したことで、交渉スピードに多少の遅延は見られるかも知れないが、交渉自体が暗礁に乗り上げることはないとする見方が大多数である。
・ 民主党が参議院第1党になったことで、諸外国から「規制改革・自由化にブレーキがかかるのではないか」、また「民主党の政策は反グローバリズム」と解釈されるのではないかと懸念してきた。しかし現在までのところ、インドでもベトナムでも民主党が「農産物の国内生産維持・拡大」と同時に「貿易自由化協議・自由貿易協定(FTA)締結の促進」をマニフェストで謳っていることもあり、今回の選挙結果をもって日本の対外政策が「規制改革の減速」「反グローバリズム」の色彩を強めるとの見方はない。
・ 一方、今年1月にEPA締結交渉を始めたベトナムは、繊維分野などの話し合いが難航していることもあって、日越EPA交渉は予定より長引く可能性に言及しているものの、「EPA構築・市場開放は世界的なトレンドであり、この流れに背いて保護主義的な通商政策を1国だけで採ることは不可能」(元首相諮問委員会委員)と努めて楽観的な見通しを示した。また法令の議決、条約の承認では、衆議院が優先することから「参議院で与党が過半数を割っても、EPA承認手続き自体、問題はない」としている。
・ EPA交渉相手国で過去最大の農業国豪州では、在京豪州大使館関係者が「民主党は基本的にFTA賛成派」とする分析をキャンベラに送っている。同関係者は、「民主党の問題提起は農業補助金の流れに対するもの」と分析している。補助金はこれまで全国農業協同組合連合会など組織に流れていた。民主党の「戸別所得補償制度」は補助金を個々の農家に流すものであり、EPA自体の障害とはならないと分析している。
・ これに対し、日本市場の農業分野開放への影響は不可避と見る向きもある。外務貿易省OBで通商問題コンサルタントのゲオフ・ブレナン氏は、農業など国内にネガティブな影響を与える交渉課題に対し、「日本政府は、前向きで野心的な交渉成果を生み出す力を失った」と分析している。マッコリー大学日本経済研究センター所長のクレイグ・フリーマン教授も、「日本政府は柔軟性を失った」と見ており、今後のEPA交渉が難航することを予想する。

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