「幸せのトランク」 島田洋七著
[2007年09月01日] [日記 | 読書録] [コメント (0)] [トラックバック (0)]
「佐賀のがばいばあちゃん」を読んだ勢いで、読んでしまいました。
今日は、午前中から色々とご挨拶に伺おうと思っていましたが、
本を読み始めるととまらず、この本で3冊目です。この調子だと、まだまだ読み続けそうです。
さて、この本も、感情移入しました。
九州から奥さんと駆け落ちして東京をさまよう様子など、私が大学受験で初めて東京に上がってきたときのことを思い出しました。
山手線がぐるぐる回っている話など、私も同じような経験があります。
受験のために、上京した私は、町田に宿を構えました。
入試前日早く着き、宿までは親戚に送ってもらいました。
親戚が帰ってから、翌日の試験場(東工大:目蒲線の大岡山駅)まで行く道を確認するため、町田駅までに行きますと、「なんと時刻表がありません」
熊本は一時間に数本、特に私が使っていた豊肥線などは一時間に一本あるかどうかだったと思います。
一本乗り遅れると、数十分は遅れることになるので、時刻表を確認しようとしたのです。
ところが時刻表がないので、駅員さんにお聞きすると、「山手線は、朝は3分に一本くらいくるから大丈夫ですよ(時刻表はいらないの意味)」とのこと、私はびっくりしたのを今でも覚えています。
また、電車がぐるぐる回っていると後で知って、これにもびっくりしました。
また、駅で人が多いので階段を上れなかったという話も、自分も経験しました。
大学に入るため、二度目の上京をしたときに、
送るお金がもったいないから、布団を丸めて、熊本から上京しました。
布団を担いで山手線に乗ったとき、どでかい荷物を持ち込む私に視線が集中したように感じました。
あのときの「布団は送ってもらえばよかった」との後悔、今でもはっきり思い出します。
やはり、田舎ものにとって、初めての上京は大きな試練なのかもしれません。
あと、がばいばあちゃんが二人を送るときに、言った言葉、
「結婚はね、ひとつのトランクをふたりで引っ張っていくようなもの。
その中に、幸せとか、苦労とか、いっぱい入ってるの。
絶対、最後までふたりで運ばんといかんよ。
ひとりが手を離したら、重くて運ばれん」
は、ジーンときました。
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でも、こんな立派な奥さんって本当におられるのだろうか?と思ってしまう私です。
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