国連本部政務官 川端清隆氏のご講演
[2007年11月08日] [外交 | 日記] [コメント (0)] [トラックバック (0)]
月刊誌「世界」上で、小沢一郎代表とアフガニスタン・テロ対策を議論された川端政務官の話をお聞きしました。
川端政務官は、私と同じく「紛争やテロの根底は貧困であり 解決策は貧困を克服し生活を安定させる以外にない! 銃制をもって人を治める事は出来ない。それが歴史の教訓であり、幾多の戦争の末に辿り着いた人類の知恵なのです。・・・」というお考えです。
やはり印象的だったのは「ドイツ」のやり方です。
ドイツの安全保障の基盤はNATOにあり、NATOの枠内で国連協力を進めている。ボスニアへの介入、コソボの空爆、アフガンに特殊部隊派遣と行っており、NATO+国連という展開を進めている。
ここにアメリカ一辺倒の日本の違いが生まれているとの指摘です。
また、多国籍軍(今回はISAF)は、安保理への報告義務だけで位置づけは国連事務総長と並列とっています。そして、多国籍軍は安保理決議をこえて活動はできないが、日常の活動は安保理から離れて行われる。
とのことです。
話をお聞きして、
確かに多国籍軍は国連憲章43条にある国連軍とは大きく違うことを理解されている方はあまり多くないかもしれないと感じました。国連軍は国と国連との間に協定の締結が必要です。
また、民生支援だけでは、アメリカは納得しないとのご指摘もそのとおりだと思います。私は、アメリカとの関係は、個別に議論するのではなく、日本として「安全保障の全体の枠組み」を考えてやる必要があります。その答えを我々(私)も自民党も出せていないことがわが国にとっての大きな課題です。
川端氏のような国際機関で活躍する日本人をもっと増やす必要を感じます。
そんな人が増えれば、我が国全体の国際感覚がもっと向上すると思います。
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