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「日本の笑顔を作りたい!」 ふじすえ健三は、東京大学助教授を辞して、国会から日本の笑顔を作ります。
民主党参議院議員 ふじすえ健三 公式ウェブサイト

講演「躍進するインド」

[2008年06月07日] [「技術立国」再び | 外交 | 日記] [コメント (0)] [トラックバック (0)]

日本プロフェッショナル協議会の会合でタタ・コンサルタンシーサービス・ジャパン(TCS・J)の社長 梶正彦氏の講演を聴かせていただきました。TCSは社員12万人を超えるインド最大のIT企業です。
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本当に印象的だったのは
現在のグローバリゼーションは第三波ということです。
第一の波はウェストファリア条約後の国家が規定されてからの「国家のグローバリゼーション」
第二の波は第二次大戦後の多国籍企業の活動の拡大つまり「企業のグローバル化」
第三の波は「個人のグローバル化」

ということです。「個人のグローバル化」というのは本当に重要なキーワードと感じます。
まさしく何となく自分が感じていることを構造化していただいた感じです。

統計的なデータをいうと
インドの有利な点は「イギリスの法制度を持っていること」。旧英連邦であれば資格などの共通性もあり、また、他国の法律・制度の理解が早くできる。
また、2030年には中国の人口を抜くことになる。
インドの携帯は3億台になりアメリカを抜き、中国に続き世界2位。スーパーコンピュターも作れる技術レベルとなっている。衛星打ち上げ能力がある6国のうちのひとつ。
タタは、イギリス自動車メーカのジャガー・ランドローバーを26億ドルで、欧州鉄鋼のコーラスを70億ポンド(約1兆6000億円)を買収。
日本も東芝とJSWが300億円、トヨタが350億円、松下500億円で配電工具メーカを買収。ただ、他国に比べると大きく出遅れている(例:IBMインド7万3000人、アクセンチュア3万7000人の社員@2007年3月)。
面白いのは、1820年のGDPを見ると、中国が1位でインドが2位となります(出典:アンガス・マディソン著「世界経済の成長史」)
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なお、日本にいるインド人の留学生は400人しかいないとのこと。確か東大の博士課程の留学生は5,6人しかいないと聞いたことがありますが、アジアを見たときにインドとの関係を強化しておくことはわが国にとって非常に重要なことです。

今日の話を聞いて、現在の燃料や食料の高騰などの起源は「冷戦終了」で、中国とインドといった国が計画経済の社会主義から自由主義になったことが大きな原因だと感じました。インドも80年代まではソ連との関係が深く、社会主義システムを採用していました。それが資本主義になったことのインパクトはこれから中国以上になるでしょう。

また、インドの家電市場は韓国企業が押さえています。その理由を聞きましたが、日本企業はデシジョンが遅いこと、また、韓国企業は日本企業が進出していない国(インドやロシア、東欧)に早めに進出したこと、があるとの回答でした。
他の家電メーカのOBの方から「韓国メーカは低価格品を売り、そこから上級品に入るという戦略をとった」これで日本メーカは駆逐された、とおっしゃっていました。
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