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国際展開する日本の書店  はてなブックマーク - 国際展開する日本の書店

2012年01月15日

週末、日本で著名な書店「紀伊国屋」の幹部と話をする機会がありました。

話していて感心したのは、海外展開がすさまじいことです。

まず、ドバイとシンガポールなどに出店しているとのこと。両国の店舗は面積も新宿店の二倍近く、また、社員も20か国くらいの国籍が入り混じっているとのことでした。当然、英語が社内共通語です。多国籍の社員をマネジメントするノウハウは、相当なものがあるのではないかと推察しました。

ちなみに、紀伊国屋のサイトをみると、この二か国だけではなく、アメリカ、台湾、マレーシア、インドネシア、オーストラリアまで出店されています。

紀伊国屋は、海外進出当時は海外に在住する日本人に向けて、日本の情報を提供していくことがメインでしたが、海外で日本語の書籍だけでなく、洋書の販売も手がけていく内にローカルの人たちに向けた英語、日本語、中国語、フランス・ドイツ語などの書籍を広く集めるようになったとのことです。このような書店は世界でも紀伊國屋書店くらいしかないそうです。

例えば、ドバイ店では、国境を越えて、イランやイラクの人たちが本を買いに来るとのことでした。これらの国では英語の本は国内での販売が禁止されているようで、そのため、国境を越えても英語の文献を購入に来るとのこと。

これから日本のサービス業も紀伊国屋のように海外展開が求められると考えます。きめ細かな日本のサービスは海外でも大きな優位性を発揮できるのではないでしょうか。

また、蛇足ですが、「図書の国境を越えた流通が進んでおり、東大などの大きな大学は海外の文献を外国の書店からまとめて購入しており、国内書店は消費税の分値段が高くなり入札で負けてしまう」との話も伺いました。
自由貿易が進む中、消費税のあり方も国際競争の視点を含めて考えるべきだと思います。

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