月別アーカイブ

2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2004年
  • 藤末健三後援会
  • 藤末健三後援会
  • ふじすえ健三メルマガ
  • 参議院比例代表の投票
  • ふじすえ健三チャンネル
  • facebook公式アカウント

ブログ

総理大臣の靖国参拝問題を考える  はてなブックマーク - 総理大臣の靖国参拝問題を考える

2014年03月23日

まずは、靖国神社とは何かを見てみます。
靖国神社のホームページには以下のように書かれています。

『靖国神社は、明治2年(1869)6月29日、明治天皇の思し召しによって建てられた東京招魂社が始まりで、明治12年(1879)に「靖国神社」と改称されて今日に至っています。
靖国神社は、明治7年(1874)1月27日、明治天皇が初めて招魂社に参拝された折にお詠みになられた「我國の為をつくせる人々の名もむさし野にとむる玉かき」の御製からも知ることができるように、国家のために尊い命を捧げられた人々の御霊を慰め、その事績を永く後世に伝えることを目的に創建された神社です。「靖国」という社号も明治天皇の命名によるもので、「祖国を平安にする」「平和な国家を建設する」という願いが込められています。
靖国神社には現在、幕末の嘉永6年(1853)以降、明治維新、戊辰の役(戦争)、西南の役(戦争)、日清戦争、日露戦争、満洲事変、支那事変、大東亜戦争などの国難に際して、ひたすら「国安かれ」の一念のもと、国を守るために尊い生命を捧げられた246万6千余柱の方々の神霊が、身分や勲功、男女の別なく、すべて祖国に殉じられた尊い神霊(靖国の大神)として斉しくお祀りされています。』

つまり、米国東インド艦隊司令官・ペリーが来航した1853年(嘉永6年)以降に国家に殉じられた「英霊」を祀る特別な神社と私は考えています。

この中で総理大臣の靖国参拝についての論点は2つあると思います。

1.国内の問題:政教分離の原則と信教の自由の問題
2.海外との問題:A級戦犯合祀の問題と歴史認識の問題

1.については、日本国憲法第20条では、「政教分離」とともに「信教の自由」を定めています。

『信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。
何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。
国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。』

総理大臣の靖国参拝については、『総理大臣、国会議員、首長など公職にある者が公的に靖国神社に参拝することは上記「憲法第20条第1項」における「宗教団体に対する国家による特別の特権」であるとの意見があります。例えば、2013年12月26日、安倍総理は靖国神社を参拝しました。この時に、公用車で靖国神社に向かい、「内閣総理大臣安倍晋三」と記帳し、正式に昇殿参拝しました。これを公式参拝として、日本国憲法20条違反であると集団訴訟をする動きもあります。

2.一方、海外からは、特に中国と韓国から、靖国神社にA級戦犯が合祀されていることを理由として、公職にある総理大臣などによる参拝を批判し、反発しています。

現在、外交上で問題になっているのは、2.の諸外国からの反発です。「戦争犯罪人」とされた人々を神として祀り、公的な立場にある日本人が参拝することに対して、中国と韓国に大きな反発があります。

解決策としては、「A級戦犯の分祀」が言われますが、憲法第20条に定められた「政教分離の原則」政から政府が靖国神社へ「分祀」を強制することはできません。また、靖国神社は、「神は1つになっており選別もできない。また神道では、分祀とはある神社から勧請されて同じ神霊をお分けすることを指し、分祀で神を分離することはできない」 という分祀ができないとの見解を示しています。

また、「国家追悼施設」を作るとの考えもあります。この考えに藤末も賛同し、国会で何回か質問を行っています。現在、「千鳥ケ淵戦没者墓苑があります。ここでは「無名戦死の遺骨」を収めているのです。
国立の無宗教の施設で、無名戦士のみならず戦争の犠牲者を追悼・慰霊する場を作ろうとの考えです。
実際に2013年10月3日にジョン・ケリー米国務長官とチャック・ヘーゲル国防長官が千鳥ヶ淵戦没者墓苑を訪れ、献花、黙祷を捧げており、アメリカなど諸外国には受け入れられるものだと考えられます。

概要だけを書きましたが、次は、国際条約から見た靖国神社参拝問題を整理します。

トップへ戻る