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『「読まなくてもいい本」の読書案内』 橘 玲著  はてなブックマーク - 『「読まなくてもいい本」の読書案内』 橘 玲著

2016年01月05日

「古典=読むべき本」という固定観念を変えてくれる本です。

個人的にも、フロイトやマルクスの業績は素晴らしいと思いますが、
「今、現在、この二人の業績が科学的かというと『?』と言わざるをえない」と考えていましたので、
本書を読んで、自分だけがそう考えていたのではないんだ!と思いました。
(哲学者カール・ポパーは、フロイトの精神分析やマルクスの理論を反証可能性がないため、科学的ではないと批判してています。このポパーの「反証可能性」の考え方は非常に有効だと考えます。)
結局は、そのような古いパラダイムの古典を「読まなくてもいい本」としていると、藤末は読み取りました。(トーマス・クーンがいう「パラダイム」です。)

本書では、古いパラダイムを超えた新しい知識パラダイムとして、「複雑系」、「進化論」、「ゲーム理論」、「脳科学」などを上げています。それぞれの章を読むとなんとなく新しい知識を得たように感じます(それぞれパラダイムの本質を掴むには、それぞれの分野の専門書を数冊は最低読む必要があると思いますが、本書はイントロダクションにいいと思います)。

藤末が基本学問と考える3分野は、「量子物理」、「情報科学(脳科学を含む)」、「バイオサイエンス(遺伝子だけでなく生化学反応も含む)」だと思います。近い将来、このような全く違う三分野を統合する論理と学問ができるのではないかと考えています。そうなると全ての既存の学問(社会科学を含む)が古いパラダイムになるかもしれません。

yomanakuteiihon.jpg

色々と考えさせられる本でした。

 

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