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日本国憲法第9条を修正した芦田均総理大臣の墓前に参拝  はてなブックマーク - 日本国憲法第9条を修正した芦田均総理大臣の墓前に参拝

2017年03月19日

京都府福知山に伺う機会があり、福知山が生んだ偉人「芦田均総理大臣」のお墓に参らせて頂きました。

芦田均は、戦前にも反戦を貫き、憲法第9条の修正を行った人物として知られています。

 

170319芦田墓前_1.jpg

 

 

日本国憲法が成立する過程で第9条に大きな修正が行われました。

この修正を行った衆議院の特別委員会の委員長が総理大臣となった芦田均だったことから芦田修正と言われています。

 

170319芦田修正.jpg

 

 

修正のポイントは

1. 一項冒頭に「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し」の文言を挿入

2. 二項の最初に「前項の目的を達するため」をそれぞれ追加

この芦田修正によって、現在の第9条となりました。

 

衆議院に提出された政府案では、第九条二項は、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持してはならない」となっていました。本案では、「陸海空軍その他の戦力」は、全く保持できないことになります。

そこで衆議院の審議の中で「前項の目的を達するため」の文言が挿入されました。

第一項で放棄しているのは、「国際紛争を解決する手段」としての戦争や武力行使であり、侵略戦争や侵略のための武力行使となります。

つまり、「前項の目的を達するため」が挿入され、侵略という目的のための戦力を保持しないことになり、自衛という目的のためであれば、戦力を保持できることとなったのです。

芦田均は、昭和32年12月5日の憲法調査会で、自衛の戦力保持可能について以下のように発言しています。

「私は一つの含蓄をもってこの修正を提案したのであります。『前項の目的を達するため』を挿入することによって原案では無条件に戦力を保持しないとあったものが一定の条件の下に武力を持たないということになります。日本は無条件に武力を捨てるのではないということは明白であります。そうするとこの修正によって原案は本質的に影響されるのであって、したがって、この修正があっても第9条の内容には変化がないという議論は明らかに誤りであります」

 

私は、「日本に専守防衛の自衛力は必要である」と考えています。

その意味でも現実に即した平和憲法が芦田修正によりできたと考えています。

 

芦田均は、外交官から衆議院議員に転身し、第47代総理大臣となりました。

芦田均記念館で初めて知ったのですが、なんと東大のボート部だったようです。私も東京工業大学で4年間、ずっとボートを漕いでいましたので(お陰様で全日本のメダルを取っています)、すごく親しみを感じました。

 

170319芦田資料館_1.jpg

 

また、芦田均は、外交官として国際法を研究し、法学博士を取得しています。私も早稲田で国際論博士を取得しています。

芦田均は、政治から身を引いた後に『第二次世界大戦外交史』を病床で口述筆記により完成させています。早速、読ませて頂きました。

大正時代の軍縮時代から軍拡に向かう背景など、現代にも通じるところがあります。正しく温故知新です。本書は、別途書評を書かせてもらいます。

 

170319芦田著書_1.jpg

 

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