月別アーカイブ

2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2004年
  • 藤末健三後援会
  • 藤末健三後援会
  • ふじすえ健三メルマガ
  • 参議院比例代表の投票
  • ふじすえ健三チャンネル
  • facebook公式アカウント

ブログ

「ソニー歴代トップのスピーチライターが教える 人を動かすスピーチの法則」佐々木 繁範 著  はてなブックマーク - 「ソニー歴代トップのスピーチライターが教える 人を動かすスピーチの法則」佐々木 繁範 著

2017年10月27日

ハーバード留学時代の友人 シゲさん(佐々木繁範さん)の著書です。
知人の本だから誉めるわけではありませんが、「政治家である藤末にとっても、すごくためになる本」でした。

留学時代からコミュニケーション力が高い人だなと思っていましたが、それは著者の経験に基づくものだと、この本を読んでより理解できました。

ソニー歴代トップのスピーチ原稿を書いた経験のみならず、独立後の様々な苦労から色々な味わいを増やしているように思います。独立し、自分自身で新しいコンサルティングの分野を開拓するのは想像もできないくらいの努力と苦労があったはずです。今でも、独立後のオフィスで熱く夢を語る著者を思い出します。

さて、本の内容については、
「ロゴス(論理)」、「パトス(情熱)」、「エートス(信頼)」がスピーチの大原則と繰り返し書かれています。
おそらく多くの方々が「そんなことは当たり前ではないか!」と思うでしょう。
しかしながら、頻繁にスピーチをする身からすると「当たり前のことを忘れる。または、できないままにしている。」ことが多いと思います。その点をわかりやすく、どう開戦すればいいかを教えてくれるのが本書の特徴ではないでしょうか。

topspeech.jpg

 

自分のスピーチを含め政治家のスピーチは、パトスばかりで何を言いたいかわからない(でも聴衆の評価は高い)、ロゴスが強すぎて人の心を打たない(でも政治に関心ある人には理解してもらえる)、エートスがない(選挙ごとにいうことが変わる)など色々な問題がありますが、あまり改善する傾向が見えません。

また、著者は、見た目や表情といった「非言語」を重視しています。
私はこれを意識しています。視線、手振り、歩き方などの印象は言葉よりもイメージとして残るようです。特に注目されていないときの非言語コミュニケーションが重要です。例えば、人は、スピーチしている時とともに、スピーチ前後に部隊上でどのような態度かを見ていると感じるのです。つまり、人がスピーチしている時、スマホを操作したり、うわの空でいるか、真剣にスピーチを聞いているかを見ていると痛切に感じています。
見られている時だけでない、というのが非言語の大きなポイントと思っています。

そして、ポジティブな言葉を紡ぐこと!
これはスピーチだけでなく、日ごろの発言でも重要だと思います。
なぜならば、言葉は自分の脳みそに刷り込まれ、思考を支配するからです。人を否定する言葉を出すと、それが思考を支配し、自分を否定することになります。ただ、否定的な言葉を発言しないことは非常に難しく、ついつい否定的な言葉が出てしまいます。

特に本書で面白いのは、
ドナルド・トランプとヒラリー・クリントンの演説の分析です。
私はバニー・サンダースの演説が好きで何回も見ましたが、トランプとクリントンの演説は好きになれませんでした。しかしながら、著者の分析を読んで推薦している演説をもう一度見てみようと思います。

頑張って、人の心を動かす演説をできるようになります。

<主な内容>
【序章】人を動かすスピーチの秘訣
【第1章】メッセージを明確にする
【第2章】主張には理由を添える
【第3章】構造をシンプルにする
【第4章】ストーリーを織り込む
【第5章】心情と情景をありありと語る
【第6章】自己開示する
【第7章】相手に共感する
【第8章】相手のために尽くす
【第9章】本心を語る
【第10章】言ったことは実行する
【第11章】身体のメッセージを意識する
【第12章】心をポジティブな感情で満たす

トップへ戻る