2004年05月20日
夫婦別姓と少子化
今日は、これまでの流れからは外れますが、夫婦別姓と女性の社会進出と少子化に関して書かせて頂きます。
というのは、最近、本blogの読者のある方から、「少子化を解決するにはどうしたらよいのでしょうか。」という質問を受け、ほぼ同時に別の方から「夫婦別姓に関して、政治はどうすべきなのかを教えてください。」とのメールを頂きました。夫婦別姓と少子化というのは、全く関係ないようにも見えるが、実は関係があるのかもしれないという話です。
深刻な少子化
もう説明のないほど、少子化は深刻な問題です。私も実は、20年レンジで考えた場合は、これが一番大きな課題だと思っています。
少子化は、特に「労働力人口の減少」をもたらします。現在の労働力率を前提とすると、2000年段階で6766万人の労働人口が2030年までに約1000万人減少します。特に、生産性が高い20歳から49歳までの労働人口は現在の4180万人から2030年には約3000万人と急激に減少します。

夫婦別姓と女性の社会進出
「笑門福来」に興味深いエントリーがある。
友人の話はこうだ。「夫婦別姓が選択できるようになれば女性は独身も結婚後の人も、本来の自分の名前、自分のキャリアを守り、とても生きやすい環境になると思う。そして世の中では離婚と結婚が同時に増えるでしょう。女性が自分の価値観に合わせ、人生を自由に選択しやすくなるから。そして確実に子供の出生率は上がると確信します。本来、女性は子供をもちたいという本能があるのに、それを抑止する社会情勢がある。」
友人は続ける。「一度結婚し、そして子供まで持った私のような女性だって『子供はもう一人くらい欲しいけど、もう結婚はしたくない』という気持ちから、『またチャンスがあったら結婚しても良い』という気持ちに変わるかもしれない。再婚すればまた名前が変わるのは超面倒だし、自分の名前で積み上げてきたキャリアはこのまま伸ばしたい。」 なるほど。このように考える人が多ければ、子供が増えるかもしれない。
夫婦別姓、女性の社会進出には、人それぞれの価値観や考え方があって、感情的には議論の収集がつかないと思います。もちろん、人それぞれの考えがあること自体はよいと思います。ただ、感情的に議論してしまうと話が先に進まなくなる場合が多いのです。そこで、少し論理的に考えてみることにしました。(ですので、読者のみなさんも感情的にならずにご意見等をいただければ幸いです。)
女性の社会進出が少子化を止める!
先進国では女性の就業率が上がると子供が生まれる、というデータがあります。
先進国においては女性の就業率の高さと出生率の高さは正の相関関係にあり、スウェーデンのように就業率の上昇に伴って出生率が反転した事例もあります。日本は「U」字の一番底にあり、もっと女性の就業率が上がれば、出生率が上がるというようにも読めます。
ここでのポイントは、夫婦別姓を認めるということで、もし女性の就業率が上がるのであれば、下記のような連鎖が生まれることになる、というわけです。
「夫婦別姓を認める」→「女性の就業率が上がる」→「出生率が上がる」
つまり、「夫婦別姓を認める」ことは、「少子化対策」のための政策になりうるということです。

この問題に関して、5月14日に野党3党(民主・共産・社民)が衆参両院に民法改正案を提出しています。
法案:http://www.shugiin.go.jp/itdb_gian.nsf/html/gian/honbun/g15901040.htm
さて、この問題は先ほども申しましたように、いろいろな考えがあり、非常に難しい問題です。また、私の勉強が足りていない部分もあるかもしれません。是非、メールでもコメントでも構いませんので、皆さんのご意見、お考えをお教え頂ければと思います!
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政策
2004年05月20日 12:22 by Kenzo Fujisue
いつも藤末先生のご活躍、楽しみに拝見、そして、私には今の時代の流れを知る貴重な勉強の場になっております。お体に気をつけ、ますますのご活躍をお祈りしています。
少子化問題ですが、私は1945年生まれで、その2・3年後はベビーブーム。狭い国土に多い人口、入学すると1クラス55人以上の教育。体験として過密の日本という印象なのです。
今世間では、労働力・年金問題にスポットを当てて少子化問題が論じられてるように感じます。
これからの女性は自分に合ったライフスタイルを選びます。ある程度恵まれた環境があれば、女性は子供を持ち育てる事を希望すると思います。
高崎米子様
コメントありがとうございます!
この夫婦別姓に関しては、労働力・年金問題とかそういう難しい話ではなくて、もっと我々の生活に身近なところだと思うのです。
今後ともご指導ください。
私は今大学の授業で夫婦別姓について勉強しているのですが、夫婦別姓が社会に認められた場合、「少子化を防ぐ」以外に与える影響はありますか?また、海外でも日本のように夫婦別姓の問題は生じてしるのでしょうか?もしお暇があればメールしてください。よろしくお願いします。
ふじすえ様、興味深いデータをありがとうございます。
「夫婦別姓を認める」→「女性の就業率が上がる」→「出生率が上がる」
という公式は、納得です。子供を育てるのにまず必要なのはお金。そのために共働きが効率的なのは明らかです。夫婦別姓を認めると、産休後の社会復帰のハードルがひとつ低くなる、と考えられませんか?また、経済的に余裕が生まれれば、二人目、三人目の子供を持つ事も可能になります。
婚姻年齢の上昇に伴い、女性が自分の姓名で認知される機会が増えています。例えば、山田花子さんは「山田花子」という姓名で既に多くの顧客に知られています。これが、結婚して「青山花子」に改姓しなければならないという場合、多少なりとも不都合や抵抗を感じない人はいるでしょうか?。夫婦別姓が法制化されない事で、結婚を躊躇している働く女性は多いのです。かくいうわたしも、別姓法案待ちです。わたしの知り合いには、同じ立場のカップルが3組います。現在日本で夫婦別姓が法制化されれば、婚姻率の上昇を期待できるでしょう。
通称使用で十分という方もいますが、本名と通称のダブル使用は、本人はもちろん社会に混乱を与えるため、現実的ではありません。また、名前を二つ持つ事は犯罪に利用される可能性もあります。
現在夫婦別姓を認めていない国は日本とインドとトルコのみ、というデータがあります。海外でも夫婦別姓の問題があるのか?とのことですが、そういう意味では世界の中でも稀な問題を抱えた国が日本なのだといえるでしょう。選択的夫婦別姓は、全員に別姓を強制するものではないので、困っている人が多く存在する限り、法制化するのが当然であるとわたしは思います。
初めまして。夫婦別姓をキーワードに検索をしていたらここにヒットしたので読ませていただきました。私は今学生でまさにこれからの自分の人生を設計するにあたり結婚するかどうかは最も大きな課題です。生まれてからずっと生活してきた私の名前はアイデンティティの一部と言えます。その昔、日本が韓国、朝鮮を植民地とした際に「創氏改名」が強制されたことは、韓国、朝鮮の人々の自尊心を傷つけ、ある種の「人格否定」であった、と確か高校倫理の教科書で読みました。同じことが「結婚」を理由にほぼ全ての女性に強要されている現実に対抗するには「夫婦別姓」が不可欠だと感じています。また実際に私も、弁護しをはじめとした個人の信用で成り立つ職業を考えています。ごく親しい友人や家族を除けば、私=Tさん、で、Mちゃんではないのです。私はそんな理由から、今のところ結婚する気がわいてきません。
私は議論の展開に大きな疑問を感じます。
夫婦別姓と社会における旧姓使用は別の問題だからです。
現に私の妻は仕事で旧姓を使用しており、職場でも支障は生じておりません。
他方、戸籍から別姓であった場合子供を持つ立場からすると不都合なことが多くなると思います(子供の立場に立ってみてください)。
つまり、これまでみなさんが提起されていた問題は、すべて戸籍上の夫婦別姓の問題ではなく、会社(社会)における旧姓使用の一般化によってすべて解決するものと思われます。
ましてや、創氏改名はやや議論が飛躍していると思います。それほどに名前(家)に誇りをお持ちならば婿養子という手もあるわけですから。少なくとも私のまわりにもそういう人もおります。
また、スウェーデンは、女性の就職率の高さが出生率の向上に寄与したのではなく、育児環境の整備が女性の就業率の高さに寄与し、そのため、安心して子供が産める、すなわち出生率が上がった、というものです。
その根本たる「育児環境の整備」を無視して論を進めるのは暴論だと思います。
私は1児の父で共働きですが、病気の際など、休暇を取らざるを得ないため育児の大変さを痛感しております。これで2人目というのは大変な苦労かと思います。
どうか、表層的なデータにとらわれずに、そのデータの背景をしっかり分析した上で、データをもとに議論を進めてください。
すなわち、「共働きでも安心していく時ができる育児環境の整備」が最大の少子化対策であり。夫婦別姓は少子化対策とはかなり遠い位置にあると思います。
ハーデス様
男性と女性ではやはり違うのでしょうか。まず、別姓夫婦の子供がかわいそう、とおっしゃいますが、それは現在別姓夫婦が認められておらず社会的偏見があるからではないでしょうか。別姓夫婦が法的に認められれば次第に別姓夫婦が増え、親と苗字が違う子が多くなれば、自然に受け入れられるようになるはずです。現に戸籍(世帯主=実質戸主を筆頭とした戸籍制度のある国も自体少ないですが)から両親の苗字が違う国の子供はみなかわいそうなのでしょうか。欧米はもともと個人が強いから、と反論しないで下さいね。欧米でもカトリックの伝統が強い国を中心に、「家族制度」が神聖視され、日本のそれとよく似た主張をする保守派も根強いです。
http://www.jca.apc.org/femin/minpo/child.html
別姓夫婦の子供のアンケート結果です。ご参考までに。
もちろん夫婦別姓だけでは少子化が解消されるとはまったく私も思いません。個人的には、せっかく子供を産むのなら幼稚園に入るくらいまでの一番かわいい、大変な時期だけは自分で育てたいな、と感じます。ですから、共働き子育て支援というと保育所の整備ばかりですが、労働時間短縮の優遇とか、最大3年間の育児休業とか、自分で育てたいと思う人のことも考えてもらえないかな、と思っています。
また、私は特に自分の苗字に誇りを持って固執しているわけではありません。「氏名」はアイデンティティの一部では、といいたかったのです。ですから、婿養子を取って苗字を残せばいいだろう、という批判にはちょっとびっくりいたしました。
最後に私は今大学生で、まさにこれからの結婚、少子化問題のの当事者です。ここにはかなり正直に自分の気持ちを書いたので、意見があったらぶつけていただきたいです。
m.tさま
お言葉に甘えまして私の思うところを。
まず、男と女では違う、というのは勘弁してください。議論でなくなってしまうので・・。
第一に私は「かわいそう」とは書いていません。それは貴女が提示されたアンケートの中の話だと思います。
ちなみに保育園では○○ちゃんなので、姓はあまり問題視されません(むしろ事務的に問題ですが(笑))。
しかし日本の場合、多感な小中学校あたりで姓で呼ばれるようになり、ここで問題が生じます。
それが不都合です。それをお子さんに克服させるとお思いならそれは一つの考え方でしょう(私は中学生の塾講師の経験からそれは厳しいと感じています)。
法律が変わったからと言って、世の中の流れはそうそう変わらないものです。
次に、姓をアイデンティティというお考えに私は逆にびっくりしました。というのも、姓はあくまでもfamilrynameであるからです。
姓は「家」です。
私が婿養子の話を出したのは、「姓の変更は女性が強要されたものではない」と言うことを申し上げたいからです。
女性が必ず強要されるものであれば、婿養子は存在しませんから。
仮に姓も含めて個人を示す個性であると言うのであれば、あえて結婚する必要はないかと思います。
なぜなら、「結婚」は○○家と○○家の結びつきだからです。
だから姓が変わるのです。
それを否定するのであれば、あえて結婚する必要はないかと存じます。
ですから、夫婦別姓をそもそも「家族制度」でなりたつ戸籍に求めるのは誤りで、むしろ「別姓で結婚していない夫婦」(いわゆる内縁)に同等の立場を求めるのが適切かと思います。
ちなみに、「姓に固執しない」とおっしゃていましたが、、別姓を主張されている以上、それはやはり「姓」の中に相当部分アイデンティティを求めておられるのではないですか?
ちなみに労働時間の短縮や育児休暇3年はすでに制度化されています。
さらに言えば、3年は女性のキャリアの中では長すぎると思います。だからこその保育園です。
いずれにせよ、別姓だとしても子供に苗字は必要なわけで、それを考えると、なぜ戸籍上の別姓を強調されるのかがよくわかりません。
横入りで失礼いたします。「姓は家である」ことについてだけ少し。
ハーデス様がお持ちの考えは、結婚式や墓の習慣により、いまだに広く深く一般庶民の意識に根付いております。しかし法的な根拠は戦後から変わりました。
婚姻は戦後から家同士の結びつきではなくなったのです。憲法第24条にあるように「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立」とあります。これは戦前の戸主を主体とする家制度を廃したことに意義があります。あくまでも婚姻は当事者同士の個人の自由意思により決まることが原則です。
また、姓が家の名前であるとは民法や戸籍法を見てもどこにも載っていません。姓とは名前の一部です。氏と名をセットにした氏名は、個人を識別するという機能を持ち、個人の人格の一部であるという最高裁判例(最高裁判所1988年2月16日判決参照)も出ております。
選択的夫婦別姓制度は早急に法制化してほしいです。
この記事における別姓実現と少子化へ多大なの影響があるとは考えませんが、少なくとも我々を含む多くのカップルにとって大きな追い風になることは間違いありません。
ハーデスさんの育児環境の整備充実が少子化対策の根本であるというご意見には全く同意します。しかしそれは当然として、ハーデスさんのような、必要としている人がいるのに選択性別姓制度を認めようとしない人たちが、現在女性が子供を産みにくい環境を変えにくくしていると思います。
ハーデスさんの奥様は通称による旧姓使用で問題ないとおっしゃりますが、実際世の中には通称だけでは困っている人たち(女性だけでなく男性も)多く存在します。
我々の例で言えば、研究者ですが、最近日本では研究費申請に旧姓での申請などが認められるようになったものの、海外ではそういうわけにはいきません。私は現在海外で仕事をしていますが、研究者である婚約者を呼び寄せるにあたりパスポート、ビザの申請で彼女の改姓を余儀なくされます。当然こちらの研究機関での仕事に際して旧姓使用をするためには大変な努力が必要となります。海外での学会ひとつ参加するにしてもパスポート、航空券、招待状の名前が一致しないと昨今の国際事情もあって出入国に非常に面倒になります。
別姓が実現されていたら我々はもっと早く結婚をしてもしかしたら子供も作っていたかもしれません。
親の姓が違うと子供にとって不都合だというのはとんでもない屁理屈だと考えます。両親が離婚、再婚したりして子供の姓が変わってしまうほうが子供にとってよっぽど大きな不都合だと思います。自分が子供の立場に立ったら両親が離婚、再婚しても自分が生まれたときの名前を維持できるほうがはるかに大切なことだと思います。
>>旧姓田中氏
離婚再婚時に子が氏を維持できるというメリットを述べられているが、子の氏を決定した段階で、離婚した場合に子がどちらの親に親権を委ねるのかということが同時に決定されるということを無視している。
離婚に際し子がどちらの親に付くのかということは、子の自己裁量に任せられる問題で、それを生れながらにして決定付けさせられる子供の人権はどうなるのかね。
決定付けさせないと反論するなら、別姓も同姓も子の扱いに関しては全く同程度の不都合に収まるという話だぜ。
>招待状の名前
詭弁だな。招待状がその名前で来るということは周りにその名前で認知されているということを意味するのだよ。無理やり捏造してないか?
それ以外のパスポート及び航空券に関しては、見知らぬ人の目に触れるものであって全く問題がない。アイデンティティーが確立されてない相手に対するものだからな。それを結婚を躊躇する理由にあげるやつがいるのだろうか。その程度の動機で結婚を望むならそもそも成功しないだろうから止めとけと言いたいね。
>>m.t
>http://www.jca.apc.org/femin/minpo/child.html
>別姓夫婦の子供のアンケート結果です。ご参考までに。
このアンケートは少なくとも投稿内容の分布が夫婦別姓にかかる賛成及び反対の数値に近いものでないと説得力にかける。
偏ったアンケートなんてのはプロパガンダと見られても文句は言えないぞ。
旧姓使用について
旧姓がある種のアイデンティティーを獲得していて、結婚後も使いたいという意見は非常に納得できる。
「名前」がブランドイメージを形作っていることが多々あるからだ。
だからといって、別姓を法制化する必然性は全く分からない。
同姓で起こる弊害を公共手続きなどに見出そうとしている向きがあるが、これに関してはその旧姓の持つブランドイメージと全く関係の無いものである。
別姓を訴える諸君へ
別姓を訴え法制化を目論むよりもまず、旧姓使用を全国的に奨励し手続きなども指導したほうがよいと思う。
別姓が実現しないのはやはりそれなりに国民の同意を得られていないからだ。むしろ私の諸君らの活躍に関して抱く感想といえば不気味さだ。
旧姓使用を奨励し、旧姓使用者が大いに増え、それが社会的な話題・社会問題となるような日が来る様な時代になれば、その時に別姓に対して真剣な議論をするべきではないかと思う。そうなれば実現可能性もあると思うぞ。
ふじすえさん、BBSの皆様、こんにちは。
「夫婦別姓」「少子化」をキーワードにこちらへ辿り着きました。
1973年生まれ。事実婚の31歳女性です。
「第二次ベビーブーム世代が30代を迎え,出産年齢から外れていくので、今後、ますます少子化が進む・・・。」
の言葉を何かで読み,
「ま、待って!まだ、生むつもりはあるのよ!見捨てないでくれーっ! (><) 」
と思いました。
現在、私たちが、子供を産めない事情は2つあります。
「経済状況」と「夫婦別姓の未認可」です。
経済状況は、2人が共働きして、やっと2人が生活していける状況です。
出産予定の友人が、じわじわと退職へ追いやられて苦しんでいる様子や、
専業主婦の奥さんと子供を抱えながら、退職せざるを得ない状況の下、失業し、一年近く職がみつからない兄を見ていると、ますます、怖いです。
私たち夫婦は、7年程前に婚姻届を出し、私は夫の姓になりました。
下の名前で呼ぶのは、家族・親戚、ごく親しい友人。公の場では、姓で呼ばれてきました。
知らず知らずに、「姓・名」に対し、自己同一性を培ってきてしまっていたんですね。
結婚し、姓が変わった事で、自己認識との乖離の為、非常に苦しみました。
「きっと時間が解決する」と自分をなんとか説得していたのですが、ますます、精神的に苦しくなってきました。
そして、転職活動の時、いろいろな問題が表面化してきました。
会社在籍中に結婚したので、役所書類とタイムカード以外は、旧姓での通称を認められていました。
しかし、新しい会社ではそうはいきません。
履歴書には、本名すなわち、戸籍姓しか書けないです。
会社で、狭い範囲ながらも、旧姓使用が認められていたことで、精神のバランスを保っていたのですが、
新しい会社ではそうはいかず、自己認識との乖離が生じたまま、新しい姓で過ごさなければならない今後の生活に、恐怖感でいっぱいになっていきました。
とうとう限界に達し、夫婦・両家との話し合いの下、離婚し、事実婚に至っています。
夫、双方の両親に対し、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
こんな私でも、「子供を持ち、暖かい家庭を築いていきたい」という夢は捨てていません。
しかし、事実婚まま産み育てる勇気はないのです。
子供は二人だけの問題ではないので。
「自業自得」とお叱りを受けるかもしれませんが、「夫婦別姓」も認可される事を切に願います。
また、妊娠しても退職へ追いやられないように、そして、サービス残業の禁止を徹底してほしいです。
追記
以前の会社で、連日、深夜までサービス残業がありました。
タイムカードが無い会社だったので、手帳やメールを使い、
出社・退社時刻を毎日記録していました。
ある時、その記録と共に 労働基準監督局へ相談へ行ったのですが、
「それは、貴方の『時間管理』にすぎない。厚生労働省の通達により、『何をもって残業とみなすか』という項目があり、上司が残業を明確に指示している場合、残業とみなす。例えば、口頭で残業しろといった場合や、会社にある『残業申請書』に上司の印鑑が押してあるとか。」
ということでした。
タイムカードなど、記録を残さない会社が、残業を明確に指示したり、ましてや、残業申請書など作るはずがありません。
サービス残業の放置、何とかならないものでしょうか・・・・。
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Oh, when I was in love with you,
Then I was clean and brave,
And miles around the wonder grew
How well did I behave.
And now the fancy passes by,
And nothing will remain,
And miles around they'll say that I
Am quite myself again.
-- A. E. Housman
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If a man will begin with certainties, he shall end in doubts; but if he will be content to begin with doubts, he shall end in certainties. by online poker