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ブログ

「行動経済学で人を動かす モノは感情に売れ!」 橋本 之克 (著)

「買う」ということを行動経済学の三つの概念でシンプルにわかり易くまとめられた本です。

  1. 「ヒューリスティック」
  2. 「プロスペクトと損失回避」
  3. 「フレーミング」

 

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「ヒューリスティック」には、代表制ヒューリスティックや利用可能性ヒューリスティックがあり、平均データの使用、身近な情報や印象への信頼により真に合理的な判断が出来なくなってしまう。「利用可能性ヒューリスティック」は違いなく選挙でも使える。例えば、わが民進党は、もと良い情報を有権者に身近に伝え、印象をよくしていかなければならない。

他にも「アンカリング」頭に残る数字などが判断材料となる(アンカリングに関する実験結果は興味深い)、「感情ヒューリスティック」好き嫌いで判断する、などがある。

人が意思決定する力には限界があり、意思決定の際に簡略化し、力を使わないようにするのが「ヒューリスティック」であり、これがマーケティングに使える。コカコーラがこれを応用している。

「プロスペクト」は、人は得することによる喜びよりも、同じだけ損することの不満や悲しみが「2倍以上大きい」ということ。つまり、100万円得することと、100万円損しないこと、では価値が損しないことの方が大きいということ、つまり、「○○得します」よりも「○○損しないですみますよ」の方が選好されるということだ(藤末解釈)。

これは選挙でも言える。消費税増税や年金の切り下げは恐ろしいほどの抵抗がある。これは失うことに対する評価が大きいことからくるものと考えられる。

「フレーミング」は、物事を見るときに枠組み。三か月で9000円、よりも1日当たり100円!の方が売れる。手術で、死亡率10%よりも生存率90%と言った方が安心できる。など、言い方の問題ではないかと言われると思うが、「水が残り半分しかないとみるか、まだ半分もあるとみるか」の違いである。


このように大きなコンセプトについて、事例に基づき説明されているため、非常に理解しやすい。

マーケティング関係者や選挙関係者は一読すべき本です。


 

「哲学入門 死ぬのは僕らだ! 私はいかに死に向き合うべきか」 門脇 健 (著)

12月に入り、国会が閉じてから、時間の余裕ができましたので、本を読むペースが上がっています。今月は10冊以上は読んでいます。

その中でも「哲学入門 死ぬのは僕らだ! 私はいかに死に向き合うべきか」は、なかなか面白く読ませてもらいました。内容は、西洋哲学のみですが、なんとなく仏教哲学のテイストが入っているように感じました。

著者は、住職兼教授の門脇健先生。

ソクラテスの死生観「死を知ることはできない、だから怖くない」
キリスト教神学者アウグスティヌスの「私の幼年時代はとっくの昔に死んでしまった」
ニーチェの「これが生だったのか!よし、もう一度(永劫回帰)」
カミュ「歴史から跡形もなく消え去る運命」

そしてパスカル、これは圧巻です!
「人間はひとくきの葦にすぎない。自然のなかで最も弱いものである。だが、それは考える葦である。彼をおしつぶすために、宇宙全体が武装するには及ばない。蒸気や一滴の水でも彼を殺すのに十分である。だが、たとい宇宙が彼をおしつぶしても、人間は彼を殺すものより尊いだろう。なぜなら、彼は自分が死ぬことと、宇宙の自分に対する優勢とを知っているからである。宇宙は何も知らない。
だから、われわれの尊厳のすべては、考えることのなかにある。われわれが満たすことのできない空間や時間からではない。だから、よく考えることを努めよう。ここに道徳の原理がある。」(パンセ347)「考えることが人間の証、生きること」と藤末は理解しました。

ヘーゲルは、「死という否定に留まることは、否定を存在に変換する魔法の力である」という言葉が引用されています。「死をアウフヘーベンし、存在につなげる」、「必ず至る死を前提に生きる」ということではないでしょうか(きっともっと深いと思いますが、藤末のレベルだとこの解釈です。)

プラトンについては、「パイドン」から「死に臨んで嘆く者を見たら、それはその男が知を愛する者ではなくて肉体や金銭や名誉を愛する者であることの証拠ではないか。」との引用です。私は知を愛している方だとは思いますが、間違いなく「死に臨んで嘆きまくります」。逆に「死ぬ直前まで、死を恐れ、死ぬことを嘆きまくる」ようになります。
哲学は好きですが、きっと哲学者にはなれませんね。


 

「やりたいことの見つけ方~迷いのブレーキを外す20のヒント~」 松永真樹 (著)

私の遠い親戚であり、NPO超「∞」大学校長である松永真樹さんの著書です。
親戚だからひいき目になりますが、なかなか面白い本です。
めちゃ読みやすいです。

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やりたいことがみつからない。 > やりたいことがなくてもいい。やりたいことをやっている人を応援する。

 

モチベーションが下がったら。(前向きになれない) > 5つのステップ。第5ステップの「冬眠」がいいですね。

夢をかなえる4つのステップ > 
1.ワクワクする(藤末は「色がつくまでイメージすべし」と考えます。) 
2.言う(夢を応援してくれる人が見つかります。by藤末) 
3.決意する(何があっても貫き通すことにより人が応援してくれます。by藤末)
4.行動する(1-3までができればやるだけです。一番簡単なところです。by藤末)

細かいところは是非ともアマゾンなどで買って読んでください!

松永さんの講演の様子はココ
マサキさんの結婚ビデオは秀逸です!ちなみに奥さんがうちの本家です。

現場の満州史 「満州国の最期を背負った男 星子敏雄」 荒牧邦三著

藤末が子どものころ、熊本市長をされていた星子敏雄氏の伝記的なノンフィクションです。なんとなく星子市長という名前は覚えていました。
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九州に帰ったときに、知人に薦められた本ですが、読み始めると、内容が興味深いだけでなく、文書も読みやすく面白く一気に読み切りました。

特に、熊本の五校時代の話は、「亜細亜復興」など昭和の学生の思想が垣間見えます。大川周明との交流など、今の若者よりも海外に目が開かれていたのではないかと思います。
星子氏らは「東光会」を結成します。本会は「日本精神の真髄を体得し、東洋人としての自覚を把握し、以て社会人としての其の本然の生活に生きんことを期す」としています。ちなみに、星子氏らが結成した「東光会」の名前が熊本大学附属図書館の「東光原文学賞」として残っているというのは熊本らしく伝統を大事にするなと感心しました。

そして、五校と東大を卒業すると、満州に渡ります。まさに、「東洋人としての自覚」ではないでしょうか。星子氏は、「民族協和・アジア解放」という信念から満州建国に官僚として臨むのです。
しかしながら、その信念とはうらはらに、満州は本国から官僚や産業人が入り、徐々に日本の支配の色が濃ゆくなっていきます。

満州警察の創設を担った星子の活動の記録は、まさに「現場での生きた満州史」です。昭和史好きの藤末には本当に読み応えがありました。特に星子氏の奥様が満洲映画協会理事長だった甘粕正彦(映画ラストエンペラーにも登場されていたと思います)の妹というのは深い印象がありました。

そして、終戦、満州国破綻後も日本へ逃げず、ソ連軍に逮捕され、シベリアに11年間抑留されます。シベリアの抑留の記録は怒りさえも覚えます。

人に歴史あり、と言いますが、まさしく星子氏の人生を通して、戦前そして戦後の日本の歴史の一面を理解したと感じます。
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『「読まなくてもいい本」の読書案内』 橘 玲著

「古典=読むべき本」という固定観念を変えてくれる本です。

個人的にも、フロイトやマルクスの業績は素晴らしいと思いますが、
「今、現在、この二人の業績が科学的かというと『?』と言わざるをえない」と考えていましたので、
本書を読んで、自分だけがそう考えていたのではないんだ!と思いました。
(哲学者カール・ポパーは、フロイトの精神分析やマルクスの理論を反証可能性がないため、科学的ではないと批判してています。このポパーの「反証可能性」の考え方は非常に有効だと考えます。)
結局は、そのような古いパラダイムの古典を「読まなくてもいい本」としていると、藤末は読み取りました。(トーマス・クーンがいう「パラダイム」です。)

本書では、古いパラダイムを超えた新しい知識パラダイムとして、「複雑系」、「進化論」、「ゲーム理論」、「脳科学」などを上げています。それぞれの章を読むとなんとなく新しい知識を得たように感じます(それぞれパラダイムの本質を掴むには、それぞれの分野の専門書を数冊は最低読む必要があると思いますが、本書はイントロダクションにいいと思います)。

藤末が基本学問と考える3分野は、「量子物理」、「情報科学(脳科学を含む)」、「バイオサイエンス(遺伝子だけでなく生化学反応も含む)」だと思います。近い将来、このような全く違う三分野を統合する論理と学問ができるのではないかと考えています。そうなると全ての既存の学問(社会科学を含む)が古いパラダイムになるかもしれません。

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色々と考えさせられる本でした。

 

「日本人女性信徒が語るイスラーム案内 」  河田 尚子 (著)

2004年に9.11テロを起因とするイスラームへの誤解をとくため、イスラームに入信した日本女性である著者がイスラームの基本的な信仰信条や生活のあり方を紹介するに書かれた本です。

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著者 河田尚子氏とは、国連の核兵器廃絶の会議などに緒に参加しており、また、UNICEFの活動などでもつながりがあります。

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「日本人女性信徒が語るイスラーム案内 」を持って、河田尚子さんと

本書は、過激派イスラームISIL(日本では「イスラム国」)の問題が注目が集まり、ますますイスラームに対する誤解が広がる中で、再版すべきではないかと思われます。

本書を読むと、私の個人的なイメージですが、

  1. イスラームは日本人が思う宗教よりも「生きる道」のようなものであること。
  2. イスラームは女性を虐げているようなイメージがあるが、それも誤解があること。
  3. アッラーは、日本でいう「お天道さま」のようなもので、全てを見ており、見守っていること。
  4. 色々なやなことが起きてもアッラーから与えられたものとしてうけいれること(仏教も基本は同じだと思います。)
  5. 「イスラム原理主義」というイスラームを厳密に守っているというイメージになるが、実際はイスラームの道を完全に踏み外していること。
  6. 同じく「ジハード」も「聖戦」と訳されますが、もともとは「奮闘努力すること」であること。

など、イスラームのことが少しは理解できたと思います。

これからますますグローバル化が進む中で、日本人もイスラームへの理解を深めなければいけないと常々思っていました。
本書は、すばらしい入門書だと思います。

「祖国を興すもの」 南原繁著(東大総長)『平和の炬火をかかげることは戦争にまさる勇気と忍耐を要する』 

親しい国会議員から、東大総長の南原繁の新憲法発布記念式典における講演で「今の日本に対して呼びかけたような言葉がある」と聴いて、国会図書館から講演を収録した標記の本を取り寄せて読みました。
南原繁が吉田茂から「曲学阿世の徒」と言われたことは知っていましたが、このような言葉を残されているとは初めて知りました。
70年近く前の言葉ですが、今でもその理念は通じるところがあると感じました。

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「正義」としての平和主義
南原繁は、日本国憲法の平和主義について
「われわれの希求するところのものは、単なる恒常の平和でなく、あくまで「正義」に立脚する国際の新しい政政治的=経済歴秩序の確立である(112ページ)」としています。

平和主義の理想をかかげることが戦争にまさる真の勇気と忍耐を要する
そして、「憲法に宣言する如く、われらの安全と生存をあげて、平和を愛する世界の諸国民の公正と信義に委ねようとするものである。
それがいかに国家的冒険の業であるかを、われわれは知っている。世界は或る意味においてなお夜であって、昼にはまだ遠い。この時代に、このような理想の炬火をかかげて魁(さきがけ)することが、いかに苦難の道であるかを、われらは知らぬではない。それこそ戦争にまさる幾倍の真の勇気と忍耐を要することであろう。(113ページ)」
、と指摘しています。

保守反動の方向に舵がむけられてはならぬ
「だが、新憲法も同じく人の手によって作られたものである。従って、それ自らの持つ不完全性を免れることができず、時代の推移によって将来の改正も予想しえられるであろう。その場合、警戒すべきは、仮にも再び保守反動の方向に国家の舵がむけられてはならぬことである」


憲法改正の議論が本格的に動き出しそうな感じですが、憲法という国の枠組み・基本を定めるものを近視眼的ではなく、長期的・多角的・深い視野から議論する必要があります。そのためにも、先人の知恵、温故知新が必要です。

「救う力」 吉岡秀人著

ゼロからミャンマーに病院を作り、数万人の患者を診てきた吉岡秀人医師の講演を聴いた知人から、素晴らしい方なので是非本「救う力」を読んではどうかと言われました。

すぐに購入して読みましたが、すごい内容でした。
なぜ医者になろうとしたか、どれだけの逆境の中で道を見つけ作ってきたか、そしてなにを考えたか、吉岡氏の言葉がすごく心に響きました。

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私は乱読で色々な本を読みますが、ここまで心にインパクトがあった本はなかなかありません。きっと知人が聴いた講演も相当いいものに違いありません。是非、機会があれば会いに行きます。


さて、本の内容の印象的な部分だけご紹介させていただきます。(ご本人の経歴や経験を読まないと説得力がないですが、お許しください。)

1.「弱さ」は生きていく上での安全装置
弱さの自覚は危険から身を守る安全装置。しかし、弱さを自覚し、弱さを克服する。これが本当に強い人間をつくる。
*藤末は、人には強い弱いは差はあまりなく、みんな弱いと思っていますが、吉岡氏が言う「強さ」とは「思いを実現する強さ」だと思います。私は時々「強い人」だと言われますが、それは、そもそも人は自分も含めすべて弱いと自覚しているからではないかと本を読みながら納得しました。私は自分の弱いところを意識的にカバーしています。

2.コンプレックスは強い人間になるための道しるべ
もがき苦しむ中で、人は生き延びるチャンスをつかむ。無自覚だった自分の才能にも気づく。
*私はまだまだ全然苦しみが足りませんが、小さなコンプレックスをばねに頑張ってきたなと自分でも思っています(小学校低学年、通産省で働きだしたころはコンプレックスだらけでした。今でもそうです。)。これからもっと大きな苦しみとコンプレックスを抱え、成長していきます。

3.天からのまなざしを持っていれば心強い
欲を捨て、人の評価にも拠らず、自分の輝きを天からのまなざしで見つめ続ける。
*私もお天道様の視点で生きれるようになります。そのためにも、人が見ていなくとも(お天道様が見ています)道のゴミを拾うなど小さなことをきちんとできるようにまずなります。当然、小さなこととともに、お天道様の視点で大きく社会を変えていきます。

4.心の底から自分自身のことを信用しているか
人は自己の延長線でしか他人を理解できない。
自分も痛いとわかるから、他人も痛いと理解する。
自分がつらいから、あの人もつらいのだろうと同情の涙を流す。
だから、他人を心から信用すると言うが、それは自分を信用していないとできない。
*信用もそうですが、人を幸せにしようと思ったら、まず自分自身が格段に幸せにならなければならないと思っています。それはお金や地位でなく、日々の生活や仕事で自分自身の魂を喜ばしているかどうかです。先日、サッカーの本田選手が「心の中のリトルホンダに聞く」との話を聴きましたが、なんか自分の中にも「リトルフジスエ」というか「藤末健三の本体(魂)」がいます。人の評判などではなく、この「藤末健三本体」が喜んでくれないと幸せにはなれません。


以上、相当粗い書評ですが、何はともあれ、ご一読ください。

「友だち力」 蓑宮武夫著

著者 蓑宮さんは、ソニーの上席常務をされ、現在、小田原の電力地産地消を進める(株)ほうとくエネルギー代表取締役をされています。

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本書を読むと、蓑宮さん(みのさん)の交友関係の広さが分かりますし、本書に登場される何人かは直接存じ上げる方なので、その方の気付かない一面を教えてもらうところもあります。

ただ、メインは、「ソニー魂」です。

例えば、「仕事の楽しさは自分で見つけ出すもの(p98)」では、ソニー創始者の盛田さんのアツい言葉が出ています。いい仕事をし、イキイキとした人生を歩めるかの答えが「知・好・楽」という言葉の中にあるとしています。
これは、「これを知る者は、これを好む者に如かず、これを好む者は、これを楽しむ者に如かず」という論語の教えを表したもので、なかなか深いです。

また、「運は受け入れるもの、円は自らつくるもの(p194)」もなるほど!と思わされました。
そこには、「(邪な考えをもつと)悪い縁がどんどん膨らんでいく」「損得など全く考えず、ただ純粋にいい人と縁を結びたいと願う」とあります。これは、文字で読むだけだと当たり前のことだと思われるかもしれませんが、本当に実践するとすると相当な思いがなければできないことです。ここはやはり著者を直接しるだけにすごく納得させられるものがありました。

とにかく、ビジネスのハウツーではなく、どのように楽しく生きるべきかが書かれた本です。
私のようなミドルだけでなく、若い人にも参考になると思います。

ちなみに、「目次」は、以下のとおりです。
真の絆とは何か
人間関係を円滑にする作法
仕事が楽しくなるコツ
上に立つ人の心得
良縁を結ぶヒント
わが愛すべき友たち(ソニー編、小田原地域編)

「幸福論」須藤元気著

格闘家・ダンサー須藤元気さんのお遍路の記録です。 sudougenkikouhukuron.jpg ところどころ「くすっ」と笑えるところもあれば、「なるほど」と深くうなずくところもある本です。特にところどころに書かれている人生観は重みがあります。おそらく著者が本から学び取ったものでなく、自らの経験から学びとったものだからではないかと思えます。 例えば、 「自分が変われば、世界が変わる」(32ページ) 「他人を変えようとするのではなく、まず自分を変える。・・・結局、幸せのために職場や恋人を変えても、自分自身が変わらなければどこに就職しようと誰と付き合おうと一時的な幸せ以外、何も変わらない。」 これは、ズバリ深いですね。自分を含めて、色々な悪いことを周りの人や環境のせいにすることは多いですが、これでは進歩がない。やはり、問題を自分のこととして受け入れ、自分が変わるところから進歩が始まると私も思います。 「ピーポーくん」(54ページ) 「彼をはじめて見て、その名前を知った時、僕は帽子をかぶっていないことに脱帽した。・・愛くるしさとその安易な名前に哲学を感じた。」 この文書には笑わせてもらいました。今、ゆるキャラブームですが、ピーポーくんは「キング・オブ・ゆるキャラ」だと思います。折角なのでいじれるようにコピーライトを緩くしておけばやかったですね。 pi-po-kunn.jpg ピーポーくん(画像は警視庁サイトからお借りしています。) 「食という字」(135ページ) 「食という字は『人を良くする』とかくだけあって、おいしいものをきちんと食べることは人間にとって本当に大切なことだと思う。」 何気なく書いている感じですが、それぞれ意味があるようです。この「食」という字はよく使うけれど、その意味を考えたことがありませんでしたが、言われて見るとそのとおりです。いつも食事を作ってくれる妻に感謝です。 その他にも 「日頃から僕は、極力ネガティブな言葉は使わないように心がけている。」(46ページ) なにげなく、さらっと書かれているが、わかっていてもできないこと。私も言葉の力はすごいと思う。いい言葉を発し続けることが人はそれだけで周りの人をハッピーにしているのかもしれません。 「『宝の地図』を自分の部屋に作っている」 「自分の写真を真ん中において、自分の欲しいものをその周りに配置していく。」 この文書だけを取り出すとなんか物欲が強い人、みたいなイメージになりますが、それは違います。本を読むと須藤元気さんは、すごく自分のなりたい姿(ビジョン)を大事にし、それを実現する力が強い人だとわかります。 また、文書だけでなく、お遍路の写真も素晴らしいものがあります。
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