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『プロの知的生産術』 内田和成 著

早稲田大学ビジネススクール教授でボストンコンサルティンググループ前日本代表の内田和成先生の著書。

如何に情報をインプット(収集・整理)し、アウトプットするかということをフォーカスしています。

頭の中に情報を整理していれるための「仮想の引き出しを作るということが書かれていましたが、これは「どのような情報に興味を持つかを意識する」ということではないかと自分なりに解釈しました。色々な情報やチャンスが目の前を通り過ぎますが、よほど意識しないと見落とし、取り逃がしますので、本書にもある「自分の役割や自分の興味」を理解することが重要だと思います。

また、内田教授のこだわり文具はなかなか面白いものでした。
これだけで一冊の本にしてはどうかと思うくらいです。確か勝間和代氏の本にもアイテムがたくさん出ていましたが、内田教授の方がより身近で自分でも購入できそうなものが多いと思います。

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「もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら」 池田信夫 原作

2015年、日本に財政危機が起こるという中で小泉進次郎総理が登場し、財政・経済改革を行うというストーリ。

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失敗学の畑村先生が原発事故について仰っていた言葉
「起こりうることは必ず起こる」(千年に一回の地震・津波もかならず起きるという文脈です)
は今でも私の頭の中に残っています。
このままではいつか日本政府の財政は破たんします。

 

 

私も自分なりに財政問題を勉強していますが、池田先生はギリシア経済危機や韓国の通貨危機などからデータを持ってきているようで、危機後の日本の状況には非常にリアリティがあります。

 

小泉進次郎総理がミルトン・フリードマンの自由主義政策を進めるが国会は法律を通せない。最後にIMFが入ってきて、総選挙というエンディングですが、次は、「再生する日本」を書いていただきたいと思います。

「起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術 」勝間 和代 (著)

あまりベストセラーと言われる本は読まないのですが、ご縁をいただき読ませていただきました。

 

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正直、色々な点で参考になりました。

  1. 自分自身を客観的に見ること(物事に一喜一憂しない)
  2. 三毒(妬み、怒り、愚痴)を追放する
  3. パーソナル資産増強(良い友を作る)

など、頭では分かっていてもできないことばかりです。これらのことができているから彼女はすごいのでしょう。

基本的な当たり前のことをきちんとできること、これが一番大事なのかもしれません。

 

そういえば天才バカボンのお父さんもこう言っています。

これでいいのだ!

おそらく「起きていることはすべて正しい」と同じ意味ではないでしょうか。

「はげまして、はげまされて~93歳正造じいちゃん56年間のまんが絵日記~ 」竹浪 正造 (著)

93歳の筆者が昭和29年から描いたノート2300冊分の絵日記の抜粋です。

読んで見ていると 懐かしさで一杯です。 自分が子供の頃、薪で風呂をたいていたこと(家に大きな斧がありそれで木を割っていました。今なら子供には危険だからさせないでしょう)、縁側でおしっこをして母に怒られたこと(東京に上ってきてからは縁側がある家に住んだことありません)、昔の家は熊本といえども寒く綿入れを着て丸くなっていたこと、など思い出しました。 今と比べると貧しかったけど、なにも不満がなかったなと思い返されます。

また、著者の家族への暖かい思いが本当に伝わります。お子さんたちとの楽しい時代、お孫さんやひ孫さんとの心の交流といった喜び、また、奥さんを失い、娘さんを失い、どれほど苦しまれたかと推察されますが、淡々と日々の日記をつけておられる。 読みながら、自分も筆者のように家族に愛されるじいさんになりたいと心から思いました。

幸せの基盤は家族であることを教えてくれる一冊だと思います。

「孫文‐‐その指導者の資質」舛添 要一 (著)

先週土日に一緒に台湾の国際カンファレンスに参加させてもらいました。
今年は、辛亥革命100周年です。当然、台湾でも孫文(孫中山)の話が多々ありました。
台湾の政治家や政府関係者との会話の中で舛添議員の話を聴かせてもらい、「孫文の研究者」であることを初めてしり、その話の面白さに帰国してすぐに購入しました。

孫文の名前は知っていても、詳しいことは知りませんでしたが、この本を読んで孫文に対する関心は高くなりました。

 

いくつか印象が深いことを紹介すると、

 

1.失敗の英雄であること。12回の武装蜂起を行い、失敗し、最後にやっと辛亥革命を成し遂げるが、どのような時もあきらめることがなかったと言います。
孫文の言葉に「一つ失敗するごとに一つ進歩する」というのがあります。

 

2.読書家であるということ。イギリスで拉致されたとき、日本への亡命時、宴会の時もよく本を読んでいたそうです。本書には、犬養毅に何が一番好きかと問われると、孫文は「レボルーション」まず答え次に「ウーマン」、そして「ブック」と答えたと書かれてありました。(やや違和感があり、ネットで調べますと、前坂俊之氏のサイトに「趣味とはいへませんが、孫文の第一に好きなのが革命で、二番目が読書、その次が女といふ順序です」。(菅野長知『中華民国革命秘史』)とありました。いくつか説があるのでしょうが、私は二番目に本を出したと思います。)
私も本が好きですので、孫文がどんな本を読んでいたかが気になります。科学・医学・哲学の本を読んでいたのではないかと勝手に想像しました。

 

本書を読んで、舛添要一議員は孫文に大きな影響を与えられていると痛感しました。色々な仕事を一緒にさせていただく日が必ず来るように思います。

「ギリシア・ローマ名言集」 柳沼 重剛 (編集)

ギリシアとローマの名言を対訳形式で集めたものです。原文も入っているので、読めなくとも文字の雰囲気が伝わってきます。やはり名言は字面もいいとわかります。

例えば、 dum spiro spero

「生きているかぎり私は希望をいだく」

wikiで調べると日本ロックバンドのアルバムの名前になっています。この本を読まれたかもしれません。

読みながら思ったのは「人は大昔から変わっていないのだな」ということです。貪欲、妬み、傲慢などを意識乗り越えようとするのが人間なんだなと痛感しました。

私は本を読みながら関心あるところにマーキングをしますが、マーキングがこんなに多い本は久しぶりでした。

「持続可能文明の創造―エネルギーからの文明論」 神田 淳著

通産省の先輩が書かれた一冊です。
役所の先輩が書かれた本なので役所と同じことが書かれているかと思って読ませてもらいましたが、全く内容は違いました。政策というよりもマクロな文明論からエネルギーの在り方を整理されたものでした。

帯には『エネルギーの変革はできる。江戸時代、日本は持続可能文明を実現していた。大量生産、大量消費から人類は脱却できるか。』とありますが、奴隷や家畜をエネルギー源とした古代、木材をエネルギー源とした時代、そして石炭から石油の時代へとの移り変わり、原子力に至るまでの社会とエネルギーの関係を整理されているのは非常に面白く読めました。

つまり、エネルギーが社会構造を作っていく歴史を知ることが原子力政策をどう見るかについて大きな示唆を与えてくれます。

また、「文明をつらぬくエントロピーの法則」など文明論と物理学が融合しているところも面白いところです。エントロピーの議論には情報科学のエントロピーの概念も入れていただけると「エネルギー文明+情報文明」という新しい切り口も生まれたのではないかと読みながら思いました。

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「世界インフレ襲来」熊谷亮丸著

大和総研のチーフエコノミストの著書。
自分の考えにすごく近いというか、勝手にこちらが熊谷さんを経済産業政策の師匠と思っていますので、すごく読みごたえがありました
原油高や円高のみならず米中欧の経済動向にも幅広く言及されており、経済書としても価値が高いのではないでしょうか。

特に、日本経済に必要な四つの柱
1.トップリーダーのビジョンに基づいた体系性のある政策
2.内需、需要サイドのみに固執するのではなく外需や供給サイドも重視したバランスのとれた経済政策
3.財政規律を回復(まずは支出の削減、安易に国債増発に頼らない)
4.政府と日銀のより一層の連携

特に1.は重要です。
古川国家戦略担当大臣と国家戦略室の成長戦略担当者(経済産業省の先輩と後輩)にも本書を渡し、熊谷さんの話を聴いてもらいます。なお、4.については国家戦略会議を設置し、そこに日銀総裁も入りますので、徐々にですが進むと見ています。

また、同時に国会においても「短期的な円高に対応した政策の研究会」を創り、国会議員、できれば超党派で政策を深めていきます。

面白くなってきました。がんばって働きます!

「ビジネスマン龍馬」蓑宮武夫著

私のものづくり政策の教師でもあるソニーの役員をされた蓑宮さんの著書です。

 

蓑宮さんのメッセージは「今こそ脱藩、起業家が出でよ」ということだと感じました。
そして、私も国家公務員(通産省、国立大学)を辞め、小さな脱藩をしたみとしては、「世の中が大きく変わる時だから龍馬も脱藩したのだな」と思わざるを得ませんでした。
龍馬の生き方は参考になります。特に「スイッチのオン・オフ」については自分は全くできていません。
龍馬は、三味線、舞踊、刀剣、絵画などの多彩な趣味があり、仕事のオンオフをやっていました。一方、私はだらだらと仕事をしており、大きく反省であります。

 

龍馬の生き方からビジネスマンが学ぶべきものをまとめた一冊です。
是非とも龍馬ファンでない方もご一読ください。

 

 

 

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『民族とナショナリズム』E.ゲルナー(加藤節監訳)佐藤優さんと読む

標記の勉強会が国会で開催されています。
輪読をしながら佐藤優氏が注釈を入れるという形式で勉強していますが、多くのことを学べます。

ゲルナーは、ナショナリズムの形成について分析をしており、ナショナリズムを「政治的な単位と文化的あるいは民族的な単位を一致させようとする思想や運動」としてます。
民族は、同じ文化を持つこと、同じ民族に属すると認知する場合のみ同じ民族に属する。つまり民族は人工的に作られたものである(生物学的なものではない)との定義は自分の認識とあまりにも違い驚愕しました。

特に工業化社会となり中産階級が文字を読み書きできるようになるとナショナリズムが生まれるとの指摘は有名ですが、他にも世襲を防ぐシステムとしての宦官、外国人官僚、科挙という困難な試験があるとの指摘もなるほどと思いました。

また、所々で佐藤優氏の注釈があり、
移民の受け入れの二つのパターンとして
一つはフランス型。言葉、習慣、文化などを完全にフランスに同化する。サルコジが典型的な例、ハンガリーからの移民の子供が大統領となった。
もう一つはイギリス型。文化多様化型であり、独自の文化を認めるが完全なイギリス人としては認めない。
日本がどちらのシステムを採用するかを考えなければならない。
イギリスなどでは人種差別が大きな国の課題となっている。
イギリスでは人口の数パーセントしかない黒人への差別主義から暴動が起きており、警察が大量に配置されており、警察国家となりつつあるとも聞きます。

引き続き勉強会に参加し、知見を深めていきます。

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