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「影をなくした男」 シャミッソー著

なんとなく買った一冊です。
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影を売った男が困るという、童話のような話です。

挿絵がすごくいいです。

そういえば、あまり自分の影を意識したことないですね。


アニメーション『影のない男』 ジョルジュ・シュヴィツゲベル作、この本が原作です。

「時」が最大の財産

時は金なり "Time is Money."と言います。

しかし、私は「時は金でさえ買えない」と思います。
人間平等に生まれて生きて死んで行く。

日本でもっとも長生きした人で114歳、平均寿命は83歳
世界でも最も長生きした人は122歳、平均寿命は68歳
平均と最高が2倍も違わないのです。

お金であれば、ビルゲイツと途上国の人ではおそらく12ケタ(兆)くらい違うのではないでしょうか。
こう考えると寿命という時間資産はお金に比べ平等に与えられていると思うのです。

そして、死んだらすべて終わり、「時間(命)」以上に大事なものはありません。
自分に与えられた時間をどれだけ有意義に使えるかが、人生の最大の課題ではないかと思います。
その時、その時に最善を尽くします。

「自省録」 マルクス・アウレリウス・アントニヌス著

ローマ帝国の哲人皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスが出版を意図せずに書いた文集です。
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一番感じたことは

2000年近い昔から「人の生活や考えは変わらない」ということです。
ローマの皇帝が哲学を学ぶことにあこがれながらも政治を行い、家族の死に直面し、自らを慰めて生きる。

「人生は戦いであり、旅のやどりきであり、死後の名声は忘却にすぎない(p34)」

また、宇宙の理性と自己の理性(注:ダイモーンと理性の違いが私は理解できていません)が一致しているような表現がありましたが、これは仏教の梵我一如と似ていると思います。
「理性的指導機能は、正しいそれによって平安をうるときに自ら足れりとするものである。 (p125)」というところも仏教の阿頼耶識と理性的指導機能が似ているのではないかと思った次第です。

仏教哲学とギリシャ・ローマ哲学は共通性が高く、地球環境問題や紛争などを克服するためには、もう一度古い哲学に戻り哲学を再構築する必要があるのではないかと思っております。

早く国際関係論の博士論文を書き上げ、哲学の論文に移りたいです。

正月で仕上げる予定です。

「起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術 」勝間 和代 (著)

あまりベストセラーと言われる本は読まないのですが、ご縁をいただき読ませていただきました。

 

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正直、色々な点で参考になりました。

  1. 自分自身を客観的に見ること(物事に一喜一憂しない)
  2. 三毒(妬み、怒り、愚痴)を追放する
  3. パーソナル資産増強(良い友を作る)

など、頭では分かっていてもできないことばかりです。これらのことができているから彼女はすごいのでしょう。

基本的な当たり前のことをきちんとできること、これが一番大事なのかもしれません。

 

そういえば天才バカボンのお父さんもこう言っています。

これでいいのだ!

おそらく「起きていることはすべて正しい」と同じ意味ではないでしょうか。

「ギリシア・ローマ名言集」 柳沼 重剛 (編集)

ギリシアとローマの名言を対訳形式で集めたものです。原文も入っているので、読めなくとも文字の雰囲気が伝わってきます。やはり名言は字面もいいとわかります。

例えば、 dum spiro spero

「生きているかぎり私は希望をいだく」

wikiで調べると日本ロックバンドのアルバムの名前になっています。この本を読まれたかもしれません。

読みながら思ったのは「人は大昔から変わっていないのだな」ということです。貪欲、妬み、傲慢などを意識乗り越えようとするのが人間なんだなと痛感しました。

私は本を読みながら関心あるところにマーキングをしますが、マーキングがこんなに多い本は久しぶりでした。

二十代無邪気 三十代元気 四十代勇気

友人からメールが来ました。

そこには、
作家の北方謙三氏の言葉に

「二十代無邪気 三十代元気 四十代勇気」と書かれていました。

二十代は、物事なんか見えやしないから、無邪気にどんどんやれ。
三十代は、物事が見えてくるようになるから、元気を出してやれ。
四十代は、物事が見え過ぎるようになるから、勇気を出してやれ。
とのこと。

すごく印象的な言葉で、
自分を振り返っても、
二十代は、なにも考えずに仕事ばかりをしていました。
三十代は、それなりに自分の実力をつけれたと思いますし、
四十代は、選挙に出るなど、勇気がありました。

五十代はなんなのだろうかと考えると、「やる気」ではないかと思います。
あと3年で五十歳。気合を入れていきます。

安岡正篤 「有名無力 無名有力」

陽明学者 安岡正篤先生の言葉に

有名無力 無名有力」というものがある。

大業を成そうと思えば、なるべく無名で有力になることです。
そればかりでなく、名士になると何もできなくなるのです。
あっちの義理、こっちの差し障り、いろんなことで身動きがとれなくなる。

具体的な事例として、大臣や議員が名前が出て、どんどん忙しくなり、自分自身を鍛えることができなくなると指摘しているのです。

「忙しい、忙しい」というのは有名人の口癖です。
「忙」という字は、リッシン偏に亡ぶと書いてある。
"心が亡くなる"ということで、忙しいと本当に心が亡くなる。
迂闊になったり、粗忽になったり、もうミスだらけ、
エラーだらけになる。
だんだん"心が亡くなる"のですから馬鹿になる。

と「運命を開く」(プレジデント社)にあります。

この文書を読んで、胸が苦しくなりました。
まさしく自分のことが書いてあるからです。

きちんと本当の実力をつけるために精進しなければなりません。

「老子の無言」 田口佳史 (著)

私が教えを頂いている田口佳史先生のご著書「老子の無言」です。

中国の古典は学ぶところが多くあります。

私は、アジアの国境をなくすのが夢でありますが、やはりカギは「東洋の思想」にあると思います。それは2000年以上前に創られたインド哲学と中国哲学ではないかと考えます。

神との対比にあるあまりにも強すぎる「自己」。
これを来れるには「道」や「梵我一如」的な考えが必要になっています。

多くの人が自然・地球の有限性を感じつつあります。自然と自分が、他人と自分が一体である実感がなければ、環境問題、貧困、紛争といった課題を解決することは難しいでしょう。

本書にある「生きているだけで100点(満点)!」は自分の座右の銘にさせていただきたいと思いました。私はそこまで到達していません。やはり名誉とかを求める自分がいます。

「なぜ国家は衰亡するのか」 中西 輝政

1998年と13年前の本ですが、書かれていることは現在でも当てはまると感じました。

それだけ、政治も社会もかわらなかったということかもしれません。

まず書き出しから「大国の興亡」の著者ポール・ケネディ教授との会話で、ケネディ教授から「80年代以上の日本と日本人が明確なNational Purpose(国家目標)をなくし、改革に必要なNational Unity(国民的結束、私は国家結束と訳すべきと思うが)を欠いている」と指摘されたとあります。

現在の我が党の不評もこの点にあるのではないかと思います。

また、トインビーの文明衰退論から社会衰退の原因として「自己決定能力の喪失」を持ち出し、「国家の衰退に不可抗力はない」、つまり国家の盛者必衰という宿命論は誤りであると指摘しています。

そして、外来の勢力が蹂躙しても文明は滅ばず、衰退の原因は自らの内にある「虚ろなもの」としています。それは、ミメーシス【ギリシャmimēsis】の欠如であるとしています(この点、私の理解が間違っているかもしれません)。

なお、ミメーシスの復讐として、大衆をコントロールするためのミメーシスに指導者たちが自分自身でかかってしまう。大東亜戦争やバブル期の日本リーダーはこの落とし穴にはまったとしています。

 

本書を読んで考えさせられることは多いですが、ポイントを挙げるならば

1.我が国に時代に即した国家目標が必要であること。

2.そして、その国家目標は、我が国の長い文化や文明に基づくもであること。

ではないかと考えます。

少子化対策を含む社会保障、財政再建、経済成長と短期的な課題は見えていますが、これらを俯瞰するより高い視点を政治から提示しなければなりません。

このgooglebooksで160ページくらいまで読むことができます。

 

「はるかな記憶」 カール・セーガン著

「はるかな記憶」 カール セーガン著を読み終えました。
チンパンジーも、言語を使い、地位(ポジション)を持ち、集団を作り、
縄張りを争っています。

古来より哲学者たちが考えてきた、人間の定義というものを深く考えなおしました。
・思考する
・助け合う
・コミュニケーションをする
こうしたことは、実は人間に限らず、いろんな生物が対応してきています。

人間といっても、DNAは他の生物とそんなに変わっていないのか?と思いました。
また、逆に全ての生物は根っこが一緒であり、生物はみな兄弟なのでは?とも思いました。

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