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ふじすえ健三が実行したい1つ目の政策は、日本がアジアに視点をおいて外交戦略を作っていくことです。米国での留学生活や大学教員として接したアジア人留学生からの経験より、これからの時代、日本はアジア諸国と共に繁栄する必要があると実感しています。

外交で生きていく日本

日本は、食糧自給率がカロリーベースで40%(図1-1)、エネルギー自給率が20%(図1-2)と、国民が生きていくために最低限必要な食糧とエネルギーの大半を外国から輸入しています。つまり、日本が外交上の失敗を犯すと、日本には食糧もエネルギーも入ってこなくなる可能性が高いのです。この悲劇は、1970年代のオイルショックを経験された方ならば、直感的に理解できると思います。

なぜ外交には戦略が必要なのか?

そのため、このような失敗を犯さないために最初にしなければならないことは、外交に対する基本方針を考えること、つまり外交戦略を持つことだと思います。今までの日本は、諸外国と一時的にうまくやるために、場渡り的な対応をとってきました。しかし、日本独自の意見を持ち、戦略を持って外交を進めていかないと生きていけない国だという認識を皆さんにも持って欲しいと思っています。

外交の視点を米国からアジアへ

日本の国防費は、予算上では世界トップクラス(約5兆円)です(図1-3)。そのため、防衛力という観点から、アジアでは絶対的な存在感があります。私が大学教員だった時アジア人留学生と話をしても、彼らは日本の軍備拡大を本当に心配しています。つまり、アジア諸国は自衛隊を軍事力とみなし、脅威に感じているのです。
一方、経済の視点から見れば、現在、中国は米国をしのぐ貿易相手です。また、アジア経済は順調に発展しており、アジア諸国との外交なくして、21世紀における日本の繁栄はないと思っています。
米国に防衛の一翼を担ってもらっているのは事実ですが、米国一辺倒でなくアジア諸国との戦略的な外交に向けて、日本は歩みだす必要があると思います。

※より詳細をご覧頂ける場合は、下記を参照ください。
外交戦略
外交戦略に関する質問への回答
憲法に関して
[スパート3] 外交政策:平和を基盤としたバランスが取れた外交


図1-1 日本の食糧自給率
(『我が国の食料自給率  平成1 4 年度食料自給率レポート』平成月15年12月 農林水産省 http://www.kanbou.maff.go.jp/www/anpo/sub63.htm


図1-2 日本のエネルギー自給率
(科学技術振興機構「原子力図書館 げんしろう」Webサイトよりhttp://aec.jst.go.jp/jicst/NC/iinkai/teirei/siryo2003/kettei/kettei030819/13.pdf


図1-3 主要国の国防費
(平成15年度版 防衛白書 http://www.jda.go.jp/j/library/wp/15/2003/pdf/15230000.pdf


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